PARCO PRODUCE 2025「ブロードウェイ・バウンド」(提供写真)

timelesz佐藤勝利主演「ブロードウェイ・バウンド」上演決定 松下由樹ら続投・新キャストも発表

2025.06.01 04:00

timelesz佐藤勝利が主演を務める舞台PARCO PRODUCE 2025『ブロードウェイ・バウンド』(9月4日~28日:東京・PARCO劇場/10月2日~13日:大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール)の上演が決定した。

  

佐藤勝利主演「ブロードウェイ・バウンド」上演決定

『おかしな二人』や『グッバイガール』『ヨンカーズ物語』などの名作を世に放ち、トニー賞、ゴールデングローブ賞、ピューリツァー賞と多くの賞を受賞、自身の名を冠した劇場が開場するなど、長年ブロードウェイの第一線で活躍したコメディ作家、ニール・サイモン。その活動の中で1980年代に取り組んだのが“B・B三部作”と呼ばれる自伝的作品である。

迫りくる第二次世界大戦を背景に、貧しいながらもたくましく生き抜くユダヤ人一家と、主人公ユージン少年の思春期の芽生えを描いた『ブライトン・ビーチ回顧録』。徴兵されたユージンが新兵訓練キャンプで仲間たちと過ごした日々を縦糸に、彼の初恋と初体験を横糸に描いた『ビロクシー・ブルース』。戦後、青年になったユージンが、家族への愛情と失望の狭間で揺れ動きながらも夢に向かう姿を描いた完結編『ブロードウェイ・バウンド』。それぞれ1985年、1987年、1989年にPARCO劇場で上演を果たし、好評を博した。この度、PARCO劇場では36年ぶりとなる“B・B三部作”の完結編『ブロードウェイ・バウンド』を上演する。

本作の演出は、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞、サンモールスタジオ最優秀団体賞受賞ほか、数々の賞を受賞している演出家・小山ゆうな氏。主演は、アーティストとしてはもちろんのこと様々なフィールドで活躍、舞台作品にもコンスタントに出演し、多くの観客を魅了している佐藤。小山演出、佐藤主演、2021年上演の“B・B三部作”『ブライトン・ビーチ回顧録』(東京芸術劇場プレイハウス)では、ブライトン・ビーチで暮らす少年ユージン(佐藤)とその家族の日々を生き生きと描き出した。再びのタッグで“B・B三部作”の完結編『ブロードウェイ・バウンド』を届ける。

松下由樹・神保悟志・入野自由が続投

佐藤演じるユージンの母親・ケイトに幅広い役柄でお茶の間からも親しまれる松下由樹、父親・ジャックには様々な役を硬軟自在に演じ分けるオールラウンダー神保悟志、兄・スタンリーには声優だけにとどまらず、映像・舞台・歌手と多岐にわたって活躍する入野自由、とユージンの家族が前作より続投する。

さらに叔母・ブランチには独特な存在感を示し、情感あふれる演技力に定評がある小島聖、祖父・ベンには読売演劇大賞最優秀男優賞を2度受賞、映像でも様々な作品で活躍する演劇界の重鎮浅野和之と実力派が新たに加わる。

2021年の『ブライトン・ビーチ回顧録』でニール・サイモンの世界を瑞々しく描き出したチームが、4年ぶりに成長したユージン一家の物語をどのように描き出すのか。(modelpress編集部)

小山ゆうな氏コメント

4年ぶりにまたジェローム一家と会えます。2021年、ニール・サイモンの戯曲の輝く言葉ひとつひとつに心動かされながら稽古しました。『ブロードウェイ・バウンド』は、決してユーモアを忘れないユージンを中心に、家族について、人生の苦味について正面から向き合った作品です。私も、覚悟を持って取り組みたいと思います。新たなチャレンジをし続け、変化し続ける佐藤勝利さんが大人になったユージンをどう演じるかとても楽しみです。稽古場を支えてくださった松下由樹さん、神保悟志さん、意見を交わしながら共に作品づくりをしてきた入野自由さん、ずっとご一緒したかった浅野和之さん、信頼する小島聖さんと稽古できる日が待ち遠しいです。

佐藤勝利コメント

僕が初めてストレートプレイ作品に出演させていただいたのが、四年前の「ブライトン・ビーチ回顧録」(作:ニール・サイモン)でした。今年は、サイモンのB・B三部作と言われ、その最終章となる「ブロードウェイ・バウンド」に挑戦させていただきます。「ブライトン・ビーチ回顧録」のユージンも少年から青年になり、夢だったコメディ作家になるべく奮闘する毎日。ですが依然、変わらず"あの家"に家族と住んでいます。お母さん、お父さん、お兄ちゃん、そしてユージン。そこに今回は、お爺ちゃんが加わります(ブランチおばさんごめんなさい)。お爺ちゃんは、ずっと共演を夢見ていた浅野和之さんが演じてくださいます。4年前に舞台を観てくださった方には、あの続きとなる物語なので、なかなか味わった事のない演劇体験になるんじゃないかと思います。いや、私は初めて舞台に行くから楽しめないのかな?という方。いやいやいや、ユージンが描き出す物語は必ずや、初めての方にもご満足いただけると思います。ブライトン・ビーチにある"あの家"で皆様をお待ちしております。

松下由樹コメント

前作の『ブライトン・ビーチ回顧録』から引き続き「ケイト」を演じられることを大変嬉しく思っています。今作では、母親として成長した二人の息子の自立を見守る中、夫婦関係には亀裂が入り、愛する家族に大きな変化が起こります。母・妻・娘、としてのケイトの心情を演じる難しさはありますが、佐藤勝利くんはじめ、前作からのメンバーと新たなキャストと共に、ユーモアとセンスに溢れた台詞を大切に、ニール・サイモンの世界を演じたいと思います。ぜひ劇場にお越しください!

入野自由コメント

『ブライトン・ビーチ回顧録』で初顔合わせをしたこのチームで再び、三部作最終章『ブロードウェイ・バウンド』に挑戦出来ることを、とても嬉しく思っています。家族の絆、夢を追い求める主人公達、登場人物の葛藤、時代背景etc。見どころ満載です。ジェローム家一同、劇場でお会い出来る日を楽しみにしております。

神保悟志コメント

前回の『ブライトン・ビーチ回顧録』から四年の月日が流れました。そしてまた、ニール・サイモンの作品に関わる事が出来るのは、最高の幸せです。しかも続編とは、こんなに嬉しい事はありません。前回も演じながら、ニール・サイモンのセリフ劇の面白さや奥深さを痛感しましたが、今回もそんな体験が出来ることは、俳優としてこの上ない喜びです。最高の共演者、最高のスタッフ、最高の演出家と共に、この幸せにドップリと浸かりたいと思います。

小島聖コメント

演出家の小山ゆうなさんとご一緒できること、パルコ劇場に立てることをとてもうれしく思います。2年前、小山さんの演出で『ビロクシー・ブルース』、3部作の2作目に関わりました。その時は単独の戯曲の中の主人公、ユージン、でしたが、ブライトンビーチ回顧録、今回の戯曲と読んでみると、私の中でユージンだけではなくそれぞれの登場人物の個性、置かれている状況、関係性、いろんなことが物語として豊かになりました。前回はユージンと外からの関わりを持ち、今回は家族としてユージンと内側で関わる。ブランチという女性が私の視点とユージンの視点といろんな角度からどんな女性として存在できるか、楽しみです。

浅野和之コメント

ニール・サイモンの作品に出演したのは、2002年の『おかしな2人』が最初でした。次は2020年の『23階の笑い』そして今回の『ブロードウェイ・バウンド』となります。どれもニューヨークを舞台にしています。ニール・サイモンと言うとコメディを思い出しますが、人生の苦い部分を扱った作品も結構あり、この作品もそうですが彼が描くと苦味だけでなく、ちょっと甘さと酸っぱさも感じる洒落た作品になっています。そしていつも感じるのは、ニューヨーカーである彼が描いた作品の中に居ると、そこに居る気分になって、何故かNYCに行きたくなるのは僕だけでしょうかね。

物語

第二次世界大戦が終わって間もないニューヨーク・ブルックリン。いつかブロードウェイに出てコメディ作家になることを夢見ているユージンと兄のスタンリー。2人は、結婚生活に問題を抱える両親と祖父とともに暮らしている。ある日、スタンリーがラジオのコントの台本書きの仕事を持ち帰ってくる。両親のいさかいが聞こえてくる家で、徹夜で台本を書き上げた2人。いよいよそのコントがラジオで放送される日がやって来た…。
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