爆笑問題・太田光、安倍晋三元首相を追悼「真正面から受け止めてくれた」
2022.07.10 11:40
お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が10日、コンビでMCを務めるTBS系「サンデー・ジャポン」(毎週日曜9時54分~)に出演。安倍晋三元首相(享年67歳)が8日、奈良市での演説中に狙撃され、その後死亡したことが報じられたことを受け、コメントした。
太田光、安倍晋三元首相を追悼
この日、番組で安倍元首相のニュースを取り上げると「何度かお会いしてお話させていただきました」と切り出した太田。「僕は本当にこういう政治バラエティみたいなのを長年やっているので、テレビの人間としてはとにかくバラエティに出てきてくれる政治家を信頼してるんですよね」と考えを伝えた上で、「安倍さんは、俺がこんな青二才の若造でも『あなたの言ってること違うと思います』って。俺ですからね、暴言も吐くし。それでも真正面から受け止めてくれたし、『もう君とは会わない』っていうことは絶対なかったです。また僕と会おうとしてくれていたし、俺も会いたかったし」とこれまでの交流を回顧した。
太田光「投票が言葉になる」
また、太田は安倍元首相について「言葉で交流するのが基本だった」とも語り、「犯人がやったことは言葉を諦めたんだな。要するに、世の中と関わることを遮断してしまった、自分で。言いたいことがあるなら、実はその交流する場が選挙だよね」と現行犯逮捕された山上徹也容疑者についてもコメント。安倍元首相が掲げていた「法の支配」「闘う政治家」という言葉を挙げ、「投票が言葉になるわけで、それが安倍さんが言ってた法の支配であり、闘うってことなんだけど。全く通じなかったんだって思うと言葉の無力さをすごく我々感じてしまう」と思いを明かし、「それでも残酷なようだけど日常っていうか、そういうものは続いていくし、やっぱそれを信じ続けるしかない」と自身の思いを伝えていた。(modelpress編集部)
情報:TBS
【Not Sponsored 記事】