V6井ノ原快彦が涙 「何よりも僕の宝物」寺尾聰からの言葉が熱い<特捜9>
2018.06.13 06:00
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V6の井ノ原快彦が主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『特捜9』(毎週水曜よる9時~)がこのほどクランクアップを迎えた。
同作は、主任・浅輪直樹(井ノ原快彦)の声掛けにより一癖も二癖もある個性派刑事たちが、謎多き新班長・宗方朔太郎(寺尾聰)のもと、“特別捜査班”として結集、入り組んだ難事件に挑んでいくミステリー。複雑に絡み合う事件の謎を描いた物語と、濃厚なキャラクターを持つ刑事たちが織り成す人間ドラマで支持を集めた。
13日放送の最終回は、法務大臣夫人が刺殺された事件を追う中、9係が解散させられた“1年前の事件”と寺尾演じる宗方が警察を辞めることになった“5年前の事件”の真相が浮かび上がってくるという謎に満ちたストーリーだが、特捜班そろっての最後のシーンは未来を予感させる、和やかな場面。
抜群のチームワークを誇る特捜班らしく撮影はスムーズに進み、最後のカットを終えた直後、「これにて、特捜班は終了!」と監督から声がかかると、スタジオから一斉に大きな拍手が。その後スタッフから大きな花束を贈られたキャストたちは、それぞれ感無量の面持ちで感謝の思いを口にした。
井ノ原&寺尾のバースデーセレモニーでも涙を流した山田は「このドラマに参加させていただいたことは自分にとって、ものすごいご褒美だなと思いながら日々、演じさせていただきました。もし続きがありましたら、どうか新藤をクビにしないでください!」と、また涙ながらに懇願。井ノ原がやさしくティッシュを差し出す場面も見られた。
山田の涙につられたのか、その後は涙を浮かべながらのあいさつが続き、クールな吹越が「今、ものすごく寂しい気持ちです…」とサングラスの奥で涙を光らせると、羽田が「…まさか…やめて!!」と、もらい泣き。羽田もまた「12年間でここまで成長を遂げたイノッチの姿はまぶしくて美しくて、頼もしかった!本当に愛おしいチームだなと実感しています」と涙をこらえながら、メンバーへの“愛”を語った。
“主任”として、そして“座長”としてドラマを引っ張ってきた井ノ原は「この3カ月、主役ってどういうものなのだろうと、自分に問いかける日々でした。でも“お前が主役だからオレは出るんだ”と寺尾さんに言っていただけたことが、何よりも僕の宝物、そして力になりました」と途中、涙で声を震わせながらも爽やかな笑顔で語り、そのあいさつを聞いてすすり泣くスタッフも。
寺尾はそんな井ノ原を頼もしそうに見やり「今、ハッキリわかるのは井ノ原快彦が主役として、“太さ”を見せてくれるようになったこと。これからの井ノ原快彦がとても楽しみです!」とやさしい笑顔でたたえた。
主役ってどういうものなのだろうと、自分に問いかける日々でした。でも「お前が主役だからオレは出るんだ」と寺尾さんに言っていただけたことが何よりも僕の宝物、そして力になりました。そのおかげで、皆さんに愛される作品になったのではないかと思っています。もし寺尾さんに出会っていなかったらと考えると、本当にゾッとします。これから先、自分の50代を考えたとき、寺尾さんと出会えたことが僕の財産になりました。
スタッフ、キャストの皆さんには感謝の気持ちしかありません!本当にありがとうございました。
今回は、山ちゃん(=山田裕貴)と寺尾さんが加わってくださって、お2人とも10年以上前から一緒にやって来たかのように自然にいてくださいました。私たちは13年目にして、かわいい後輩と頼りになる大先輩を得たと思います。寺尾さん、私たちにアイデアや栄養をくださってありがとうございました!山ちゃん、新しい風を吹き込んでくれて、そして私たち全員を“親”にしてくれてありがとう。
イノッチ、主演お疲れさまでした。頼りになる兄さんたち、サッチー(=原沙知絵)また一緒にやりたいですね。本当に皆さんお疲れさまでした!
寺尾さんから日本映画の歴史を学んで、山ちゃんから日本映画の未来を教えてもらって…こんなに幸せな現場はありませんでした。本当にありがとうございました。
今年は『特捜9』という新しい形で入り、最初は皆で脚本のことなどいろいろ話し合うところからはじまって、最後まで撮り終えることができ、感謝しています。本当にお疲れ様でした。
スタッフの皆さん、そして井ノ原さんはじめキャストの皆さん、支えてくださってありがとうございました。俳優としてこのドラマに参加させていただいたことは自分にとってものすごいご褒美だなと思いながら、日々、演じさせていただきました。どうか、新藤をクビにしないでください!続きがありましたら、またやらせてください!“新藤亮”を作ってくれたのは僕だけではなく、ここにいる皆さんだと思っています。本当にありがとうございました。
今、ハッキリわかるのは井ノ原快彦が主役として、“太さ”を見せてくれるようになったこと。もう安心です。これからの井ノ原快彦がとても楽しみです!
主要キャストが一斉にクランクアップ
この日、まず特捜班のセットでクランクアップを迎えたのは羽田美智子、吹越満、津田寛治、田口浩正、山田裕貴、原沙知絵の6人。実は、井ノ原と寺尾聰の2人は最後に警視総監室セットでの撮影を残しており、時間差でのクランクアップとなった。13日放送の最終回は、法務大臣夫人が刺殺された事件を追う中、9係が解散させられた“1年前の事件”と寺尾演じる宗方が警察を辞めることになった“5年前の事件”の真相が浮かび上がってくるという謎に満ちたストーリーだが、特捜班そろっての最後のシーンは未来を予感させる、和やかな場面。
抜群のチームワークを誇る特捜班らしく撮影はスムーズに進み、最後のカットを終えた直後、「これにて、特捜班は終了!」と監督から声がかかると、スタジオから一斉に大きな拍手が。その後スタッフから大きな花束を贈られたキャストたちは、それぞれ感無量の面持ちで感謝の思いを口にした。
井ノ原&寺尾のバースデーセレモニーでも涙を流した山田は「このドラマに参加させていただいたことは自分にとって、ものすごいご褒美だなと思いながら日々、演じさせていただきました。もし続きがありましたら、どうか新藤をクビにしないでください!」と、また涙ながらに懇願。井ノ原がやさしくティッシュを差し出す場面も見られた。
山田の涙につられたのか、その後は涙を浮かべながらのあいさつが続き、クールな吹越が「今、ものすごく寂しい気持ちです…」とサングラスの奥で涙を光らせると、羽田が「…まさか…やめて!!」と、もらい泣き。羽田もまた「12年間でここまで成長を遂げたイノッチの姿はまぶしくて美しくて、頼もしかった!本当に愛おしいチームだなと実感しています」と涙をこらえながら、メンバーへの“愛”を語った。
井ノ原快彦、涙であいさつ
最後は、井ノ原と寺尾は警視総監室でのシーンに臨み、すべての撮影が終了。第1話で特捜班に任命されたのもこの警視総監室であり、最初から最後まで演じきった井ノ原は「OK!」の声がかかると、寺尾と向き合い、がっちりハグをかわした。“主任”として、そして“座長”としてドラマを引っ張ってきた井ノ原は「この3カ月、主役ってどういうものなのだろうと、自分に問いかける日々でした。でも“お前が主役だからオレは出るんだ”と寺尾さんに言っていただけたことが、何よりも僕の宝物、そして力になりました」と途中、涙で声を震わせながらも爽やかな笑顔で語り、そのあいさつを聞いてすすり泣くスタッフも。
寺尾はそんな井ノ原を頼もしそうに見やり「今、ハッキリわかるのは井ノ原快彦が主役として、“太さ”を見せてくれるようになったこと。これからの井ノ原快彦がとても楽しみです!」とやさしい笑顔でたたえた。
宮近海斗も感想語る
また、井ノ原ら特捜班メンバーのクランクアップから遡ること数日、新人鑑識課員・佐久間朗役を熱演してきたジャニーズJr.宮近海斗も撮影終了。先輩の井ノ原から「きょうで最後です!ありがとう!」と花束を贈られた宮近は充実感いっぱいの表情で「最初はとても緊張したのですが、毎回、現場に来るのが楽しみでした。自分自身、もっともっと成長して、次に皆さんとお会いするときは、“朗くん”じゃなくて“朗さん”になれるよう頑張りたいと思います!」と挨拶。羽田が「それは、本物の“あきら”さん(=寺尾聰)がいらっしゃるから、なかなか難しいかもね(笑)」と応じると、スタジオは笑いに包まれた。最後はその“本物のあきらさん”こと寺尾と並んで記念撮影をしてもらい、感激していた。(modelpress編集部)井ノ原快彦 コメント
第1話、この警視総監室のセットで、特捜班に任命されたことを思い出します。スタート時のことを考えると、昨日のことのようにも1年ぐらい前のことのようにも思えて、この3カ月で本当にいろいろなことがあったなと感じています。主役ってどういうものなのだろうと、自分に問いかける日々でした。でも「お前が主役だからオレは出るんだ」と寺尾さんに言っていただけたことが何よりも僕の宝物、そして力になりました。そのおかげで、皆さんに愛される作品になったのではないかと思っています。もし寺尾さんに出会っていなかったらと考えると、本当にゾッとします。これから先、自分の50代を考えたとき、寺尾さんと出会えたことが僕の財産になりました。
スタッフ、キャストの皆さんには感謝の気持ちしかありません!本当にありがとうございました。
羽田美智子 コメント
今年、イノッチ(=井ノ原快彦)を主演に迎えて新たにスタートしましたが、12年間でここまで成長を遂げたイノッチの姿はまぶしくて美しくて、頼もしくて…。私たち年上メンバーもイノッチに引っ張られるようにして進んできました。なにより素晴らしい反響が続いてきたことこそ、イノッチが背負ってきたものの結果だと思っています。改めて、本当に愛おしいチームだなと実感しています。今回は、山ちゃん(=山田裕貴)と寺尾さんが加わってくださって、お2人とも10年以上前から一緒にやって来たかのように自然にいてくださいました。私たちは13年目にして、かわいい後輩と頼りになる大先輩を得たと思います。寺尾さん、私たちにアイデアや栄養をくださってありがとうございました!山ちゃん、新しい風を吹き込んでくれて、そして私たち全員を“親”にしてくれてありがとう。
イノッチ、主演お疲れさまでした。頼りになる兄さんたち、サッチー(=原沙知絵)また一緒にやりたいですね。本当に皆さんお疲れさまでした!
吹越満 コメント
今、ものすごく寂しい気持ちです。明日からそれぞれがどこか別の場所に行って、また来年、『特捜9』という、帰るべき場所があればいいなと思っています。山田くんも寺尾さんも何年もずっと一緒にやってきたように思えて、僕も一緒に芝居することができてうれしかったです。本当にありがとうございました。津田寛治 コメント
このシーズンは寺尾さんと山ちゃんの2人が入ってくれましたが、寺尾さんが息を切らしながら「昔、黒澤組はこうだったよ」と刀の抜き方からいろいろ実演して僕らに見せてくださって、若い人に伝えようとしている姿に感動しました。その中に僕らも入っているわけですが、それを山ちゃんが一生懸命受けて、どんどん成長していく姿を見ることができました。寺尾さんから日本映画の歴史を学んで、山ちゃんから日本映画の未来を教えてもらって…こんなに幸せな現場はありませんでした。本当にありがとうございました。
田口浩正 コメント
山ちゃんのあとの挨拶は…ちょっと…(と涙ぐむマネをして…)、ごめんなさい、ウソ泣きでした(笑)!今年は『特捜9』という新しい形で入り、最初は皆で脚本のことなどいろいろ話し合うところからはじまって、最後まで撮り終えることができ、感謝しています。本当にお疲れ様でした。
山田裕貴 コメント
スタッフの皆さん、そして井ノ原さんはじめキャストの皆さん、支えてくださってありがとうございました。俳優としてこのドラマに参加させていただいたことは自分にとってものすごいご褒美だなと思いながら、日々、演じさせていただきました。どうか、新藤をクビにしないでください!続きがありましたら、またやらせてください!“新藤亮”を作ってくれたのは僕だけではなく、ここにいる皆さんだと思っています。本当にありがとうございました。
原沙知絵 コメント
『特捜9』がスタートする前から、それぞれの部署の皆さんがいろいろと練りながら作品を作っていく姿を拝見していました。反響もよく、皆さんといい雰囲気で終わることができて、本当によかったなと感激しています。本当にありがとうございました!寺尾聰 コメント
10年以上かけてチームを作ってきた中に入るのは、初めての体験でした。それも普通の仲間ではなく、完璧に出来上がっている仲間の中に入っていくのは、なかなか難しかったですね。しかも皆、いいヤツばかりでとてもやさしくしてくれるんです。でもやさしくされると逆にそれがプレッシャーになって、戸惑いをひきずったまま後半まできてしまい、最終回の撮影でようやく打ち解けてきたかなという実感を持ったところです。皆さんと少しずつ溶け合う中でいいものができたな、といわれたらうれしいですね。そしてまた、この作品の“延長戦”があるのなら、首を長くして待ちたいと思っています。今、ハッキリわかるのは井ノ原快彦が主役として、“太さ”を見せてくれるようになったこと。もう安心です。これからの井ノ原快彦がとても楽しみです!
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