「美笑女グランプリ」グランプリに高野渚さん 感極まるファイナリストも
2019.11.18 22:25
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16日、大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA TTホールにてコンテスト『美笑女グランプリ』が開催され、高野渚さんがグランプリに輝いた。
「美笑女グランプリ」とは
『美笑女グランプリ』はアイドル・女優・バラエティタレントの枠を越えて活躍できる“笑顔のステキな女性”“笑顔を届けられる女性”を発掘し、令和No.1の女性タレントを育成すべくスタート。これまでの審査の様子は『マンモスター+』(MBSテレビ/毎週水曜25:59~)で紹介されており、この日は応募総数2307人の中からさまざまな審査を勝ち抜いてきたファイナリスト9人が、熱いバトルを繰り広げた。また、この日はMCのアキナ(山名文和、秋山賢太)、アシスタントの渋谷凪咲(NMB48)、スペシャルサポーターの井上裕介(NON STYLE)、特別審査員の品川ヒロシ(品川庄司)、乙葉が参加した。
NMB48渋谷凪咲が登場
まずはアキナと渋谷が登場し、同コンテストの概要を説明。見事グランプリに輝くと、よしもとグループへの所属に加え、いきなりドラマ出演というビッグな特典も。また、出場者のレベルの高さから、準グランプリ1人、審査員特別賞2人も別途選出されることが発表され、場内にどよめきが起こった。続いて、『マンモスター+』内でファイナリストたちとロケを行うなど、ここまでの戦いぶりを見守ってきた井上が呼び込まれた。井上は「不可能やけど全員が1位になってくれれば」と思い入れたっぷりの様子。誰が1位になるか全く予想がつかないとのことで、「僕の中では9種類の素晴らしい笑顔があるから1位なんて決められない。これで好感度上がります?」と下心ものぞかせ笑わせた。
ファイナリストがステージへ
審査に当たるのは、山田雅樹氏、松丸淳生氏、若林毅氏、品川、乙葉の5人。品川はグランプリ特典として、優勝者が出演するドラマ(2020年WOWOWで放送予定)の監督を務めており、演出する側からの目線でも厳しいジャッジを行う。そして、いよいよファイナリストがステージへ。植木紗羅良さん、可知紅葉さん、山中遥希さん、佐藤綾香さん、神田葉月さん、岡村佳恵さん、三宅志奈さん、山田梓帆さん、高野渚さんの順で、ウォーキングとポーズ、“笑顔”でファーストインプレッションを競う。
個性豊かな自己PR
最初の審査は「自己PR」。自分の得意なことならなんでもOKとあり、アカペラで得意の歌を披露したり、キレのあるダンスでわかせたり、ホルンの美しい音色を聴かせたりと、バラエティー豊かな内容で観客の目を釘付けにする。中には、アニメのモノマネや円周率を50桁までそらんじるという個性派も。続いての「演技」では、あらかじめ渡されている台本に沿って、演技力を争う。台本は2パターンあり、事前に4人と5人で公平に振り分け。ファイナリスト自身でセリフを考えるアドリブポイントも入っている点も注目。相手役として、ロングコートダディ(堂前透、兎)とカベポスター(永見大吾、浜田順平)が参加した。
アドリブで寸劇に挑戦
前半組4人は、『レンタルお父さん』と題した寸劇に挑戦。幼い頃に父を亡くしたハルカのために、兄が“レンタルお父さん”を連れてくるというストーリーで、反発しながらも、誰より自分を大切に思ってくれる兄の存在に気づく、心の動きを演じなければならない。兄に相談する悩みごとの内容はそれぞれがアドリブ。兄に扮する浜田とレンタルお父さん役の永見を相手に、植木さん、可知さん、山中さん、佐藤さんが思い思いの“ハルカ像”を作り上げていく。
後半組5人は、『クリスマスの告白』をテーマにしたラブコメタッチの寸劇を披露。幼なじみに告白するナツミの揺れる思いや、彼女に恋する同級生の乱入などを盛り込んだ内容で、告白のセリフがアドリブとなる。
思いを寄せられる幼なじみに堂前、ストーカー役に兎という配役で、神田さん、岡村さん、三宅さん、山田さん、高野さんが恋する女の子になりきった。
涙のファイナリストも
最後の審査は「手紙朗読」。「十年後の自分へ」というテーマでそれぞれが書いた手紙を、自分で読み上げる。オーディションに挑戦中のリアルな思いや、夢に描く10年後の理想像、家族や友だちへの感謝、心の内をさらけ出す手紙を読みながら、感極まって涙を見せるファイナリストも見られた。
全員の朗読が終わり、審査員は別室で会議を実施。結果を待つ間、和牛、見取り図が漫才で楽しませる。
さらに、Jewelが華のあるボーカルとダンスで圧倒。オーディションを見守って少し疲れた観客の心を、極上のパフォーマンスでほぐした。
山中遥希さん、悔し涙流す
審査が長引いているということで、追加で10分の休憩を挟み結果発表。「それぞれ個性があるから難しかった」(品川)と審査員も苦労した様子だった。ステージ上に全ファイナリストが呼び込まれ、運命の時を迎え審査員特別賞は、山中さんと岡村さんが受賞。悔し涙で大泣きの山中さんに、笑顔満開の岡村さんと、好対照な反応を見せた2人。山中さんは「世の中の“美少女コンテスト”でも審査員特別賞の方が有名になっている」とポジティブな発言で負けん気ものぞかせて笑いを誘った。
準グランプリの佐藤さんは、自己PRで「吉本興業の社員になりたい」という夢も語っていた変わりダネ。乙葉は「夢に向かってまっすぐなところ」を評価したと明かした。
高野渚さんがグランプリ
そして、グランプリは高野さん。品川は「演技、ダンス、受け答え、手紙…トータルバランスでパフォーマンスが高く、全員一致で決まりました」とコメント。高野さんは「(オーディションの)この2カ月ですごく成長できた。私の力だけじゃなく、家族、友人の支えもあってのグランプリ。すごく感激しています」と笑顔で話し、「(グランプリを)獲ったからには、令和で一番になれるよう頑張ります」と意気込みを語った。
乙葉、ファイナリストにエール
締めくくりに、乙葉は「人生は本当に長いので、ここで夢が終わってしまったと思うのは間違い。あきらめずに頑張って」と惜しくも選ばれなかったファイナリストにエール。品川も「グランプリを逃したことで広がるチャンスもある。ここがスタート地点と思って将来に向かって羽ばたいていってほしい」と呼びかけていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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