りゅうちぇる&ラブリ、日本のダイバーシティ化に期待 「人と違う面があった」経験も語る
2019.08.23 16:48
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タレントのりゅうちぇる、ラブリが23日、都内で行われた「True Colors Festival−超ダイバーシティ芸術祭−」記者会見に乙武洋匡氏、IVANと出席した。
ラブリ「自分にしかできない役割を」
同フェスティバルは、2019年7月~2020年7月まで東京都内を中心に開催。2020年にかけて日本で初めて開催する“超ダイバーシティ芸術祭”では、障害者芸術に限定せず、障害、性、言語、国籍などを超え、みんながともに力を合わせてつくる芸術祭を目指す。芸術祭のアンバサダーに就任したラブリは「私は日頃から芸能活動とは別に、表現活動を行っていて、自分で言葉を書いたり、詩を書いたり、自分が思う言葉の形をいろんな形で展示をしているので、私ができることがあるんじゃないかなと思いますので、自分にしかできない役割を持って、いろんな場所で表現できたらいいなと思っています」と挨拶した。
りゅうちぇる「人と違う面があった」自身の経験語る
同じくアンバサダーに就任したりゅうちぇるは、同フェスティバルのメッセージを込めて作ったというTシャツを着用して登場。「僕も小さい頃から、男の子なので女の子が好きなんだけど、かわいいものが大好きだったり、メイクに興味があったり、人と違う面があったので、それが原因でからかわれたり、決めつけられたりして、本当の自分をみんなにわかってもらうのはいつ来るんだろうって思っていました」と自身の経験を振り返った。加えて「人にからかわれて自分を偽っていたときもありましたが、偽っていたことで本当の友だちができなかったりで、すごく孤独でした」と回想。
「そんな中で自分を偽らず、自分のままで生きて行きたい。このTシャツにも書いたんですけど、自分の色を信じて生きていきたいという風に思って、そうしたら大切な人にも巡り会えて、大好きな仕事にも巡り会えて、みなさんに応援していただいて、今の自分にようやくなれたので、僕のことを見てくださって、みんなが少しでも自分の色で輝けるように、今回のイベントを通してみなさんに伝えたることができればなと思っています」と目を輝かせた。
ラブリ&りゅうちぇる、意気込み語る
また、同フェスティバルでどんな催し物に関わってみたいか尋ねられると、ラブリは「私はアーティスト活動みたいなことをしているので、言葉を書いたり、声で発信したりとか、目で見えないものを耳で聞くことができるし、耳でできないことは触ることができるし、いろんな形で表現できるんじゃないかなと思っているので、私も一緒に考えていければなと思っています」と意気込み。りゅうちぇるは「アーティスト活動を去年からさせてもらっていて、それこそ『Diversity Guys!』という歌を出したので、それを披露できたらなあなんて思っています」と声を弾ませた。
ラブリ「昔より差別もなくなってきている」
さらに、同フェスティバルが来年の東京オリンピック・パラリンピックの開幕直前まで長期に渡って開催されることについて、りゅうちぇるは「いろんな色の人が、自分の色を信じて人前に出て勝負していくような、パラリンピックやこのイベントなど表現の場がこれからたくさんあることが嬉しいというか、今までコンプレックスだったことや、見せられなかったことをこうして人前で出して、より自分の自信になって、その人の人生も明るくなるし、見ている人も発見になったりするので、そういう風にして日本がどんどん素敵な国になって、ダイバーシティになっていけばいいなと思っています」と期待。一方、「いろんな人に楽しんでもらえるんじゃないかなと思っていて、昔より差別もなくなってきていると思うし、個人の世界になってきているなと思っている」というラブリ。「発信の仕方も自分が発信して人に届くという直で繋がっている時代になっているので、SNSを使ったりしてそれぞれが発信して、みんなが共有して、私たちのことなんだと思えるような社会になったらいいなと思います」と思いを語った。(modelpress編集部)
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