秋元康氏、乃木坂46オーディション選出方法に言及 大園桃子さんを合格させた訳とは「ずっと泣いていた」
2022.03.03 16:34
乃木坂46の久保史緒里がパーソナリティを務める「乃木坂46のオールナイトニッポン」(ニッポン放送/毎週水曜25時~)に2日、総合プロデュースを務める秋元康氏が生出演。オーディションの審査方法についてトークを繰り広げた。
秋元康氏、オーディション選出基準は?
メンバーに仕事を与えていく際の方法について秋元氏が明かした今回の放送。そんな話を受け、久保が「オーディションはどういうふうに決めているんですか?」と切り込むと、乃木坂46をはじめとする、AKB48などプロデュースを手掛けるグループのオーディションの基準についての話題となった。秋元氏は「勝手に評価するのは僕は好きじゃない」としつつも、評価方法として定番とされているであろう点数方式ではなく「10人の審査員がいたら、10人がピンと来た人を選んで、皆で1人ずつ選んでいく方法の方があると思います」と審査員それぞれが魅力を感じた参加者を合格させる方式が多いと告白。
その理由について、点数方式の場合はそれぞれの評価が平均化してしまうと語り「他の人は評価していないけど自分にとってはこの人が良いって選んだ人の後ろには同じような思いの人が100人、1000人いると思う」と審査員それぞれの直感を尊重して選ぶことを重要視していると明かした。
これを受けて久保は「受けている側からすると、受かる部分を見つけられないのが悔しくもあり、他の子を見ると『どうしよう落ちちゃう』って…」とオーディション中に抱えていた不安を吐露。
このような悩みに対するアドバイスを求められることも多いという秋元氏は「自分の魅力に気付かない方が良いと思う」と返答。魅力にまだ気付けていない参加者の方が、審査員側がその魅力を見つけ出そうと考えるため、“受かる部分”を無理に見つけ出す必要は無いと口にした。
秋元氏、大園桃子さんを合格させた理由
そして「あれ、3期生のときだっけ?ずっと泣いていた子がいて…」と久保が参加した3期生のオーディションを振り返った秋元氏。「大園ですね」と久保が答え、2021年にグループを卒業するとともに芸能界を引退した大園桃子さんがオーディション中に涙していたことの話題に。秋元氏は「スタッフが『あんな人無理でしょ』。でも僕はそんな人見たことが無かったから良いなと思った」とその出来事が、大園さんが合格となった理由のうちの1つであるとも語り、久保は「嬉しいです」と笑みを浮かべていた。(modelpress編集部)
情報:ニッポン放送
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