中居正広、4年ぶりCM出演でまさかの“脇役” 劇団ひとりと呼び方変更して撮影へ
2023.09.06 00:00
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中居正広と劇団ひとりが起用されたソフトバンクの新テレビCM「チチンペイペイ劇団来日」篇(30秒、15秒)が9月7日から全国で放送される。
中居正広、約4年ぶりCM出演でまさかの脇役
本テレビCMは、主役に抜擢された劇団ひとりがプライベートジェットで来日するストーリー。豪華なキャビンで「チチンペイペイソフトバンク!」と、魔法の言葉を唱えながら独特のダンスステップを披露。ソフトバンクユーザーはポイントが魔法のようにたまることをインパクトたっぷりの映像でアピールする。そんなソフトバンクのテレビCMを控室のテレビで眺めていた中居は、軽やかなステップを踏みながら「この役、オレじゃない?」とポツリ。主役の座を狙うかのような不穏な表情をのぞかせる。約4年ぶりのCM出演でありながら脇役の中居はどうなるのか?
同日にスペシャルWEB動画「中居さんからの電話」篇を公式YouTubeチャンネルで公開。「チチンペイペイ劇団来日」篇で共演した中居と劇団ひとりのその後を描いたストーリーで、中居と劇団ひとりがリモートで会話する様子を描く。不慣れなダンスに苦戦しながらもテレビCMの主役という重責を果たした劇団ひとりを気遣い、労いの言葉をかける中居だが、劇団ひとりは軽やかにステップを踏みながら話す中居の様子に疑問を抱く。通話後、中居は「ソフトバンクのCMに中居正広が出てほしい人~?」とSNSに投稿する謎の行動も。第1弾で脇役に甘んじた中居が、まさかの“主役乗っ取り”を画策!?テレビCM第2弾への期待を抱かずにはいられない会話を中居と劇団ひとりが繰り広げる。
中居正広&劇団ひとり、撮影エピソード
CMでは初共演ながら、数々のテレビ番組で楽しいトークを披露している他、プライベートでも付き合いがあるという中居と劇団ひとり。撮影前日も一緒に仕事をしていたという中居が「あ、劇団。それ、昨日と同じ服?(笑)」と声をかけ、劇団ひとりが「違いますよ!(笑)」と掛け合いを見せるなど、現場は朝から和気あいあいとした雰囲気。当初、台本上の呼び名は「中居クン」と「ひとり」だったが、ふたりが日常的に呼び合っている「中居さん」と「劇団」に変更して撮影が行われることになった。飛行機のキャビンで踊るシーンに臨んだ劇団ひとりは、上質なソファーやワインボトルが置かれたバーカウンターなど豪華な美術セットに興味津々。「音楽がかかったら踊ってください!」と監督のオーダーはあまりにもアッサリしたものだったが、劇団ひとりは「はい!」と快諾し完全オリジナルのダンスを披露。あっという間にOKが出たものの、撮影終了後には「最初の立ち位置と終わりの位置しか教えてくれない(笑)。振り付けの先生もいない(笑)!」と不満を打ち明けながら周囲の笑いを誘った。
控室のシーンでは、CMで主演した劇団ひとりに中居が電話をかけるWEB動画の撮影も行われた。仲の良いふたりだけに会話のテンポも雰囲気も完璧…と思われたところで、劇団ひとりが「中居さん、いま2行(セリフを)飛ばしてましたよ」と指摘。中居は苦笑いしながら「え~…じゃあOKじゃない?」とごまかしたが、劇団ひとりは「ダメですよ。飛んでます(笑)!」とNGを主張するなど、カメラが回っていない時間もユニークな掛け合いを披露し、現場の雰囲気を盛り上げた。(modelpress編集部)
中居正広&劇団ひとりインタビュー
― “ソフトバンク”の新テレビCMに主役として出演し、撮影を終えた感想をお聞かせください。劇団ひとり:ダンスとか不慣れな部分もあったんですけど、いろいろ監督さんとディスカッションして、いい作品ができたんじゃないかと思ってます。
劇団ひとりへのインタビュー開始直後、共演した中居が“サプライズ”で乱入しようとするが飛び込むタイミングがうまくつかめないでいると…
劇団ひとり:なんかチラチラしてるな!サプライズだったらもっとバーッときてくれないと!
中居:いや指示が無かったから(笑)
劇団ひとり:長年やってんだからわかるでしょ!全然うまくいってないじゃないかサプライズ!
中居:どうしましょうか?この泥仕合(笑)
劇団ひとり:普通にこの後2人で座って話してるところから使われますよ!むしろそうして欲しいし。
― 今回は劇団ひとりさんが主役ということですが、中居さんはどんな役で出演されたのでしょうか。
中居:ボクは主役をやってる劇団さんに憧れを持って『いいな~』って。『ボクもこういうのができたらいいな』っていう眼差しで見ています。
劇団ひとり:久々のCMでいきなり主役は厳しいんじゃないかと。まずちっちゃな役から(笑)
中居:“階段”を登っていかなきゃいけないのね?ボクは“脱落”したんですか(笑)!?
劇団ひとり:いきなり主役は重荷だと思って…まずは肩慣らしで、小さな役からやっていただくことに。スタッフと話し合ってそうなりました。
中居さん:うそつけ(笑)
― 中居さんと劇団ひとりさんはCMでは初共演ですね。
中居:日頃は番組で一緒だったりするので…どうなんでしょう?“鮮度”というか(笑)
劇団ひとり:なに?『新鮮味がない』みたいなこと?
中居:こんな2人が揃って…っていう(鮮度)感はあるんでしょうか?
劇団ひとり:やめてくださいよ。クライアントさんが気づいちゃったらどうするんですか(笑)!
中居:もうそのときは“チョイ役”のボクが遠慮しますので(笑)
劇団ひとり:いやいや、(CM出演が)“久々の中居さん”がそもそも鮮度あるんだから(笑)
中居:ということは…『ちょっと2人の鮮度がないな』ってときは…?
劇団ひとり:ボクが消えることになります…って、やめて!まだ放映されてないんだから(笑)
― 中居さんと劇団ひとりさん、改めて共演したお互いの印象を教えてください。
中居:(付き合い)長いですからね。ここ何年か同じ趣味(の付き合い)もあったりしたけど…
劇団ひとり:お互い趣味が合うので、いろいろ(一緒に)過ごしてます。優しいんですよ。(コロナ禍の)ステイホームで家から出られなかったとき、山盛りの手土産を持ってきてくれて。玄関の前にスッと置いてく様をウチの奥さんがずっとドアから覗いてたんです。
中居:恥ずかしい(笑)。こういうのにお礼がないんですよ。でも『何かしてあげようかな』って思ったとき重荷になっちゃう人もいるんですね。『こんなのもらって気が引けちゃうな』とか…って思わない人だからあげたって感じ(笑)
劇団ひとり:ハハハ…。いや、思いますよ『ありがたい』って(笑)
中居:それが(劇団ひとりさんの)いいところでもあるんですよ。『恐れ多い』って思う人にはあげないようにしていますが、それを全く思わないので(笑)
劇団ひとり:いや、ありがたいです。『恐れ多い』とはぜんぜん思わないけど(笑)
中居:なかなかいないですよ。ボクの年下で『モノだけ嬉しい』っていう人(笑)
― CMで「スゴイ男」と紹介される劇団ひとりさんですが、お互いの“スゴイところ”を教えてください。
中居:(劇団ひとりさんは)さっき話した物怖じしないところはスゴイと思いますし…ボクもそうですけど、劇団さんもいい年齢なんですよ。それなのに何かね、まだ『オレ若手』みたいな雰囲気を堂々と出してますね。
劇団ひとり:出してます~?そんなことないとは思うんですよ。でも若手っぽくいたほうが、スタンス的にはやりやすいですからね…って、そんなネタバラシしなくていいんですよ(笑)。中居さんのスゴイところは、ゴルフ行ったとき『オレぜんぜん練習してない』って言って、スゴイナイスショットするんです。でもよくよく聞くと、その前の日に練習してたんですよ。そういう正々堂々とうそをつくところがスゴイと思います(笑)
中居:ゴルフって『練習してない』って言ったほうが、いろんなことが楽なんです。ナイスショットしたら『練習してないのに?』って褒められる。空振りしても『練習してないもんな』で済むじゃないですか。だから猛烈な練習をしても『練習してない』って言った方が楽しく過ごせる気がします。
劇団ひとり:セコイんですよね、本当に。けっこうリアルにうそついてたんで。『全然練習してないわ』って。で、『昨日、練習場ではな~…』みたいな。『行ってたんだ?練習』って(笑)
中居:うそが続かなかった(笑)
― そんな2人が共演するCMですが、今後はどんな展開になってほしいと思いますか?
中居:劇団さんとは共通の趣味があったりして、(今回の共演でさらに)“ソフトバンクという共通点”が増えたなって。でもその趣味は『一緒にやろう』と言ってもタイミングが合わなかったりするので、今後“ソフトバンク”のCM撮影があってもスケジュールが合わないこともあるんじゃないかなって。(劇団ひとりさんは)断ることがあるんですよね、仕事がお忙しくて。だから(CMも)お断りして出なくなってしまうことを懸念しますね…
劇団ひとり:いやいや、ないっす。ゴルフの誘いじゃないんだから。『CMの撮影ごめんなさい。ちょっと行けないんです』って断らないでしょ(笑)
中居:(断る理由は)だいたい子守りなんですよね。『今日は子守りの日なんで』って言うんで、今回“ソフトバンク”という共通点が生まれたと思ったけど、子守りのある日は…
劇団ひとり:いやいやCMの撮影だったら子どもを連れてでも来ますよ。断るわけないでしょ。天秤のかけかた、おかしいでしょ(笑)
中居:そこだけちょっと懸念しますよね。いなくなっちゃうんじゃないのかな…って。
劇団ひとり:当然、出ますよ。まだ序盤ですけど、もっと大所帯で激しいダンスみたいなのを今後やって…。実はこの(CM出演の)ために、去年ぐらいからダンササイズをやってました。運命的ですよ、去年の夏ぐらいにふと『ダイエットしたいな』ってダンササイズを始めて『ここに繋がったんだ』という運命を感じましたね。
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