Hey! Say! JUMP薮宏太、“オタク”と“アイドル”の切り替えに苦労 横山だいすけ・井上小百合ら共演者も絶賛<BE MORE CHILL>
2022.07.25 18:30
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Hey! Say! JUMPの薮宏太が25日、東京・新国立劇場で行われたミュージカル「BE MORE CHILL(ビー・モア・チル)」(同日より同所ほかにて上演)のプレスコール及び取材会に、共演の加藤清史郎、井上小百合、横山だいすけ、演出家のスティーヴン・ブラケット氏とともに出席。薮が共演者から続々と絶賛される場面があった。
薮宏太主演ミュージカル「BE MORE CHILL」
2004年に出版されたアメリカ人作家ネッド・ヴィジーニ氏による同名小説をもとに、脚本のジョー・トラックス氏、音楽・歌詞のジョー・アイコニス氏によってミュージカル化され、2015 年にニュージャージー州で誕生した本作。薮は冴えない男子高校生のジェレミーを演じ、とある日本製のスーパーコンピューター入りの錠剤「スクイップ」を手に入れることで超クールな青年に生まれ変わり、学校の人気者になっていくも、スクイップに操られ、次第に自分自身を見失っていくという難役に挑む。横山だいすけ、薮宏太の“オタクっぷり”絶賛
今年の第75回トニー賞でミュージカル作品賞に輝いた「ア・ストレンジ・ループ」の演出を手掛けたスティーヴン氏から演出を受けた感想を求められた薮は「先に振り付け稽古が始まっていまして、その稽古中にスティーヴンが演出した作品がトニー賞を取ったということで、稽古場が盛り上がり、どう迎え入れようか考えました」と振り返り、「その演出を僕たちが受けられるというのは、人生で1度か2度あるかないかだと思うので、その貴重な体験を1分1秒無駄にしないように、スティーヴンから放たれる言葉を一語一句聞かなきゃなと思っていました」としみじみと語った。また、薮の“冴えない男子高校生”という役どころについて、横山から「宏ちゃんはすごくかっこいい印象なんですね。でもその彼がオタクをやるということで『(オタクには)ならんでしょ』って思っていましたけど、劇場に入ってからマスクを取って稽古をしたときに、オタクっぽさ全開で、早くお客さんに見てもらいたいなって。薮宏太にこんな一面もあるのかと思っていただけたら嬉しいです」と絶賛の声が飛ぶと、薮は「稽古のあとにHey! Say! JUMPのお仕事が多かったので、その切り替えが大変でした」と苦労を明かしつつ、「僕は基本的にオタク気質なので、そこはすぐ(オタク役に)なれました」と語った。
薮宏太、井上小百合の“べた褒め”に上機嫌
一方、薮が演じるジェレミーが想いを寄せるクリスティン役を演じる井上は「一応ヒロインなんですけど、少女漫画に出て来るようなかわいらしいヒロインを想像してくると『えっ…』ってなる感じで、すごいキャラクターで、周りから見たら変なやつなんですけど、ジェレミーからしたら魅力的に見える女の子という塩梅を気をつけながらやっています」と説明。普段の自分とは違うか問われると「正直、割と近い感じです」とコメントして笑いを誘い、「私もわりと素直で真っ直ぐにしか生きられない性格なので、共通点は多いかなと思っていますね」と微笑んだ。薮との共演については「お芝居の中ではジェレミーって『大丈夫!?』って感じのキャラクターなんですけど、薮さん自身はすごく頼もしくて、めちゃめちゃ頼らせていただいていて、お稽古場でも劇場に入ってからでも周りの方のことをすごくよく見ているなって思って。『衣装さん大丈夫ですか?』とか『準備できてますか?』とか、すごく円滑に進むように仕切ってくださるので、とっても素晴らしい方だなと思っています」と評価すると、薮は「今の流れを全部太字で書いてください」と上機嫌でお願いした。
薮宏太「美容室に行くのが苦手で…」
さらに、本作の内容にちなみ、人気者に生まれ変われる錠剤「スクイップ」があったら飲みたいかと尋ねられた薮は「飲みたいですね」と即答。「人気が出るというのも素敵なことですけど、他のことで変わりたいですね。僕は美容室に行くのが苦手で、2時間ずっと座って、友だちでもない人と喋るのって緊張するじゃないですか(笑)。僕はいつも寝癖のまま稽古場や現場に行ってメイクさんを困らせちゃったりするので、それを一気に決めてくれる薬がいいですね」と想像を膨らませた。(modelpress編集部)
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