ジャニーズWEST桐山照史、ソロで初挑戦 南原清隆らとフジテレビ平成最後のゴールデンバラエティー特番MC

『ホンキで弟子入り！免許皆伝』企画のベースは…

はるか昔、時に1000年以上も前から、師匠から弟子に奥義が伝授され、現在まで脈々と受け継がれている超人的な「技」の数々。番組はそんな伝統の「技」の師範に、＜その道の才能があるのでは？＞と番組から選ばれし芸能人たちが弟子入りをし、本気で奥義の習得に挑戦をするドキュメントバラエティーとなる。

企画のベースは『FNS27時間テレビ にほんのれきし』（17年9月9日）と『FNS27時間テレビ にほん人は何を食べてきたのか？』（18年9月8日）内で放送された1コーナー「免許皆伝」。「免許皆伝」はMCを南原、村上信五（関ジャニ∞）、永島アナが務め、『FNS27時間テレビ にほんのれきし』内では、塚田僚一（A.B.C-Z）が居合道の、加藤諒が法螺（ほら）貝の、ボビー・オロゴンが流鏑馬（やぶさめ）の師範に弟子入りし、それぞれ免許皆伝に挑戦。塚田は本物の真剣を振り、加藤は唇をはらすまで法螺貝を吹き、オロゴンは弓矢のみならず乗馬から修行した。

また『FNS27時間テレビ にほん人は何を食べてきたのか？』では塚田が突きん棒漁の、アキラ100％と元シンクロナイズドスイミング日本代表の青木愛が海女漁の師範に弟子入りし、それぞれ免許皆伝に挑戦。塚田は長さ5メートル、重さ10キロの銛（もり）を手に130キロを超える巨大メカジキと格闘。アキラ100％と青木は、素潜りで規定時間内にサザエ800グラム、またはアワビ400グラムを採ってくるという免許認定条件に挑んだ。

MCの3人も最初は「できるわけがない！」と半信半疑だったが、芸能人たちが本気で免許皆伝を目指して修練に励むさまに心を奪われ、最終的に奥義を披露した際には感動を覚えることに。同時に、繊細かつダイナミックな「技」の映像、受け継がれてきた伝統の重み、その重みに挑む芸能人たちの見たことのないほど懸命な姿に、どちらも深夜での放送にもかかわらず、「免許皆伝」を観た視聴者からは反響。「ぜひ次回も見たい！」「深夜だけの放送では、もったいない！」といった声を受けて、今回、ゴールデン・プライム帯にて、大幅に内容をパワーアップして『ホンキで弟子入り！免許皆伝』を放送することとなった。

桐山照史、関ジャニ∞村上信五からバトン受け初の挑戦

そんな『ホンキで弟子入り！免許皆伝』では、「免許皆伝」と同じく南原と永島アナがMCを務めるのに加えて、村上からバトンを受け、新たに桐山がMCに決定。桐山が地上波放送番組のMCを務めるのは、グループではなく個人としては今回が初となる。

さらに免許皆伝に挑戦する「技」もゴールデン・プライム帯放送ということで、日本の伝統のもののみならず、なんと世界のものまで。奥義修得に挑むのは霜降り明星、塚田、藤田朋子、元競泳日本代表の松田丈志といった顔ぶれ豊かな4人。

霜降り明星が想像超える大仰天の独楽（こま）の技に、塚田が前回よりもさらに実践的かつ神業的な居合いに、藤田があまりに繊細で美しい芸術作品・薩摩切子に、松田が過酷すぎるスピアフィッシングに、それぞれ免許皆伝を目指して挑む。（modelpress編集部）

南原清隆コメント

Q：収録を終えての感想をお願いします。
「今回は、感動しました（笑）。免許皆伝への挑戦が4つあるのですが、それぞれに味があって、特に塚田さんの挑戦で、塚田さんを教えていた先生が最後に泣いたのを見て、僕もウルッときました。出演者の方が真剣に向き合って、それにちゃんと応えてくださる先生がいるという信頼関係が、とても胸に響きました」

Q：見どころなど、視聴者へメッセージをお願いします。
「令和という新しい時代を迎える中で、昔から綿々とつながっている技や伝統、そして培ってきた心があり、それを伝承させていく人、それに挑戦する人がいて。まさに時代を超えたドキュメンタリーとして、この番組を見て、楽しんでもらえればな、と思います」

桐山照史コメント

Q：収録を終えての感想をお願いします。
「初めて（個人として地上波番組の）MCをさせていただいたのですが、最初はとても緊張しました。汗も止まらなかったです。しかし、隣に南原さんがいてくださるという安心感がすごくあって、最終的には楽しんでやらせてもらえました。そして、この番組を通して、1つのことに一生懸命になるということは本当に素晴らしいことだと、改めて気付かせてもらえました」

Q：見どころなど、視聴者へメッセージをお願いします。
「この番組を見て、伝統の文化というものも知っていただきたいですし、それこそ薩摩切子をどうやって削っているのか、僕は知らなかったので、新たな発見がたくさんあると思います。そして、見ていただいた視聴者の方が今やっていること、たとえそれが伝統文化ではなくとも、やっていることをこれからも突き詰めてやっていきたいな、と思ってもらえたらうれしいです」

永島優美（フジテレビアナウンサー）コメント

Q：収録を終えての感想をお願いします。
「皆さんの集中力と熱意がものすごくて、本当に胸を打たれました。さらに今回は、塚田さんが実際にスタジオで免許皆伝への挑戦を披露するなど、これまで以上に臨場感のある“免許皆伝”だと感じました」

Q：見どころなど、視聴者へメッセージをお願いします。
「これまでは日本の文化の中での技や師弟愛をお送りしてきましたが、今回は日本の文化だけでなく、世界の文化というのも加わりパワーアップしているので、ぜひ、そちらにも注目していただければなと思います」