「ミステリと言う勿れ」喜和(水川あさみ)殺害&連続ストーカー殺人事件は繋がっていた 関係者&真相が判明
2022.03.07 22:29
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俳優の菅田将暉が主演を務めるフジテレビ系月9「ミステリと言う勿れ」(毎週月曜よる9時~)の第9話が、7日に放送された。女優の水川あさみ演じる喜和の事件の真相が明らかとなった。<※ネタバレあり>
菅田将暉主演「ミステリと言う勿れ」
累計発行部数1,300万部突破の人気コミックが原作の本作は、天然パーマがトレードマークの主人公・久能整が淡々と自身の見解を述べるだけで難事件や人の心の闇を解きほぐしていく、令和版・新感覚ミステリー。菅田のほか、伊藤沙莉、尾上松也らが出演する。整と風呂光聖子(伊藤)は、天達春生(鈴木浩介)に招かれ、天達の同級生・蔦薫平(池内万作)の山荘を訪れ、同じく同級生の橘高勝(佐々木蔵之介)らとともにミステリー会に参加した。そこで整は、天達の妻・喜和がストーカーに殺害されていたことを知る。喜和だけでなく、ストーカーも暖炉にくべられた夾竹桃(きょうちくとう)の毒性の煙でともに死んでいた。風呂光は整に、最近都内でもストーカーによる連続殺人が発生していることを話していた。
喜和殺害の真相明らかに
整は橘高が嘘をついていることを見抜き、橘高が喜和が殺された日に山荘を訪れていたと予想する。すると橘高はその日の朝、ストーカーから身を隠すため山荘にいた喜和から電話があったことを明かす。橘高は喜和から「高校時代の友人である若宮という人から橘高の元に電話があるだろうから、自分がいる場所を伝えてほしい」と頼まれ、その後喜和の友人を名乗るものからの電話を受け、よく確認もせずに簡単に住所を教えてしまったのだった。
しばらく経ち、自分の確認不足に気付いた橘高は、嫌な予感がして山荘に向かう。しかし橘高が到着した時にはもう遅く、2人はリビングで死んでいた。
喜和殺害&連続ストーカー殺人は繋がっていた
今回実施されたミステリー会には、すでに橘高を怪しんでいた2人の刑事が正体を隠して参加していた。彼等は喜和と最近の3つのストーカー事件の状況が似ていると踏み、天達に頼んで今回のミステリー会を計画。橘高は市役所で働いており、ストーカー被害者の支援措置の業務を担当。また最近趣味で小旅行に行くと話しており、そこの公衆電話からストーカーに電話して被害者の場所を教えていたことが明らかとなった。
整、橘高の“皆殺し計画”を見抜く
整はさらに、橘高が喜和が殺された時と同じ方法でこのミステリー会の参加者を皆殺しにしようとしていたのではないかと指摘。橘高は潔癖症だと主張し、スリッパや食器は全て持参。1人だけガレージのテントで寝泊まりしており、最初から自分はいなかったものとして、「天達が傷心のあまり、6人を道連れにして無理心中」というストーリーを作り上げようとしていた。またすでに長野県の山荘で4人の男女が夾竹桃の毒で亡くなっており、橘高が予行練習も実施していたことも判明した。
整、橘高は「本来はケアされるべき側の人」
「君も俺を恨めばいい。喜和さんを殺したのは俺なんだから。腹が立つだろ?ののしっていいよ」と言う橘高に、整は「それは違うと思う」と一言。「喜和さんの事件が起こったのは、橘高さんのせいじゃないです。僕はストーカーに腹が立ちます。ストーカーが野放しにされて、被害者の方が逃げて隠れて、その結果全てを捨てて不自由になって、殺されると怯えながらやっぱり殺される。その理不尽なシステムに腹が立ちます。あなたは人の役に立とうとして、犯罪に巻き込まれただけです。本来はケアされるべき側の人でした」と話すのだった。
実は橘高は皆殺し計画と同時に、天達が全てを知った上で自分を山荘に呼び殺そうとしているのではないかという恐怖も抱えていた。この結末に、視聴者からは「結末が悲しくて泣いた」「全ての事件が繋がってたのか…」「整くん、今日も深いこと言うなぁ」「佐々木蔵之介さんの演技力に圧倒された」など、多数の反響が寄せられていた。(modelpress編集部)
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