藤井流星(C)フジテレビ

ジャニーズWEST藤井流星、中山美穂と“禁断の恋” 佐々木蔵之介主演ドラマ「黄昏流星群」追加出演者発表<本人コメント>

2018.07.30 09:47

ジャニーズWESTの藤井流星が、俳優の佐々木蔵之介が主演を務め、女優の中山美穂、黒木瞳が出演するフジテレビ系10月期の連続ドラマ『黄昏流星群』(毎週木曜よる10時~)に出演することが決定。さらに、石川恋、礼二(中川家)、八木亜希子、小野武彦がレギュラー出演することも発表された。

同作は人生の折り返し点が近づき、これからの人生を考え始めた大人たちが、黄昏の空にきらめく流星のように最後の輝きを模索する物語。弘兼憲史氏による大ヒット漫画「黄昏流星群」の中から第1集「不惑の星」を原作とし、初の恋愛ドラマ主演を務める佐々木が、中山、黒木らと織り成す大人のラブストーリー。フジテレビ木曜劇場初出演となる藤井は中山の恋の相手、という禁断の役に挑戦する。

藤井流星、中山美穂と禁断の恋

藤井演じる有能な弁護士・日野春輝は、主人公の銀行員・瀧沢完治(佐々木蔵之介)の一人娘・美咲(石川恋)の婚約者。ある日、美咲を訪ねて瀧沢家までやってきた春輝は、庭先でバラの棘で指をケガした美咲の母・真璃子(中山美穂)と出会う。初めこそ美咲の母として接していた春輝だったが、夫との離婚を考え始めた真璃子の相談に真摯に乗り、ひょんなことから親しく接していくうち、彼女に惹かれる自分に気付いて…。

一方、真璃子も人生に立ち止まり悩んでいた時に、はっきりと自分の存在を肯定してくれる春輝を心の支えに思い始める。紳士的な彼の言動に心ときめき、ふとした触れあいに鼓動が高鳴り始め…。娘の婚約者ということで感情に蓋をする真璃子だが、春輝と美咲の結婚にはある秘密があり、思わぬ展開に進んでいく。『ミス・パイロット』(2013年10月期)のお調子者のパイロット候補生や、『ようこそ、わが家へ』(2015年4月期)でのストーカーなど、個性的な役どころを数々演じてきた藤井だが、王道のラブストーリーで恋愛する役を演じるのは今回が初めて。満を持しての恋愛ドラマで、優しくてスマートで年下なのに頼れる男・春輝を演じ、新たな魅力を発揮していく。

「新たな挑戦」という藤井は、相手役の中山について「ハードルは高いです。この作品はいろいろな世代の人から見てもらえるドラマだと思いますし、僕は僕なりに自分の世代を引っ張る思いで、頑張って蔵之介さんについていきたいで」と意気込んだ。

石川恋、藤井流星の婚約者に

石川恋(C)フジテレビ
石川恋(C)フジテレビ
一方、春輝の婚約者・瀧沢美咲を演じる石川。大手商社に勤務する美咲は、これまで一度も両親に心配をかけたことのない、しっかりしたタイプの一人娘。仕事一筋で家庭をあまり顧みてこなかった父・完治には反発しているものの、母・真璃子とは一卵性母娘のように仲良し。そんな彼女が結婚で家を出ることで、真璃子に大きな衝撃を与えるが、美咲は母にも言えない大きな秘密を実は抱えており、さらに大きな衝撃を瀧澤家にもたらす。

「CanCam」専属モデルや「東京ガールズコレクション」出演で若い女性を中心に人気の石川は、ドラマや映画を中心に女優としても活躍。フジテレビ系ドラマでは『警視庁いきもの係』(2017年7月期)以来の出演となり、木曜劇場には初出演。「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(通称「ビリギャル」)の表紙のリアルなギャルぶりで注目を集めた石川が、家族に隠れて複雑な事情を持つ20代女性をリアルに演じる。

礼二、八木亜希子、小野武彦の出演も決定

礼二(C)フジテレビ
礼二(C)フジテレビ
礼二(中川家)が演じるのは、完治の出向先の物流会社“荻野倉庫”の財務総務課長・川本保。 仕事のできる優秀な男で、フォークリフト乗りから、経理課長まで上り詰めた現場叩き上げ。その実、部長の椅子は銀行出向組が座る、ということに不満をもっており、完治に対してつらく当たってしまう、という役どころ。世間では“出される”側の悲哀がフォーカスされがちだが、川本の役は“受け入れる”側の悲哀を体現した役であり、主人公の完治と並び“サラリーマンの黄昏感”の象徴とも言える役。

八木亜希子(C)フジテレビ
八木亜希子(C)フジテレビ
一方、八木演じるバツイチの翻訳家・水原聡美は、真璃子と大学時代からの女友達。おしゃべりで快活なその性格から、真璃子にとっては良き話相手となっていく。大学卒業後、長年イギリスにいた経験や新情報に頻繁に触れる職業柄、内向きになりがちな真璃子に助言を繰り出す。また、完治のことも学生時代から知っているため返って手厳しく、「早く離婚しなさい」とあおり始め…。

小野武彦(C)フジテレビ
小野武彦(C)フジテレビ
そして、小野が演じるのは、主人公・完治の行きつけの居酒屋「一番星」の大将、徳田和夫。左遷出向を打診された完治が茫然自失でさまよった末に辿り着いた居酒屋で、完治の運命の女性・目黒栞(黒木瞳)も連れて行くようになる。行き場を失いがちな完治の良き相談相手となる大将だが、その正体は多くの噂がある謎多き人物である。(modelpress編集部)

藤井流星(ジャニーズWEST)コメント

Q.出演が決まった時の感想は?

「主演が佐々木蔵之介さんで、中山美穂さん、そして黒木瞳さんというそうそうたる俳優の方々に囲まれてやらせていただくことに緊張もありましたが、一つずつ勉強させていただきながら演じたいと思います。こんなにしっかりと人間ドラマを描いた作品は僕自身初めて出演させていただきますので自分にとって新たな挑戦です。この作品を経験して一皮むけたいと思っています。25歳のタイミングで出演できることをありがたく、そしてうれしく思っています」

Q.撮影してみていかがですか?

「台本には書かれてないことを現場に入ってその場で演出してもらうことがあるのですが、中山美穂さんとは初日の現場で初めてお会いし、そのまま距離の近い演技をすることになったのでとても緊張しました。撮影の合間は“暑いですね”と言いながらやっていました。真夏に真冬のシーンを撮っているので。今後コートを着る可能性もあるそうで、スーツだけでも暑いのに、コートを着て、マフラーを巻くとなるとちょっと心配ですね(笑)。佐々木蔵之介さんとの初の共演シーンは、ご一緒するというだけで緊張しましたし、しかも“婚約者のお父さんに初めて会う”というシーンだったので、撮影に入るまでかなり緊張感がありました。でも春輝は物怖じしない性格なので、監督さんとも話して、春輝らしく堂々とさっそうとやっていこう、と。撮影の合間には、関ジャニ∞の横山くんや同じジャニーズWESTの濱田と以前共演されているので、共通の知り合いの方のお話だったりをさせていただいています」

Q.ご自身の役どころについて

「自然に(女性と)スキンシップを取れる方っていると思うんですが、春輝はまさにそういうタイプ。普段の僕だったらそういうことはやれないですが、春輝の言動はドラマを見てる人には面白いと思います。主人公の奥さんと恋に落ちる青年ですが、世の中の奥さま方にも共感してもらえるよう演じられたら、と思います。二人の世界がどんな展開になっていくのかまだわからないですが…。今は、監督さんとディスカッションしながら役を作り上げている段階ですが、台本でイメージした以上にユニークな人になっていると思いますね」

Q.ドラマの見どころなど、視聴者の方へメッセージをお願いします。

「こんなに複雑な人間関係を描くドラマは中々ないと思います。主人公は海外で出会った女性と、僕は婚約者の母親と恋に落ち、その婚約者にも秘密がある。人間模様の濃いドラマです。毎話ごとに気になる展開があるので見逃さずに見て欲しいですね。僕の役にはある意味、少女漫画みたいな一面もあるので、そういう面にも期待してもらえたら、と思います。自分としては初めての役柄で挑戦がたくさんあり、しかもお相手が中山美穂さん!ハードルは高いです。この作品はいろいろな世代の人から見てもらえるドラマだと思いますし、僕は僕なりに自分の世代を引っ張る思いで、頑張って蔵之介さんについていきたいです。皆さんの期待に応えられるようクランクアップまで駆け抜けたいと思います」

石川恋コメント

Q.出演がきまった時の感想は?

「このご時世にかなり攻めている企画だと感じました。様々な意見が飛び交うだろうな、と。そのようなことも含めて、思いっきりぶつかっていこうと気合いを入れてクランクインしました。また、脚本が浅野妙子さんということで、『ラスト・フレンズ』を始め浅野さんの作品のファンでもあったので、ぜひ出演したいという思いも強くありました。複雑な題材ではありますが、一人一人の人間模様がとても繊細に描かれており、共感する部分も多く、物語が進むうちにそれぞれのキャラクターが愛しく思えてきます。目が離せないドラマになっていると思います!」

Q.撮影してみていかがですか?

「日に日にキャストの皆さんとの距離が縮まっているように感じます。特に、母親役の中山美穂さんとは“お母さん”“みいちゃん(役名が美咲なので)”と呼び合っていて、撮影が無い日も連絡を取り合ったり、本当の親子に近付いている感覚です。佐々木蔵之介さんも、様々なアドバイスをくださり、そのおかげで気付くことも多く、キャストの皆さんに引っ張っていただいていると日々感じています。監督さんやプロデューサーさんとも話し合いができているので、もやもやした気持ちを残さずお芝居できるようになっています。皆が一丸となって作り上げている雰囲気が心地よく、とても温かい現場なので、シリアスなシーンであっても安心して臨めています」

Q.ご自身の役どころについて

「瀧沢美咲というキャラクターは、幼少期に寂しい思いをした経験や両親の関係を間近で見てきたことから、24歳のわりに精神年齢はかなり高く、出来事を俯瞰して見る癖がついている女性です。どこか冷めた見方をしたり、問題が起きても自己完結して自身を納得させるのが上手かったり、そんな大人な一面がある一方で、誰にも見せない心の奥には少女のような心が今も消えていません。“黄昏世代”の両親には別の角度から“ど正論”をぶつけていきますが、厳しいことを言う場面でも家族に対する愛を忘れないよう意識しています。また、話が進んでいくうちに美咲自身の抱えている問題も明らかになっていくので、現実と理想の狭間で揺れ動く心情を丁寧に演じて行けたらと思います」

Q.視聴者の方へメッセージをお願いします。

「『黄昏流星群』は回を追うごとにどんどん面白くなっていくドラマです。様々な出来事が複雑に絡まりあっていき、人間関係も、一人一人が表に見せていた顔もどんどん崩れていきます。なので、ぜひ毎週観ていただき、いろいろなご意見ご感想をお聞きしたいです!そして個人的には、滑稽かもしれないけれど誰もが心のどこかに抱えているだろう感情を思いっきり暴き出して、挑んでいこうと思っています!ハッピーエンドなのか、バッドエンドなのか、結末がどうなろうとそれをしっかりと受け止め、瀧沢美咲という役を全うしたいです。ドラマが最終回を迎えるまで、ぜひ応援よろしくお願い致します!」

礼二(中川家)コメント

「久しぶりの連ドラ出演ということで、お話をいただいたときはとてもうれしい反面、不安もだいぶありました。ただ、僕が演じる川本保という役が、自分のネタに出てくる町工場のおっちゃんに似ているので、コントまじりに楽しみながら毎回撮影に臨めています。今回のドラマを通して、また新たにネタになりそうな人を探しながら、一生懸命演じたいと思います」

八木亜希子コメント

「お話をいただいた時、中山美穂さんの大学時代からの友人で良き相談相手と伺い、うれしく思いました。撮影はほとんどが中山さん演じる真璃子と二人のシーンです。ご一緒するのは初めてで、その素敵なオーラに緊張しましたが、撮影の合間も絶えず台詞の練習に付き合ってくださって、温かく助けていただいています。私が演じる水原聡美は、翻訳家として成功したバツイチの女性で、名前も奇麗だし、かっこいいイメージで臨みましたが、どうもちょっぴりコミカルなところもあるようです。お話も、台本が届くたびに瀧沢夫婦の恋の行方にドキドキしながら読んでいます。大人の恋の物語、私も今後の展開が楽しみです」

プロデューサー・高田雄貴(フジテレビ第一制作室)コメント

藤井流星さん、タイトルと名前が一致という意味でも運命のキャスティングですが、藤井さん演じる春輝も魅力溢れる役柄になっています。結婚に突き進みつつ、婚約者の母親に淡く恋してしまうという繊細な役ですが、“知的で上品で温かい”藤井さんの新しい素敵な一面を存分にご覧いただけると思います。藤井さんの真正面ラブストーリーにご期待ください!石川恋さんには、一見普通の女の子に見えて、実は非常に刺激的な役・瀧沢美咲を演じていただきます。彼女も春輝同様、秘密を抱えながら、結婚に突き進みます。石川さんは意思を感じさせる強い瞳が印象的な女優さんですが“その瞳の奥底に潜む闇が何なのか”を考えながら作品を見て頂けるとより一層ドラマを楽しんで頂けると思います。礼二さんは、“倉庫会社の課長”という役を考えた時から礼二さんしか頭に浮かびませんでした。そして、その想像を超える“おっちゃん感”を出してくださり、お芝居のいたるところで礼二節全開です。主人公をいじめる立場ではありますが、“出向者を受け入れる側の黄昏感”をユーモアも交えて愛らしく演じてくださってます。八木亜希子さん演じる聡美は、真璃子に様々な気付きを与える役ですが、“言葉を温かく伝えられる方がいいな”と思っていましたので、温かい雰囲気漂う八木さんに熱烈オファーさせて頂きました。そして、この聡美は、劇中では子供を持たず仕事をバリバリしてきた女性の想いを吐露する役割もあります。その一面にもご期待ください。そして、小野武彦さん、非常に軽妙なセリフ回しが印象的な役者さんですが、今回はあえて寡黙な居酒屋の大将を演じていただいています。実は、大将は原作の別のエピソードの登場人物をモチーフにした役柄で、佐々木蔵之介さん演じる完治の心の声を聞いてあげられる唯一の相談相手です。蔵之介さんとの濃密なお芝居合戦が、今から楽しみです。個性豊かな役者さん達が、佐々木蔵之介さん、中山美穂さん、黒木瞳さんと奏でる黄昏流星群に、是非ご期待ください!」

あらすじ

主人公の瀧沢完治(佐々木蔵之介)は、入社以来仕事一筋、金融再編などの荒波の中、脇目も振らずこつこつと努力を積み上げ支店長まで登り詰めた銀行員。恋愛の末一緒になった妻の瀧沢真璃子(中山美穂)とも最近では会話が減り、年頃の娘・瀧沢美咲(石川恋)とも距離ができていたものの、平和な家庭生活とまっとうな人生をためらいなく受け入れていました。そんなある日、理不尽な理由で取引先への出向を突然命じられてしまう完治。予期せぬ左遷宣告にショックを隠しきれず「なんだったんだ、俺の会社人生は…」と仕事一辺倒だった自分の人生に疑問を抱き始めます。どん底に突き落とされ、自分の人生を見失いかけていた完治がふと目にしたのは、一枚の雪山のポスターでした。「明日からスイスに行ってくる」家族に出張と偽り、単身でスイスへ…。傷を癒やすべくスイスアルプスにやってきた完治は、吹雪の中マッターホルンを目指しゴンドラに乗り混みます。そこへ一人の日本人女性の姿が…。品のあるたたずまい、知性あふれるその女性・目黒栞(黒木瞳)もまた単身旅行中でした。雪に包まれた山の頂を月が照らす夜、他人とは思えないほど意気投合する二人ですが…。一方、真璃子は夫が浮気をしているかもしれない、と疑いながらも思いを口にできずにいました。そんな真璃子もまさかの相手、娘の婚約者・日野春輝(藤井流星)と禁断の恋に落ちてしまい…。許されない恋、募る思い…。胸の奥にぐっと抑えた三人の“恋”がドラマチックに動き出した時、心揺さぶられる大人たちの物語が幕を開けます。

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