「中学聖日記」“黒岩くん”(岡田健史)の愛の名言 まっすぐ過ぎる言葉が刺さる<4選>
2018.12.09 13:09
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女優の有村架純が主演を務めるTBS系ドラマ『中学聖日記』(毎週火曜よる10時~)。中学生と女教師の“禁断の恋”を、儚くも美しく描くヒューマンラブストーリーの今作では、テレビの出演経験も演技経験もなく、事務所に所属して間もない新人ながら有村の相手役という異例の抜擢を受けた俳優の岡田健史が大きな話題に。その岡田が演じる黒岩晶は、モデルプレスが実施した「今期ドラマであなたが最も“胸キュン”したイケメンは?」をテーマにしたウェブアンケートでもぶっちぎりの1位を獲得するなど、その精悍なビジュアルと男らしい体つき、初々しくもまっすぐな演技の魅力にハマる人が続出中だが、同時に、「黒岩くんが言うからこそ刺さる」とまっすぐ過ぎるほどの晶のセリフも、ドラマに中毒性をもたらしているポイントの1つ。ここではそんな晶のセリフから、名言と言っても過言ではないセリフを紹介する。
目次
「中学聖日記」ストーリー
前半となる5話までは、片田舎の中学校を舞台に、クラス担任を務める新任教師・末永聖が、不思議な魅力を持つ10歳年下の中学生・黒岩晶と恋に落ちるまでが描かれ、5話のラストでは2人の密会やキスが問題となり、聖は依願退職、婚約者の勝太郎(町田啓太)と破局し、晶の目の前からも去った。6話からは、3年後のストーリーに。7話で、先輩の千鶴(友近)の紹介で、小学校で教師を続けていた28歳の聖と、18歳になった晶が運命的な再会を果たした。
「先生のこと、好きになっちゃいました。好きになっちゃいました!もう、どうしていいか、全然分かりません」…第1話
全てはここから始まった―――第1話なくして「中学聖日記」は語れない。大学卒業後、国語の非常勤講師を経て、片田舎の町・子星平にある子星中学校に赴任した聖。子どもの頃からの夢だった教師になり張り切るも、どこかやる気が空回り。晶は担任である聖になぜだか心奪われ、次第に見ていてイライラしている自分に気づく。最初は心とは裏腹の行動をとってしまう晶だったが、紆余曲折を経て自分の気持ちを自覚。
このセリフは朝の学校で叫んだもので、「好きになっちゃいました」からの「もう、どうしていいか、全然分かりません」の正直すぎる本音が「可愛すぎる」「やられた」「なんてピュアな告白…」と女子の心を鷲掴みに。ここから晶の聖への怒涛のアプローチが始まるが、このときはまだ聖も本気にしておらず、「先生、黒岩くんに嫌われていると思ってた、ありがとう」とにっこりと微笑み、告白を受け流したため、晶が戸惑う表情を見せたのも見どころ。
岡田はインタビューで「僕が『ありがとうってどういう意味だ?』という表情をしたら、スタッフの皆さんがなぜか大爆笑で。僕がセリフを言っている最中から、後ろの方で『くっくっくっく』って堪えた笑い声がするんです。『なんで笑うんだ!』と思いながらやっていましたが、思い出したら笑えるエピソードの1つです(笑)」と語っており、岡田の初々しい演技が、晶そのものの生きたリアクションとして生きたようだ。
「先生に優しくしたい」…第4話
晶への特別な感情に気付いたが、想いは一時のものだと、封印して教師として晶に接しようする聖。しかし、晶からメールを受け取り、花火大会後に約束の場所へ向かってしまい、海辺で2人は再会する。そこで、「今日だけ僕と一緒にいて下さい。それで僕先生のこと諦めます」と聖に伝え、「一緒にいて何するの?」と聞かれた晶が言ったセリフ。「先生に優しくしたい。先生と生徒とか婚約者がいるとか全部なしにして先生のことが知りたい」という訴えは聖の心を大きく揺さぶり、この後、聖は晶からのキスを受け入れた。
“教師を好きになる”ことを必死に反対する周りに対し、晶が自分の”好き”という感情を一番大切にしていることがよく分かる言葉で、この前のシーンで、自分に思いを寄せる同級生のるな(小野莉奈)に「先生と一緒に楽しくなったり、優しくしたりしたいだけなのに…」とこぼしていた。
このセリフに視聴者からは「ずっと頭から離れない」「こんな純粋な気持ちあるだろうか」という声が寄せられており、忘れかけていた恋愛の純粋な気持ちを思い出させてくれる晶らしいセリフだ。
「僕、もう18です」「僕はあの日のあのときのまんまです」…第7話
3年後に運命的に再会した2人。晶は「僕またここに来ていいですか?あの勝太郎っていう人とはもう別れたんですよね?もう担任じゃないですよね?僕、もう18です。岩崎(るな)とは別れます。会いにきちゃダメな理由ないですよね」と聖の手を掴んで訴え、「僕はあの日のあのときのまんまです。あの花火大会のあの海のまだ…。今度こそ誰が反対しても先生に会いに来ます」と3年前と変わらない気持ちをぶつけた。「僕、もう18です」は第5話で聖が晶を突き放したときに言った「あれは間違いだった。いけないことなの。あなたが15だから」への返事。そして、「僕はあの日のあのときのまんまです」は第9話での聖の「私も同じ。あの日のあのときのまま。花火大会のあの海に、私も。どうしたら忘れられるの?黒岩くんが好き…」という告白シーンへと繋がった。
「起きたこと全部大切だから忘れません」…第8話
こちらも晶の人間性がにじみ出ている、ピュアすぎるゆえに、グサグサと刺さるセリフ。「もう私に関わらないで。もう来ないで」と聖に突き放され、「過去を捨てて、全部切り捨てて新しい場所で新しい自分になれると思ってる。でもそれって幻想ですよね。僕なら過去をなかったことにしない、できない。起きたこと全部大切だから忘れません」と宣言。「僕ちょっとがっかりしました」と初めて聖へ失望の眼差しを向けた。
結果的にこの言葉もきっかけとなり、聖は現在の勤務先の小学校でも「今までのことなかったことにして自分に嘘をついて逃げ続けているようじゃ、何にも変われない。良い先生になるなんて無理です」と保護者の前で3年前の事件を告白した。
この言葉には「良いこと言うな…」「今まで一番グッとときたかも」という意見が多数あった。
最終章に突入した同作。残りの回でも、晶からどんなセリフが飛び出すかに注目だ。(modelpress編集部)
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