山田裕貴、念願の朝ドラ初出演 オーディションを何度も経験…“合格の知らせ”受けた日を振り返る「思いは届くんだ」＜なつぞら＞

山田は1990年9月18日生まれ。愛知県出身。2011年、ドラマ「海賊戦隊ゴーカイジャー」（テレビ朝日系）で俳優デビュー。これまでの主な出演作は映画「HiGH＆LOW」シリーズ（2015年～2017年）、「闇金ドッグス」シリーズ（2015年～2018年）、「ストロボ・エッジ」（2015年）、「青空エール」（2016年）、「亜人」（2017年）、「あゝ、荒野」前編・後編（2017年）、ドラマ「僕たちがやりました」（カンテレ・フジテレビ系／2017年）、「ホリデイラブ」（テレビ朝日系／2018年）など。作品によってさまざまな役どころを演じ分けることから“カメレオン俳優”として人気・実力ともに名高く、今後も映画「となりの怪物くん」（4月27日公開）、「万引き家族」（6月8日公開）、「あの頃、君を追いかけた」（2018年秋公開）と待機作が目白押し。現在、ドラマ「特捜9」（テレビ朝日系／毎週水曜よる9時～）にも出演中の、まさに“売れっ子”だ。

今作で朝ドラ初出演となる山田は、吉沢亮、清原翔、福地桃子とともに、男女約2500名が応募した書類・面接のオーディションを経て合格。出席した会見では「朝ドラのオーディションは何度も受けさせていただいていたんですが、チャンスに巡り会えず、今回のオーディションも2週間くらい結果が来ず、『あぁ、今回もダメかなぁ』と思っていた」とこれまでオーディションに何度も挑戦していたことを明かし、「朝ふと目が覚めた時に『結果いつ来るんだ！』って叫んだその日に、マネージャーさんから（合格の）連絡が来まして。思いは届くんだなと思って、すごくビックリしています。『やったー！』とかよりも、決まったんだな、というのを噛み締めて報告を聞きました」と回顧。

今作では、広瀬演じるなつの幼なじみ・小畑雪次郎役として登場。「朝ドラというドラマのスタートラインに立っただけなので、これからしっかり役を生きて、この作品に溶け込んで、皆さんにどういった思いを感じさせられるのかが勝負」と気を引き締め、「朝ドラというものに選ばれるのは光栄。でも、どの作品もどの現場も全身全霊で役に生きることに臨んでいたので、今回も『なつぞら』にしっかり思いをのせて、雪次郎を生きていけたら」と真摯に意気込みを語った。

岡田将生、松嶋菜々子ら出演者発表

今回、北海道十勝編のキャストとして、発表されたのは14名。

奥原なつ（広瀬）のたったひとりの兄・奥原咲太郎役に岡田将生【初】、なつの祖父・柴田泰樹役に草刈正雄、なつの育ての母・柴田富士子役に松嶋菜々子、育ての父・柴田剛男役に藤木直人、柴田家の跡取り・柴田照男役に清原【初】、柴田家の長女・柴田夕見子役に福地【初】、泰樹の右腕的存在・戸村悠吉役に小林隆、悠吉の息子・戸村菊介役に音尾琢真【初】、十勝・帯広のお菓子発明王・小畑雪之助役に安田顕、雪之助の母・小畑とよ役に高畑淳子、なつの幼なじみ・小畑雪次郎役に山田【初】、なつに絵心を教えた青年画家・山田天陽役に吉沢【初】、天陽の母・山田タミ役に小林綾子が決定し、会見に登壇。

そのほか、天陽の父・山田正治役に戸次重幸が出演する（※【初】は連続テレビ小説初出演）。

広瀬すずヒロイン朝ドラ『なつぞら』

100作目の朝ドラは脚本家・大森寿美男氏によるオリジナル作品。戦後、広大な北海道の大自然で育ったヒロイン・奥原なつ（広瀬）が、豊かな想像力と根性を活かし、当時まだ「漫画映画」と呼ばれていたアニメーションの世界にチャレンジする姿を描く愛と感動のドラマ。

今夏クランクインし、放送は2019年4月～9月（全156回）を予定。（modelpress編集部）