伊藤ゆみ(C)フジテレビ

伊藤ゆみ「海月姫」で瀬戸康史と“美の頂上決戦” 賀来賢人の秘書役で登場

2018.02.26 10:58

歌手で女優の伊藤ゆみが、女優の芳根京子主演月9ドラマ「海月姫」(フジテレビ系/毎週月曜よる9時~)の第7話より、アパレル業界の異端児としてアジアの各国に名をはせる実業家のカイ・フィッシュ(賀来賢人)の秘書・ファヨン役で出演することがわかった。

今作は人気漫画家の東村アキコ氏による、累計発行部数440万部超えを誇る大ヒット同名作が原作。「女の子は誰だってお姫様になれる」をテーマとした新感覚“シンデレラ・コメディー”。

オタク女子・倉下月海(芳根)×女装美男子・鯉淵蔵之介(瀬戸康史)×童貞エリート・鯉淵修(工藤阿須加)というドラマ史上、最もややこしいと言っても過言ではない三角関係となり、それをきっかけに新しい自分、新しい生き方を見つけていく月海の姿を、ギャグを交えて描いていき、好評を博している。

「海月姫」第7話あらすじ

2月26日放送の第7話では、第6話の最後に修(工藤)から告白された月海(芳根)が大混乱。尼~ずに相談できない月海は、蔵之介(瀬戸)に電話。話を聞いた蔵之介はどういうつもりで言ったのかと修に尋ねると、修は交際を求めているのではなく、月海にプロポーズしようと思っていると告白。いきなりそんなことをしたら月海がどうなるかわからないと、蔵之介は修を諌める。しかし月海宛てに一通の手紙が。差出人は修。内容はまさに月海へのプロポーズだった。

全員が大混乱に陥る中、千絵子の母で天水館のオーナー・千世子(富山えり子・二役)が現れ、デベロッパーに天水館を売るので尼~ずたちに早く出て行けと迫る。蔵之介は服を売って天水館を買いたいと話すも、千世子は早速、売却契約に行くと出て行ってしまう始末。

しかし、千絵子は母に内緒で天水館の権利証を隠していた。契約までの時間を引き延ばした月海たちは、ジジ様(木南晴夏)の提案でファッション界のバイヤーやスタイリストなどが集まるプロモーションスペースに出店することに。そこで月海たちは自分の運命を大きく変えようとするカイ・フィッシュとファヨンの2人に巡り会う。

カイは、香港やシンガポール、ソウルなどアジア各国でセレクトショップを展開する実業家。最近は日本に力を入れており、出店したばかりの東京のセレクトショップの状況を視察しに来ていた際に、偶然にも月海や蔵之介たちに出会うことに。月海がデザインをしたクラゲドレスを一目見て、月海のデザイナーとしてのセンスを感じ取ったカイは「ドレスとワンピースのデザインを私に売ってください」と申し出る。あまりに突然な申し出に月海も蔵之介も固まってしまい…。

伊藤ゆみ、ミステリアスビューティーな秘書に

伊藤が演じるファヨンは、カイが誰よりも信頼をおく優秀な秘書。落ち着いた、はかなげな雰囲気を身にまとい、口数は少なく淡々と、しかしミス無く機敏に仕事をこなす。カイとは、幼い頃から恵まれない環境で共に育った幼なじみでもあり、カイの洋服に対する思いを知っているがゆえに、カイに対して仕事関係以上の気持ちを秘めているミステリアスビューティー。

伊藤は2001年にアイドルグループ「sugar」のメンバーとしてデビューし、韓国と日本にて活動。2007年に解散後、「Ahyoomee」名義でソロとしての活動を経て2008年、拠点を日本に移し「伊藤ゆみ」として本格的に女優としての活動をスタートさせた。以降、数多くのCM、ドラマ、映画に出演していく一方、2009年にはEXILEのATSUSHIをフィーチャリングに迎えた「I’m lovin’you」でアーティスト「ICONIQ」として配信デビュー。2010年には「第52回 輝く!日本レコード大賞」にて新人賞を受賞した。

そんなエンターテインメントの一線で活躍を続ける伊藤にとって今年は「伊藤ゆみ」名義で活動をスタートさせてから10年、「伊藤ゆみ10周年」の年となる。そんな節目の年の最初のドラマとなる今作は、「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」に続いての月9ドラマ。「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」では飛行機オタクという、尼~ずと友達になれそうな女性を演じたが、今回は一転、ミステリアスビューティーな秘書という、尼~ずとは絶対に相容れない役どころ。ファヨンというキャラクターは初の実写化となるが、演技力はもちろんのこと、たびたび話題となる伊藤本人の美しさで、絶世のファヨンを伊藤が作り上げる。

毎回、「女性以上に美しい」と話題沸騰の瀬戸演じる蔵之介と相対することができるのは伊藤演じるファヨンのみ?美の頂上決戦が勃発し、物語は最終章へ向けて一瞬も目が離せない怒濤の展開に注目だ。(modelpress編集部)

伊藤ゆみコメント

Q:「伊藤ゆみ」名義で活動をスタートされてから今年で10年。思いをお願いします。

短かったような長かったような10年だった気がします。 ICONIQとして歌手デビューもしましたが“伊藤ゆみ”という名前は女優業をやっていこうという思いから付けた名前なので、今こうして女優として活動できていることを嬉しく思います。

Q:『海月姫』へ出演することの感想をお願いします。

お話をいただいた時は本当に喜びました。私自身が、くらげ好きということもあり、主人公の月海の気持ちに共感できるところも多く、毎週楽しく見させていただいています。今回演じさせていただく役は、オタク女子ではなく、ファヨンという一見クールな女性の役ですが、彼女を演じていくごとに、彼女の内面に秘めている強さや脆さに、私自身も気付かされることがあり、日々刺激を受けています。

Q:実際に撮影をしての感想、瀬戸さん演じる蔵之介と共演しての感想をお願いします。

初めましてのご挨拶の時から、すでに女装されていたので、まずその美しさに驚きました。女性の私から見ても、女性でした!人見知りな私ですが、現場でも空気を和ませてくれたり、先日は携帯の充電器も貸していただいて(笑)。気さくに受け入れてくださったので、とても楽しく撮影させていただいています。

Q:視聴者の方へメッセージをお願いします。

ファヨンは7話からの登場なので、皆さんにどういう風に見ていただけるか正直、緊張もしますが、最終回に向けて、さまざまな人々の強い想いが感じられる展開になると思うので、楽しみにしていただけたらと思います。

編成企画:渡辺恒也(フジテレビ編成部)コメント

謎の青年実業家、カイ・フィッシュに、影のように常に寄り添う秘書・ファヨンは、寡黙なようでいて実は誰よりも鋭い人間観察力を持った切れ者。カイと生い立ちを共にしてきたからこそカイの理解者である反面、どこかビジネスの世界で誤った道に進みかねないカイの行く末を案じてもいます。国際人であるファヨンを伊藤さんに演じていただくことができ、原作再現度の高さにおいても申し分ありません!物静かではかなげな中に隠された信念の強さを、伊藤ゆみさんの美貌で包み込んで表現していただけていると思います。
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