元フジアナ渡邊渚、フォトエッセイに込めた思い・過去の葛藤綴る「なぜ生きているんだろうと自問自答して」「現実が辛すぎて」
2025.02.18 13:14
元フジテレビアナウンサーで現在フリーの渡邊渚が2月17日、自身のInstagramを更新。オフショットとともにフォトエッセイ「透明を満たす」(講談社)についてつづった。
渡邊渚、フォトエッセイに込めた思い明かす
渡邊は、美しい素肌や脚が際立つ水色のシースルードレス姿を披露。投稿では、「ちょうど一年前の今頃は、まだ体力もなく、私はなぜ生きているんだろうと自問自答していました」と書き出し、「当時の日記を見ると、『時々楽しくて幸せなことがあっても、その幸せの痛み止め効果はあっという間になくなってしまう』とベッドの上で書き残していました」と辛かった日々を回顧。「そんな真っ暗な日々の中で考えていたことや感じていたことを『透明を満たす』に綴りました」と同書に込めた思いを綴った。同書の第1章については「これまでの人生や会社員時代、PTSDや治療などについて」書かれているとし、「現実が辛すぎて息をしているのも耐えられず、自分で自分を傷つけた日についても書きました」と明かした渡邊。「自分の身体がどんどんボロボロになって、心も頭も元々こんな人間じゃなかったのに、と何度も思って、悔しくて悔しくて何度も泣きました」と記し、「書くのは容易ではなかったですが、これを残すことがほんの少しでも誰かの何かを変えたり考えたりするきっかけになれば、私も病気になった甲斐があるかもしれません」と前向きに伝えた。
第2章は、現在とこれからについて書かれているそうで、「救われた言葉、心の声、女性としての悩みや、辞めるということなど、さまざまなテーマで書きました」と説明。これらを振り返り「“トラウマがあるから、PTSDだから、一生日陰を生きていかなきゃいけない”なんて前例を作りたくないと改めて強く思っています」と強い思いを明かし、「私はこの本にまっすぐ嘘偽りなく向き合い、書きました。透明を満たすというタイトルに込めた思いが届いたら嬉しいです」と結んでいる。また、最後には「文章はすべて自分で書きました」とも記載されていた。
渡邊渚、2024年8月にフジテレビ退社
渡邊は2020年にフジテレビに入社。2023年7月17日放送のフジテレビ系情報番組「めざましテレビ」の番組冒頭にて、体調不良で入院のため休養すると発表。2024年8月31日に同局を退社した。同年10月1日にPTSD(心的外傷後ストレス障害)を患っていたことを公表している。渡邊は現在、Webサイトでのエッセイ執筆やモデル業、これまでの経験や知識を生かしたバレーボール関連のMC業など、アナウンサーという肩書きを離れて多様な働き方を実践している。(modelpress編集部)
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