KAT-TUN亀梨和也、主演舞台で蜷川幸雄氏と初タッグ「初めての事づくし」
2015.04.11 06:00
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KAT-TUNの亀梨和也が、蜷川幸雄氏が演出を手掛ける舞台で主演をつとめることが10日、わかった。
今回、蜷川氏と初タッグを組み、稀代の才能を持った故・寺山修司が描いた幻の音楽劇「靑い種子は太陽のなかにある」に挑む。蜷川氏演出による寺山作品で主演をつとめるのは、ジャニーズ事務所ではV6・森田剛(『血は立ったまま眠っている』2010年)、嵐・松本潤(『あゝ、荒野』2011年)に続き3人目。また、同作では壮大な音楽劇の楽曲を松任谷正隆氏が手掛ける。
亀梨は「僕にとっても、初めての事づくしの時間になると思いますが、蜷川さん、松任谷さん、キャストの皆さん、スタッフの皆さん、全ての方々から頂く刺激、教えをしっかり 形に出来るよう、準備していきたいと思います」と意気込み。蜷川氏は亀梨の印象について「大阪で芝居をしている時にジャニ―さんと一緒に現れました。魅力的な青年だな、いつか一緒に仕事をする予感が有りました。今回、予感が実現して嬉しいです。しなやかな肉体と、しなやかな感性がとても魅力的です」と語り、期待を寄せた。
同作は60年代の高度成長に躍る日本、個性的なスラムの住人たちのドタバタや若者の悲恋の中で、反体制の視線を象徴的に描いた作品。8月10日(月)~8月30日(日)に東京・Bunkamuraオーチャードホール、9月4日(金)~9月13日(日)に 大阪・オリックス劇場にて上演。(modelpress編集部)
■あらすじ
1963年夏、浮浪者や夜の女たちが集うスラムに近代建築のアパートが建設され始める。ガス水道完備の文化住宅にスラムの人間たちを住まわせるという市役所の計画だ。スラムで出会った工員の<賢治>と深夜レストハウスのウェイトレスの<弓子>は一日のうちに夕暮れのひとときしか逢うことができない。ある日、アパートの建築現場で朝鮮人の作業員が足場から転落して死亡。現場監督や市役所の人間たちはその死体をアパートの土台のコンクリートに埋め込んでしまう。その現場を目撃した賢治は警察や人権擁護委員会に訴えかけるが誰も相手にしない。死体が埋められた場所に賢治はチョークで太陽のマークを記し、弓子に約束の言葉をささやく。「靑い種子は太陽のなかにある」 。真実を明らかにすることに心を捕われる賢治と、幸せな結婚を夢見る弓子との溝が次第に深まっていく。さらに賢治はアパート建設に融資している代議士<早瀬>にも直訴に行くが口封じのために早瀬の経営する大会社に勤めるという条件を飲んでしまう。早瀬の娘、奔放な<マリー>はそんな賢治のことを嘲笑する。 一方アパートの建築は着々と進み、入居の資格を得るために夜の女たちと浮浪者たちは偽物の所帯を持ち、狂想曲的なドタバタ騒ぎの中入居の日を迎える。そこで浮浪者の長老、<おりんばあさん>が唄った「日招き」の唄は賢治の心を揺らし、ついにスラムの住人たちに真実を語り始める…。
亀梨は「僕にとっても、初めての事づくしの時間になると思いますが、蜷川さん、松任谷さん、キャストの皆さん、スタッフの皆さん、全ての方々から頂く刺激、教えをしっかり 形に出来るよう、準備していきたいと思います」と意気込み。蜷川氏は亀梨の印象について「大阪で芝居をしている時にジャニ―さんと一緒に現れました。魅力的な青年だな、いつか一緒に仕事をする予感が有りました。今回、予感が実現して嬉しいです。しなやかな肉体と、しなやかな感性がとても魅力的です」と語り、期待を寄せた。
同作は60年代の高度成長に躍る日本、個性的なスラムの住人たちのドタバタや若者の悲恋の中で、反体制の視線を象徴的に描いた作品。8月10日(月)~8月30日(日)に東京・Bunkamuraオーチャードホール、9月4日(金)~9月13日(日)に 大阪・オリックス劇場にて上演。(modelpress編集部)
■あらすじ
1963年夏、浮浪者や夜の女たちが集うスラムに近代建築のアパートが建設され始める。ガス水道完備の文化住宅にスラムの人間たちを住まわせるという市役所の計画だ。スラムで出会った工員の<賢治>と深夜レストハウスのウェイトレスの<弓子>は一日のうちに夕暮れのひとときしか逢うことができない。ある日、アパートの建築現場で朝鮮人の作業員が足場から転落して死亡。現場監督や市役所の人間たちはその死体をアパートの土台のコンクリートに埋め込んでしまう。その現場を目撃した賢治は警察や人権擁護委員会に訴えかけるが誰も相手にしない。死体が埋められた場所に賢治はチョークで太陽のマークを記し、弓子に約束の言葉をささやく。「靑い種子は太陽のなかにある」 。真実を明らかにすることに心を捕われる賢治と、幸せな結婚を夢見る弓子との溝が次第に深まっていく。さらに賢治はアパート建設に融資している代議士<早瀬>にも直訴に行くが口封じのために早瀬の経営する大会社に勤めるという条件を飲んでしまう。早瀬の娘、奔放な<マリー>はそんな賢治のことを嘲笑する。 一方アパートの建築は着々と進み、入居の資格を得るために夜の女たちと浮浪者たちは偽物の所帯を持ち、狂想曲的なドタバタ騒ぎの中入居の日を迎える。そこで浮浪者の長老、<おりんばあさん>が唄った「日招き」の唄は賢治の心を揺らし、ついにスラムの住人たちに真実を語り始める…。
【Not Sponsored 記事】
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