大貫勇輔「グランメゾン東京」で存在感 圧巻ダンス・高い演技力…話題作でインパクト残す【注目の人物】

大貫勇輔「高嶺の花」「ルパンの娘」「グランメゾン東京」など話題作に出演

大貫は、1988年8月31日生まれ、神奈川県出身の31歳。ダンサー、俳優として活躍している。祖父は体操のオリンピック強化選手、母や伯母も元体操選手という運動神経に秀でた血統に生まれ、7歳でダンスを始める。

17歳からプロダンサーとして、舞台「ロミオ＆ジュリエット」、「メリー・ポピンズ」など、数々の作品に出演。バレエ・ジャズ・コンテンポラリー・アクロバットなど多岐にわたるジャンルを踊りこなす。

昨年放送された、女優の石原さとみ主演を務めた日本テレビ系「高嶺の花」では、華道界の名門・京都神宮流の次期家元候補の神宮兵馬役として登場し、視聴者からは“兵馬様”と親しまれた。

また、今年7月期に放送された、女優の深田恭子が主演を務めたフジテレビ系「ルパンの娘」で、主人公・三雲華（深田）の幼馴染の泥棒・円城寺輝役を務め、劇中でも華麗なダンスを披露して、「歌って踊っている人すごい！」「何者！？」と話題に。

さらに、現在出演中のTBS系日曜劇場「グランメゾン東京」では、第3話から部門シェフの柿谷光役として登場。視聴者からは「柿谷さんが気になる」などと反響を集めている。

2020年には、映画「キャッツ」ではスキンブルシャンクス役で自身初の日本語吹替え版を担当するほか、舞台「ねじまき鳥クロニクル」、ミュージカル「ビリー・エリオット～リトル・ダンサー～」など話題作の出演が控えている。

端正な顔立ちで、プロダンサーとしての実力のみならず、さまざまな役柄をこなす演技力を兼ね備えマルチに活躍する大貫に、改めてデビューのきっかけや「グランメゾン東京」出演の心境に迫った。

大貫勇輔、ダンサーだけでなく“俳優“になったきっかけは？

― まず芸能界デビューのきっかけを改めて教えて下さい。

17歳でプロダンサーとしてデビューし、23歳の時にミュージカル『ロミオ＆ジュリエット』の「死のダンサー役」のオーディションがきっかけでホリプロに所属しました。

それまではダンスが全て！と思っていましたが、その時のリハーサル中のお芝居と歌を見て聞いて、自分もこういう風に歌やお芝居でも人を感動させたいと思い、「俳優」として生きようと決心しました！

― 「高嶺の花」「ルパンの娘」、そして今回の「グランメゾン東京」など話題のドラマへの出演が続いています。反響は感じますか？

ありがたいことに毎回ものすごく感じています。毎ドラマ、印象に残るセリフがあるのですが、友達から会うと第一声にそのセリフを言われたり、街中を歩いていると役名で呼ばれたり（笑）。

今回の「グランメゾン東京」では『雲丹出とるやないか！』と結構突っ込まれています（笑）。

こないだの撮影現場で、木村さんにもそう突っ込まれたのが嬉しかったです！一瞬、本当に怒られたのかと勘違いして、めちゃくちゃビビりましたが…（笑）。

大貫勇輔「グランメゾン東京」共演者・木村拓哉の大ファン

― 「グランメゾン東京」への出演が決まったときの心境を教えて下さい。

木村拓哉さんのことが中学生の頃から大ファンで、格好や仕草、喋り方も一時期真似したりしていたので、今回共演できること、本当に嬉しかったのです！

でも、台本を読んだら裏切る役柄と知り、ショックでした（笑）。

― 「グランメゾン東京」で演じている柿谷の役作りのこだわりや視聴者に注目してほしい点はありますか？

近年、所作や仕草、動きや喋り方でミュージカル的な、ダンサー的な要素を入れることのできる特徴的な役が続いていたのですが、今回はそれを封印して、いかに印象に残せるのかということを考えました。

柿谷光は裏切り者というスタンスですが、彼の主観では彼自身も必死に生きている一人の人間であるということを意識して演じているので、そこを感じて見て頂けると嬉しいです！

― 「グランメゾン東京」の撮影現場の雰囲気や、共演者と関わるなかで印象に残っているエピソードがあれば教えて下さい。

現場は本当に温かく、楽しく、そして時に緊張感のある刺激的な現場です！

特に印象に残っていることは、常にキャストの皆さんがこれからの台本のことや芝居のことをスタッフの方々と、キャスト同士でも話し合っていて、みんなで作品づくりをしている感がすごくて本当に勉強になっています。

大貫勇輔、挑戦したいことは時代劇

― ダンスが得意な大貫さんですが、今後お仕事で挑戦してみたいことや、力を入れていきたいことはどのようなことですか？

お芝居をもっともっと追及していきたいです！今後は和物系、例えば大河ドラマなどの時代劇にも挑戦していけたらと思います！

そして声のお仕事、ミュージカルや声優なども極めていきたいです！ダンスは僕の人生にとっては切り離せないものなので、死ぬまで踊り続けるつもりです！

― モデルプレスの読者には夢を追いかけている若い読者が多いのですが、大貫さんが考える「夢を叶える秘訣」や、これまで夢を叶えるために実践してきたことを教えて下さい。

愛するものや人を沢山つくること、だと思います。

苦しくなった時や挫けそうになった時にそういうものや人を想うと頑張れたので、今の僕があります。あとは全てのことへの感謝の気持ちが大切だと思います。

（modelpress編集部）

大貫勇輔（おおぬき・ゆうすけ）プロフィール

生年月日：1988年8月31日
出身地：神奈川県生まれ
身長：180cm
特技：アクロバット
趣味：旅行、映画鑑賞