【モデルプレス】俳優の佐藤健が、これまでのイメージを覆す坊主頭で主演ドラマに挑むことが4日、わかった。 TBSは同局の60周年特別企画として、来年4月クールの日曜劇場でドラマ「天皇の料理番」を放送。大正・昭和時代の宮内省大膳頭を務めた秋山徳蔵氏の人生を描いた、直木賞作家・杉森久英氏の同名小説を原作に、何をやっても長続きしなかった片田舎のやっかい者・秋山篤蔵（佐藤）が、西洋料理のシェフになるという途方もない夢を持ち、天皇の料理番を勤め上げるまでに成長していく姿を描く。

同局連続ドラマ初主演の佐藤は、自身初のシェフ役を演じるにあたり、8月から実際の料理学校で料理修行を実施。皿洗いや野菜切りなどの修行期間を経て、料理人として成長していく過程に合わせ、実際の調理シーンも本人が演じていく。さらに役作りを徹底し、映画「るろうに剣心」で見せた長髪をバッサリとカット。坊主頭に近い容姿で新境地に挑む。

妻役に黒木華、豪華共演陣揃う

篤蔵と16歳で結婚し、料理人になりたいという彼の夢を誰よりも強く支える妻・俊子役には黒木華が決定。篤蔵が“料理人としての父”と慕う華族会館の料理長・宇佐美鎌市役に小林薫、篤蔵が慕い頼る生涯の友・松井新太郎役に桐谷健太、山上辰吉役に柄本佑、篤蔵の優秀な兄で弁護士を志す秋山周太郎役に鈴木亮平、篤蔵の夢をかきたてた軍隊のコック・田辺祐吉軍曹役に伊藤英明、篤蔵の父・秋山周蔵役に杉本哲太、ほか武田鉄矢、芦名星、佐藤蛾次郎、高岡早紀、美保純、日野陽仁、大島さと子、加藤雅也、麻生祐未ら豪華共演者が顔を揃える。

「JIN-仁-」「世界の中心で、愛をさけぶ」「白夜行」「とんび」のプロデューサー・石丸彰彦氏、監督・平川雄一朗氏、脚本・森下佳子氏がタッグを組み、12月中旬にクランクイン。ドラマの舞台となる明治後期から大正・昭和の街並み、服装、生活ぶりを綿密なリサーチで忠実に再現するほか、篤蔵が夢のために修行に訪れるフランス・パリでの撮影も行う。（modelpress編集部）



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