「マイファミリー」視聴者も騙された温人(二宮和也)の“秘策” 約5分間の1人語り&伏線回収シーンに「圧倒された」「鳥肌止まらない」の声
2022.04.25 11:44
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嵐の二宮和也が主演を務めるTBS系日曜劇場「マイファミリー」(毎週日曜よる9時~)の第3話が、24日に放送された。二宮演じる鳴沢温人の“秘策”に驚きの声が上がっている。<※ネタバレあり>
二宮和也主演「マイファミリー」
誘拐された娘を取り返すための唯一の方法として警察を排除することを決意した夫婦が、たった2人で娘を取り返すべく戦っていく同作。「グランメゾン東京」(2019年)、「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年)などを手掛けた脚本家・黒岩勉氏がオリジナルで描く、先の読めないノンストップファミリーエンターテインメント。二宮はゲーム業界の新時代を切り開く男ともてはやされている「ハルカナ・オンライン・ゲームズ」のCEO・温人、多部未華子がその妻・未知留を演じている。さらに鳴沢夫婦に協力する重要人物として、2人の大学時代の友人で弁護士の三輪碧役を賀来賢人、元刑事・東堂樹生役を濱田岳が務めている。
鳴沢夫婦の計画が警察に筒抜け…そのまま実行へ
鳴沢夫婦から排除された葛城圭史(玉木宏)ら警察は、温人の母・麻由美(神野三鈴)と未知留の父・牧村正文(大友康平)を鳴沢夫婦にバレないように警察署に呼び、協力を持ちかける。孫・友果(大島美優)を救いたい一心だった麻由美と正文はともに体に盗聴器をつけ、鳴沢家に帰宅。警察にバレないように犯人に身代金を受け渡そうとする温人の計画は、その盗聴器によって全て警察に筒抜け状態だった。温人が考えた計画は、自身が開発したゲームアプリのチャット機能を使って犯人とやり取りし、身代金の受け渡しは麻由美と正文が行うというもの。麻由美と正文が受け渡し後に友果の居場所を聞き出し、会社で待機している三輪と未知留、東堂と温人は2台の車に分かれ友果のいる場所に向かった。
温人ら、犯人との交渉失敗?
捜査本部はその計画に乗っかり、麻由美と正文が犯人の指示で身代金を乗せた軽トラックを追いかけるとともに、犯人が2人に伝えた友果の居場所にも別の警察チームを向かわせる。ほぼ同時に突入するも、身代金を運んだ人物はただ雇われていただけで、犯人が伝えた場所にも友果の姿はなかった。
身代金を運んだ人物は、運び込んだ部屋に葛城らが突入してくる様子を犯人の指示によってライブ配信しており、アプリのチャットには犯人から「取引は終了です」「友果さんを殺します」とメッセージが。
犯人は監禁している友果を殺そうとするが、そこで友果と犯人のいる建物の外から温人の「友果聞こえるか!?おい、ここにいるんだろ!?」という声が聞こえてくる。
温人の考えた“秘策”
実は温人と東堂の車は、三輪・未知留とは別の場所に向かっていた。時は遡り、麻由美と正文が買い出しと言い警察署に行っている場面へ。2人が帰ってくるのが遅いと感じた温人はスマートフォンで2人の位置情報を確認し、警察署にいることを知る。葛城たちに協力していると気付いた鳴沢夫婦と三輪・東堂は、2人に秘密で別計画を考え始めた。
麻由美と正文が身代金を運ぶ間に、温人はネットサービス企業・NEXホールディングス社長のCEOで家族ぐるみの付き合いがある阿久津晃(松本幸四郎)に依頼し、別に5億円を用意。ゲームアプリに登録した犯人のスマートフォンは海外サーバーを経由していたが、ゲーム内の半径50m以内にすれ違ったプレーヤーからポイントをもらえる“すれ違い通信”という機能を駆使し、他のプレーヤーの中で犯人とすれ違った履歴のあるアカウントをピックアップ。結果3人見つかり、その人たちの居場所から犯人と友果のいる小屋を特定した。
温人の“秘策”に視聴者も騙される
小屋の外からその計画の全てを話した温人に、犯人は「取引成立です」とメッセージ。中に入ると友果の姿だけがあり、犯人は小屋の外に置かれた5億円を持って逃げていた。温人の緻密に練られた“秘策”は警察や麻由美と正文だけでなく、視聴者も見事に騙され「全く気付かなかった」「これはやられた~!こっちも騙された」「温人の頭の回転早すぎる」など驚く声が続々。
温人が犯人に計画を語り、それとともに伏線回収の場面がプレイバックされるシーンは約5分間に及び、「ニノの訴えかける演技に圧倒された」「鳥肌止まらない」「ラストの畳み掛けがすごい」などのコメントも上がっていた。(modelpress編集部)
情報:TBS
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