宮崎駿監督、「公式引退の辞」を発表 <全文掲載>
2013.09.06 16:29
views
アニメ映画監督の宮崎駿氏が6日、都内で行われた引退記者会見に出席し、文書「公式引退の辞」を集まった報道陣に配布した。
記者会見にて自身の口から引退を発表した宮崎監督。引退についての自身の考えを文書として発表した。以下全文掲載。
ぼくは長編アニメーションを作りたいと願い、作って来た人間ですが、作品と作品の間がずんずん開いていくのをどうすることもできませんでした。要するにノロマになっていくばかりでした。 “風立ちぬ”は前作から5年かかっています。次は6年か、7年か……それではスタジオがもちませんし、ぼくの70代は、というより持ち時間は使い果たされてしまいます。
長編アニメーションではなくとも、やってみたいことや試したいことがいろいろあります。やらなければとおもっていること--例えばジブリ美術館の展示--も課題は山ほどあります。これ等は、ほとんどがやってもやらなくてもスタジオに迷惑のかかることではないのです。ただ家族には今までと同じような迷惑をかけることにはなりますが。それで、スタジオジブリのプログラムから、ぼくをはずしてもらうことにしました。
ぼくは自由です。といって、日常の生活は少しも変わらず、毎日同じ道をかようでしょう。土曜日を休めるようになるのが夢ですが、そうなるかどうかは、まぁ、やってみないと判りません。
ありがとうございました。
以上 2013,9,4
(モデルプレス)
公式引退の辞
ぼくは、あと10年は仕事をしたいと考えています。自宅と仕事場を自分で運転して往復できる間は、仕事をつづけたいのです。その目安を一応“あと10年”としました。もっと短くなるかもしれませんが、それは寿命が決めることなので、あくまでも目安の10年です。ぼくは長編アニメーションを作りたいと願い、作って来た人間ですが、作品と作品の間がずんずん開いていくのをどうすることもできませんでした。要するにノロマになっていくばかりでした。 “風立ちぬ”は前作から5年かかっています。次は6年か、7年か……それではスタジオがもちませんし、ぼくの70代は、というより持ち時間は使い果たされてしまいます。
長編アニメーションではなくとも、やってみたいことや試したいことがいろいろあります。やらなければとおもっていること--例えばジブリ美術館の展示--も課題は山ほどあります。これ等は、ほとんどがやってもやらなくてもスタジオに迷惑のかかることではないのです。ただ家族には今までと同じような迷惑をかけることにはなりますが。それで、スタジオジブリのプログラムから、ぼくをはずしてもらうことにしました。
ぼくは自由です。といって、日常の生活は少しも変わらず、毎日同じ道をかようでしょう。土曜日を休めるようになるのが夢ですが、そうなるかどうかは、まぁ、やってみないと判りません。
ありがとうございました。
以上 2013,9,4
(モデルプレス)
【Not Sponsored 記事】
関連記事
「ニュース」カテゴリーの最新記事
-
森香澄、お姉さん感あふれるパンツスタイルにファン絶賛の声WWS channel -
オリラジ藤森慎吾、ギザギザぱっつん前髪の愛娘に「君かわうぃーね!!!」ENTAME next -
小野六花、お腹チラ見せアイドル衣装を披露!「アイドルりっかたん超絶可愛かったです」と絶賛WWS channel -
緒方咲、曲線美あらわなタイトワンピースでファン魅了WWS channel -
「UNIQLO UMEDA×JR西日本 コラボ商品販売」記念「ICOCA×Wesmo!ポイント還元キャンペーン」を開催します!WWS channel -
「第38回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」最終選考会、ゲスト審査員に小池徹平の出演が決定WWS channel -
中川翔子、双子出産の裏側を赤裸々告白「不妊治療はネガティブじゃない」ENTAME next -
長野の山奥から歌舞伎町のオーナーへ──輪湖チロルが歩んだ“異色の成功ロード”ENTAME next -
「売上500万円でも給料は数十万」輪湖チロルが理不尽を糧に掴んだ“歌舞伎町コンカフェオーナー”の夢ENTAME next
