「マイファミリー」最終回、真犯人と全ての謎が明らかに【ネタバレあり】
2022.06.12 22:42
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嵐の二宮和也が主演を務めるTBS系日曜劇場「マイファミリー」(毎週日曜よる9時~)の最終回が、12日に放送された。真犯人が明らかとなり、反響が寄せられている。<※ネタバレあり>
二宮和也主演「マイファミリー」
誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていく同作。「グランメゾン東京」(2019年)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年)などを手掛けた脚本家・黒岩勉氏がオリジナルで描く、先の読めないノンストップファミリーエンターテインメント。二宮はゲーム業界の新時代を切り開く男ともてはやされている「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCEO・鳴沢温人、多部未華子がその妻・未知留を演じている。さらに鳴沢夫婦に協力する重要人物として、2人の大学時代の友人で弁護士の三輪碧役を賀来賢人、元刑事・東堂樹生役を濱田岳が務めている。
心春&実咲誘拐事件の真犯人明らかに
真犯人は、神奈川県警捜査一課長・警視の吉乃栄太郎(富澤たけし)だった。吉乃は面倒見がよく、家に帰れない部下がいると家族のケアまでしていた。その延長で刑事だった東堂の妻・亜希(珠城りょう)から育児の相談を受け、そのうちに不倫関係に。そしてそれを東堂の娘・心春(野澤しおり)に気付かれ、写真を撮られた。誘拐は心春の提案だった。心春は吉乃と亜希の不倫現場を押さえた写真を吉乃に見せ、「二度とママには会わないでください」と伝えるとともに、「私を誘拐してください。ママたちはこのままじゃ離婚しちゃいます。でも、私が誘拐されたら私を心配してまた仲良くしてくれるかもしれません」と頼み込んだ。
吉乃はそんな心春からスマートフォンを奪い取り、写真データを消そうとする。揉み合いになった拍子に、心春は階段から落下。ここで心春は命を失ったと思われるが、吉乃はその後事件を風化させるために心春の営利誘拐を仕掛けた。
吉乃、実咲と対面する偶然
亜希のアリバイ供述が二転三転していたのは、吉乃が裏で説得していたからだった。亜希は吉乃が犯人だとは知らないまま、娘が誘拐されていた時に浮気をしていた自分を責め姿を消した。失踪の直前「心春の元へ行きます」と亜希から連絡が来た吉乃は、彼女が自殺をしたと確信し安心。しかし、東堂が心春誘拐事件を模倣して温人の娘・友果(大島美優)を誘拐したことで、再び捜査が動き出した。
吉乃は東堂に犯行を続けさせることで罪を被せるつもりだったが、そこで思わぬ偶然が起きる。それは阿久津晃(松本幸四郎)の娘・実咲(凛美)との対面。心春の親友だった実咲は、当時彼女から亜希と浮気相手の写真を共有されており、時を経てその浮気相手が警察の人間・吉乃であったと気付く。実咲は直接吉乃に連絡し、心春は何か事件に巻き込まれていたのかと尋ねる。
吉乃は写真データを回収するために実咲を誘拐。しかし実咲は自ら脱出を試み、高所から転落。当初実咲も心春同様にどこかに遺棄するつもりだったが、落下した姿を見た吉乃はそれができなくなった。そこで東堂に心春か実咲かの答えを託し、温人らが実咲の姿を見つけることとなったのだった。
「マイファミリー」事件の結末に反響殺到
吉乃と亜希の関係や心春・実咲の誘拐事件の真相に、視聴者からは「噓でしょ」「心春ちゃんのアイデアだったなんて」「辛すぎる」など衝撃と悲しみの声が多数寄せられている。(modelpress編集部)情報:TBS
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