【2017年ヒット予測／イケメン部門】佐野勇斗・片寄涼太・志尊淳・北村匠海…ネクストブレイク候補10人

【「砂の塔のお兄ちゃん」にネット騒然】佐野勇斗（さの・はやと）

1998年3月23日生まれ、18歳。愛知県出身。2016年「砂の塔～知りすぎた隣人」（TBS系）で連ドラレギュラー初出演、菅野美穂演じる主人公の長男役に抜てきされる。1人の少年が持つ二面性を見事に好演し、放送のたびに“砂の塔のお兄ちゃん”としてネット上の話題を席巻した。

第25回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」出身、2014年より超特急やDISH//に続く「EBiDAN」の5人組ボーカルダンスユニット・M!LK（ミルク）のメンバーとして活動。18歳らしい明るい素顔も魅力で、M!LKのステージでは盛り上げ役を担当。積極的なSNS・ブログの更新でも同世代のファンを確実に増やしており、次世代スターの素質を十分に兼ね備えた存在だ。

【俳優としても期待 LDHの次なる逸材】片寄涼太（かたよせ・りょうた）

1994年8月29日生まれ、22歳。大阪府出身。LDH所属のダンス＆ヴォーカルグループGENERATIONS from EXILE TRIBEのヴォーカルとして、2012年「BRAVE IT OUT」でデビュー。子犬系のルックスに身長180cmのギャップ、そして甘い歌声…と女性を虜にする要素が満載。特にここ数年、グッと大人っぽさと色気が増しファン層を広げている。

2016年、グループとしては初のアリーナツアー「GENERATIONS LIVE TOUR 2016 “SPEEDSTER”」を開催するなどステップアップの年となったが、個人としても映画「兄に愛されすぎて困ってます」（2017年6月30日公開）への出演が発表され話題に。演技に挑戦するのは、俳優デビューとなった2014年7月期ドラマ「GTO」（関西テレビ・フジテレビ系）以来。同じグループでは、白濱亜嵐がすでに俳優として実績を積んでいるが、それに続く活躍が期待される逸材だ。

【「きみはペット」で子犬系の本領発揮】志尊淳（しそん・じゅん）

1995年3月5日生まれ、21歳。東京都出身。既に「表参道高校合唱部！」（TBS系）、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」（フジテレビ系）など相次ぐドラマ出演で存在感を示しているが、2017年は映画「サバイバルファミリー」（2月11日公開）、「帝一の國」（4月29日公開）、「覆面系ノイズ」（秋公開）など話題作の公開が続々。中でもフジテレビで2月より放送される主演ドラマ「きみはペット」は注目。スミレ（入山法子）に飼われることになる“モモ”こと合田武志役で“子犬系”イケメンの本領発揮となりそう。

若手男性俳優集団「D-BOYS」のメンバーで、2011年に「ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン」で俳優デビュー、2014年に「烈車戦隊トッキュウジャー」（テレビ朝日系）の主演・ライト／トッキュウ1号役をつとめるという、まさに若手俳優のブレイク王道コース。ルックスだけでなく「そして、誰もいなくなった」（日本テレビ系）ではダークな役柄も好演しており、演技力の厚みを着々と増している。

【「君の膵臓をたべたい」主演で一気に飛躍か】北村匠海（きたむら・たくみ）

1997年11月3日生まれ、19歳。東京都出身。ダンスロックバンド・DISH//のメンバー（メインボーカル＆ギター担当）としても活動。2016年は4本の出演映画が公開されたほか、ドラマ「ゆとりですがなにか」（日本テレビ系）ではどこか憎めない“ゆとりモンスター”役に。一転「仰げば尊し」（TBS系）では吹奏楽に情熱に注ぐ不良生徒役とその役どころは幅広い。「仰げば尊し」での熱のこもった演技は胸に迫るものがあり、同世代の俳優が多い作品でしっかりと自身の見せ場を作っていた。

いい意味でクセのないルックスはどんな役にも染まりやすく未知数の可能性を感じさせる。2017年夏公開の映画「君の膵臓をたべたい」では浜辺美波とW主演をつとめることが決定。小栗旬、北川景子といった強力な共演者を迎え、ベストセラー小説を実写化するといったことでも話題を呼んでおり、そこで北村がどんな存在感を示すのか注目だ。

【“ジャニーズの王道”大抜擢でデビューに王手】平野紫耀（ひらの・しょう）

1997年1月29日生まれ、19歳。愛知県出身。2012年2月にジャニーズ事務所に入所し、2014年には「SHARK」（日本テレビ）でドラマ初出演にしていきなり初主演を務めた。2015年6月、テレビ朝日のイベント「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」の公式応援サポーターとして「Mr.King vs Mr.Prince」が結成され、以降「Mr.KING」のメンバーとして、永瀬廉、高橋海人（※「高」は正式には「はしごだか」）とともに活躍。

2016年には、22歳で最年少座長記録を持っていた指原莉乃の記録を抜き、19歳で「ジャニーズ・フューチャー・ワールド from帝劇to博多」にて福岡・博多座最年少座長を務めるという大役に抜てきされた。ドラマ関係者からも「間違いなくセンターの光がある」との声が上がっており、滝沢秀明や山下智久などに続くであろう“ジャニーズの王道”的存在。整った顔立ちに天然なキャラクターというギャップでも新規ファンを獲得している。

【同性ウケも！「逃げ恥」など話題作続々】成田凌（なりた・りょう）

1993年11月22日生まれ、23歳。埼玉県出身。2013年より「MEN'S NON-NO」専属モデルとして活動をスタートさせ、2014年にフジテレビNEXTsmartオリジナルドラマ「FLASHBACK」で俳優デビューを果たした。

2015年、ドラマ「学校のカイダン」（日本テレビ系）で知名度を上げ、2016年には一大ブームとなった映画「君の名は。」やドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」（TBS系）と、話題作に次々出演。不思議な存在感に心を奪われる人が続出中で、現役「MEN'S NON-NO」モデルということもあって同性支持が高い点もブレイクへの大きなポイントとなりそう。2017年も映画「キセキ －あの日のソビト－」（1月28日公開）、フジテレビ系新ドラマ「大貧乏」（1月8日～）と待機作が控えており、目が離せない。

【次にくる塩顔イケメン】杉野遥亮（すぎの・ようすけ）

1995年9月18日生まれ。21歳。千葉県出身。第12回「FINEBOYS」専属モデルオーディションでグランプリを受賞。2016年10月期、日本テレビ系ドラマ「地味にスゴイ！校閲ガール・河野悦子」に正宗信喜役でレギュラー出演し、端正なルックスと爽やかな演技で注目度が急上昇。

2017年は映画「キセキ －あの日のソビト－」、「兄に愛されすぎてこまってます」のほか、1月期の関西テレビ系ドラマ「嘘の戦争」と話題作への出演を控えている。モデルと俳優を兼業する若手が台頭する中、昨今ブームとなっている“塩顔イケメン”としてブレイク筆頭候補となりそうだ。

【「仮面ライダーエグゼイド」爽やかイケメンに虜】飯島寛騎（いいじま・ひろき）

1996年8月16日生まれ、20歳。北海道出身。2015年に「第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞し、2016年には若手俳優の登竜門とされる「仮面ライダーエグゼイド」（テレビ朝日系）の主演に抜擢。同年、映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ Dr.パックマン対エグゼイド＆ゴーストwithレジェンドライダー」で本格的にスクリーンデビュー（※2015年公開の映画「劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂とゴースト運命の瞬間」で声のみ出演）。

178cmの長身と持ち前の小顔を生かし、デビュー前にはモデル経験もある飯島。その爽やかで甘いルックスに今後もオファーが舞い込みそう。

【「とと姉ちゃん」で光った独特の雰囲気】上杉柊平（うえすぎ・しゅうへい）

1992年5月18日生まれ、24歳。東京都出身。2016年、NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」に杉咲花の恋人役で出演。一度見たら忘れられない雰囲気をたたえる瞳に穏やかな語り口、185cmのスラリ高身長。153cmの杉咲との“身長差カップル”が話題となった。

2016年はほか、ドラマ「HiGH＆LOW Season2」（日本テレビ系）、「お迎えデス。」（日本テレビ系）、映画「シマウマ」、「Life is…」、「A.I.love you」などに出演。レギュラー出演したドラマ「砂の塔～知りすぎた隣人」（TBS系）では明るくさわやかな若手刑事役で存在感を示した。2017年2月18日公開の映画「一週間フレンズ。」では物語の鍵となる九条一役に抜てきされているが、今後はその唯一無二のオーラを活かした役柄の広がりに期待。フォトジェニックな魅力の際立つInstagramの更新も見逃せない。

【舞台からジャンルレスに飛躍】松田凌（まつだ・りょう）

1991年9月13日生まれ、25歳。兵庫県出身。今、漫画やゲームの世界観を元にした“2.5次元”舞台が世界を巻き込むムーブメントとなる中、2017年は舞台で実力をつけた俳優たちのジャンルレスな飛躍が予想される。その筆頭として期待されるのが、ミュージカル「薄桜鬼」（2012年）をはじめ数多くの舞台で主演をつとめてきた松田だ。

まさに漫画から飛び出してきたかのような整ったルックス。2013年には「仮面ライダー鎧武／ガイム」（テレビ朝日系）に出演、2016年は映画「ライチ☆光クラブ」やドラマ「ニーチェ先生」など映像作品でも存在感を示した。そして2017年1月からはドラマ「男水！」（日本テレビ系）で主演。同作は人気舞台俳優たちの“地上波ドラマ進出”として話題を集めているが、その中心に立つ松田は「選抜されたメンバーとして自負を持ってやりたい。強く飛び出したい」と語っており、その並々ならぬ気合いで“何かを起こしてくれそう”だ。

（modelpress編集部）