市村正親、胃がん公表<コメント全文>

2014.07.28 10:22

俳優の市村正親(65)が、早期の胃がんを公表した。

27日、所属事務所を通じてFAXで発表。6月下旬、体調不良のため病院へ行ったところ、急性胃炎と診断され、その後入院。その際に受けた検査で胃に腫瘍が見つかり、病理検査の結果、悪性であると診断された。

公演中のミュージカル「ミス・サイゴン」は27日の公演を最後に降板し、当面は治療に専念。キャスト陣には同日の夜公演終了後、直接市村の口から降板を伝えたという。

今後は約2週間の入院の間に腹腔鏡手術を受け、退院後は自宅療養に入る。11月からのミュージカル「モーツァルト!」には出演する予定といい、所属事務所は「市村の舞台を楽しみにしてくださっていたお客さま、スタッフ、キャストの方々、そして多くの関係者の皆さまに大変なご迷惑をおかけすることを深くお詫び申し上げます」としている。(モデルプレス)

市村正親 コメント全文

この度は、私事で皆様にご心配とご迷惑をおかけしております。公演を楽しみにお待ちいただいているお客様には、本当に申し訳ない気持ちで一杯です。

俳優として一番悲しいことは、楽しみにしてくださるお客様の前に立って舞台からご挨拶できないことであり、一番悔しいことは、共に作品を作り上げるために稽古場で闘ったスタッフ及びキャストに迷惑をかけることです。

この『ミス・サイゴン』はわたしにとって俳優人生の転機となった作品です。22年前の日本初演、エンジニアという役をいただき、『アメリカン・ドリーム』を歌う中で、わたし自身が俳優として大きな夢を見させていただきました。

今のわたしの夢は、再びお客様の前でこの曲を歌うことです。そのためにわたしは治療に専念しますが、『ミス・サイゴン』のスピリットは変わることなく、頼りになる仲間たちによって毎日素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられます。

演劇の神さまがぼくに与えてくれたこの舞台が、一人でも多くのお客様に愛され、そして、皆さんが楽しんでくださることを心から祈っています。

市村正親
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