ロンブー、コンビ愛見せた復帰会見「戻ってくる場所はここ」 “お互いの好きなところ”発表も＜ロンドンブーツ1号2号記者会見＞

田村淳＆田村亮「隣にいてくれる方がやんちゃできる」「戻ってくる場所はここ」

会見終盤、改めて「ロンドンブーツ1号2号は自分にとってどんな存在か？」と聞かれると、淳は「亮さんが隣にいる、いないじゃ最終的に受け止めてくれる人がいる状態といない状態。それを2019年に味わったので、僕は亮さんが隣にいてくれる方がやんちゃできるというか自由に動き回りやすいなと感じました」と昨年の状況を思い返して回答。

亮は「今回の復帰のことで淳に道筋を作ってもらって本当に感謝してますし、今日一緒にトークライブをやって、僕が至らないところを淳が補ってくれたり。場所がないと自分の気持ちが落ち着かないというか戻ってくる場所はここなんだなと思いました」とライブを終え、居場所を再確認したことを明かした。

さらに、以前淳が「前より亮のことが好きになってる」と発言したことを受けて、「お互いの好きなところ」という質問も。淳は「こんな場所で言うのはあれなんだけどまっすぐなところ、嘘つかないところ」とあげたが、「嘘ついたけどな！」と亮に目線を向け自分でツッコミ。「嘘をつききれない。説得力に欠けるかもしれないんですけどまっすぐで純粋で不器用で無骨で…みたいなところが魅力だなと思うんで、社長としてもそういうところを推していきたい」と続けた。

対して亮は「淳が今でこそ僕の復帰に関してすごく裏で立ち回って動いてくれたところを見て、（皆さん）『ちゃんとしているな』と思ったと思うんですけど、若いときからチャラチャラはしてるけど男気があった。そういうところが知られてなかったからこういう風に表に出て『見直した』って言われているのが僕からすると、それに甘えてたわけじゃもちろんないんですけど、伝わってくれたかなと。カッコいいなと思いました」と今回の騒動を経て、淳の世間の見え方が変わったことに喜びをにじませた。

「お互いの好きなところを言い合う」という結婚会見のような状況に恥ずかしくなったのか、亮が答え終わると淳は「すっごい時間が流れましたけど…」と一言。最後の質問だったため、質問が終わると写真撮影を求められ肩を組んで対応した2人。密着させようとする報道陣に苦笑しつつ、笑顔で応じた。

また、会見中は“社長”という立場の淳に向け、亮が敬語を使う場面もしばしば見られ、淳は「舞台の上では“淳”って呼び方を許可してますけど、裏では“社長”って呼ばないと振り向かない（笑）」と話し、上下関係をネタにしていた。

田村亮、活動復帰

亮は昨年6月に報じられた闇営業問題を受け、活動を自粛して以来の活動復帰。

昨年7月に亮が雨上がり決死隊・宮迫博之と会見をした場所でライブを行った。

会見は株式会社LONDONBOOTSと吉本興業の2社で実施。

会見前は原点回帰として赤髪になった淳が仕切って前説を行い報道陣を和ませ、全員の準備が整うと、会見がスタート。

「ロンドンブーツ1号2号です。よろしくおねがいしまーす！」と金髪の亮を連れて元気に姿を現すと、淳は「謝罪会見じゃございませんので、これから先田村亮がどうしていくのかを話したいと思います」と挨拶。

緊張した面持ちの亮は「皆さん忙しい中足を運んでもらいありがとうございます。去年起こした騒動で心配やご迷惑をおかけした方々誠に申し訳ございませんでした」と頭を下げると、淳も一緒に頭を下げ、「復帰会見ということでお手柔らかにお願いします」と笑顔で話した。

なお、会見は2人のTwitterアカウントでも生配信され、2人の背後にはYouTubeの動画用のカメラも設置され、2人の目線から会見の撮影が行われていた。

ロンブー田村淳、相方・亮と「株式会社LONDONBOOTS」設立

亮は昨年6月7日、宮迫らとともに特殊詐欺グループとされる反社会的勢力主催の会合へ参加していたことが報じられた。

吉本興業は書面にて7月19日、宮迫のマネジメント契約を解消したことを発表。20日に宮迫と田村が2人で謝罪会見を行った。

その後、昨年12月に淳が亮とともに「株式会社LONDONBOOTS」を設立したことを発表。同社は、亮の「今後の人生で再び芸能活動をしたい」という意思のもと、設立。淳が代表取締役を務め、「吉本興業から独立する為の会社ではなく、田村亮と吉本興業を繋ぐ為の会社です」と明言していた。

そして今年1月10日に吉本興業が同社との間で専属エージェント契約を結び、芸能活動を再開させていくことを発表した。（modelpress編集部）