高畑充希主演「同期のサクラ」、じいちゃんの“FAX名言”が刺さると話題<まとめ>
2019.10.30 22:00
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女優の高畑充希が主演を務める日本テレビ系水曜ドラマ「同期のサクラ」(毎週水曜よる10:00~)の第4話が30日、放送される。ここでは、これまでの放送から主人公サクラの祖父・柊作(津嘉山正種)の心温まる名言を紹介する。
高畑充希主演「同期のサクラ」
同作は、主演に高畑、脚本に遊川和彦氏を迎え、「過保護のカホコ」の制作チームが再結集して制作されるオリジナルドラマ。過疎の離島で育ち、故郷の島に橋をかけるという夢のためにどんなときも自分を曲げず、忖度できない主人公・北野サクラ(高畑)が、ゼネコンの花村建設に入社し、同期たちと出会った2009年の春から10年間を1話ごとに1年ずつ描いていく。「同期のサクラ」“じいちゃん”からのFAXに反響
東京で働くサクラは、故郷の美咲島で暮らす祖父・柊作(津嘉山)とFAXでのやり取りを欠かさずしている。日々会社生活に奮闘するサクラだが、困難や葛藤など壁にぶつかったときに、祖父の激励の言葉から突破口となるヒントを得ることも。そんな祖父が達筆に綴ったメッセージに注目する視聴者も多く、ネット上では、「毎回じいちゃんからのFAXで泣かされる」「手書きなのが温かい」「胸にささる」「説得力ありすぎる」「感涙」「グッとくる…」「胸熱」「語録本出してほしい」などの声が多数。ここでは、そんな“じいちゃん”からの温かい言葉を振り返る。
「自分にしか出来ない事がある」(第1話)
第1話は2009年4月が舞台。大手ゼネコン・花村建設の新入社員となったサクラは、人事課の火野すみれ(相武紗季)の指導の下、ビジネスマナーや現場研修など3週間の新人研修を受ける。最終課題では、配属先の決定に影響する「日本の未来に残したい建造物の模型作り」に挑むことに。サクラは班のリーダーに選ばれ、同じ班になったのは、クールながら場の空気を読む百合(橋本愛)、社長を目指す野心家の葵(新田真剣佑)、応援部出身でアツい菊夫(竜星涼)、そしてネガティブ思考の蓮太郎(岡山天音)だった。
一同は、サクラの細かい要望に四苦八苦するも、締切前夜に最終課題の模型作りをなんとか完成させる。しかし、サクラが設計の甘さに気が付き、作り直したいと提案するが、百合から「いい加減にしてくれない?」と怒られる始末…。やがて、皆も作ることをやめてしまい、意気消沈するサクラを励ましたのが祖父からのこのFAXだった。
「サクラが好きだ だってお前には 自分にしか出来ないことがある」
この言葉から奮起し、サクラは翌日の模型審査会で作りなおした模型を持参する。しかし、サクラは希望の土木課への配属が叶わず人事部に配属されることに。
それでもサクラは同期の4人に「私には夢があります!一生信じあえる仲間を作ることです」と宣言し、「その仲間とたくさんの人を幸せにする建物を作ることです。それだけは諦められないので、私は自分にしかできないことをやります」とじいちゃんの言葉を借りながら決意するのだった。
「大人になるとは自分の弱さを認めること」(第2話)
第2話では2010年5月に。入社2年目になってもサクラの忖度できない性格は相変わらず。人事部では「経費削減のために無駄な残業時間を減らせ」という上からのお達しを受け、サクラは、すみれとともに各部署に残業削減をお願いしてまわる。その後、残業時間の長いと指摘された営業部では、特に菊夫の長時間労働が問題だと発覚する。サクラは営業部・部長の桑原(丸山智己)に「菊夫くんを定時に帰らせてもらえませんか」とお願いするが、「営業部には営業部のやり方がある」と怒鳴られ、言い合いになってしまう。
後日、社内で遭遇した桑原に「菊夫くんが体を壊して会社を辞めてしまっては困ります」と告げるが、菊夫は「俺なら大丈夫。この会社に入れたのは桑原さんのお陰だ」と無理を言いはる。
その夜、落ち込むサクラが祖父にFAXで「大人になれと言われるが、どういう人を大人というのか分からない」と相談すると、助言が届いた。
「大人になるとは 自分の弱さを認めることだと思う。自信はないが」
すみれからの連絡で、菊夫が過労で倒れて病院に運ばれたことを知り、サクラが病院に駆けつけると、菊夫は「なんのために働いているのかわからなくなった。どうしたらいいのか」とぼやく。
「それは私もわからない。菊夫くんは少し大人になったのだと思う。自分の弱さを認めることが、大人になることなのではないかと、じいちゃんが言っていた。私は会社のみんなを応援しようとする菊夫くんはすごいと思う」とじいちゃんの言葉を借りて励ますサクラ。続けて、「けれど、いま一番応援するべきなのは、あなた自身なのでは」と言葉をかけると、菊夫は涙した。
「本気で叱ってくれるのが本当の友だ」(第3話)
入社3年目となる2011年が描かれた第3話。クライアントの年輩男性からしつこく食事の誘いがあり困っていた百合は、事を荒立てずにセクハラを回避するためサクラに同行してもらうことに。しかし、サクラはクライアントを怒らせてしまい、翌日には広報部の部長からも怒られてしまう。東日本大震災の後、寿退社を決心する百合をサクラは必死に引き留めようとするが、そんな百合も怒りを爆発させ、大喧嘩に発展してしまう。
その夜帰宅したサクラは祖父にFAXで「同期と大喧嘩してしまった。仲直りしたいけれど、同じ空気を吸いたくないと言われてしまった」と打ち明ける。すると、祖父からこんな言葉をかけられる。
「いい人と出会ったな 本気で叱ってくれるのが本当の友だ 彼女と別れるな」
祖父からの教えを聞いたサクラは、退職日を迎えた百合に「百合さんは私にとっての友達だから。何があっても百合さんの味方でいる。私の友人になってくれませんか?」と大声で叫び、手を差し出す。
その後、泣きながら百合は引き返し、「あんたのせいで、彼にも謝らなきゃいけないし、上司にも頭をさげてもう一度働かせてくださいって言わなきゃいけない」とサクラに近づく。2人は仲直りして初めて名前を呼び合い、写真を撮るのだった。
毎話、続々と困難に直面するサクラ。乗り越えていくのか、“じいちゃん”の胸に残る言葉とともに最後まで見届けたい。(modelpress編集部)
情報:日本テレビ
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