「めぐる。」メインビジュアル/(左上から時計回りに)白洲迅、井ノ原快彦、三田佳子、井上清華アナ、福本莉子 (C)フジテレビ

井ノ原快彦主演「めざましテレビ」初ドラマにフジ井上清華アナ出演決定 メインビジュアルも公開<めぐる。>

2021.12.02 07:30

井ノ原快彦が主演を務める、フジテレビ系情報番組『めざましテレビ』(毎週月~金曜あさ5時25分)にて放送される番組初でオリジナルの“めざまし連続ドラマ”『めぐる。』(12月6日~17日午前7時30分過ぎ~/全10回予定)の、メインビジュアルが公開。フジテレビアナウンサーの井上清華の出演も決定した。

  

井ノ原快彦主演「めぐる。」メインビジュアル公開

1994年4月に放送を開始した『めざましテレビ』。28年目で初の試みとなる「めざまし連続ドラマ」、略して「めざドラ」を放送する。

このメインビジュアルは、主演の井ノ原をはじめとしたキャスト全員が、それぞれ違う場所にいながらも、同じようにハートの形をした毛糸を持っていて、それが実は繋がっている。それによって、今年度のテーマソングであるYOASOBIの『もう少しだけ』や、「めざドラ」の原作小説『めぐる。』のテーマでもある、優しさがめぐっていく様子が描かれている。

今回、実写化される小説『めぐる。』(千春著)は、YOASOBIのテーマソングの原作小説を一般募集(小説投稿サイト「monogatary.com」にて開催した『夜遊びコンテストvol.3 withめざましテレビ』)した際、5000以上の応募作の中から大賞に選ばれた作品。コロナ禍の何気ない日常を描いた小説だ。

井上清華アナウンサー「めぐる。」出演決定

井上清華アナ (C)フジテレビ
見ず知らずの4人が、ある朝『めざましテレビ』の占いを見たことで、「いつもはしないこと」に挑戦。ちょっとした優しさが人から人へと渡っていくうちに、どこかで自分にも優しさがめぐってくるというストーリー。この小説からYOASOBIの楽曲『もう少しだけ』が生まれ、さらにこの小説を原案とした連続ドラマが誕生する事になるのだが、そこに『めざましテレビ』のメインキャスターを務める井上アナウンサーも出演することになった。

主演は、今回、3年9カ月振りに「朝の顔」に戻ってくることになる井ノ原。その他の主要キャストには、日本を代表する名女優・三田佳子に加え、白洲迅、福本莉子など今注目の若手俳優たちが並ぶ。占いを見て行動を起こす人たちの優しさが、毎朝スタジオで占いを読む井上アナにもめぐっていくことになる。

演技をするのは中学生の時の学芸会以来だという井上アナは、「自分がきちんと役目を果たせるかはさておき、『めざましテレビ』らしい、温かくて新しい朝が生まれると感じた」と意気込みを語る。また、井ノ原は、「自分の役って意外と難しくて、“普段通りでいいよ”と言われても、“普段どうしているだろう?“と困ったりもするけれど、彼女は器用に演じてくれるんじゃないかと思います」とコメントを寄せた。

また、井ノ原は、6日の『めざましテレビ』に生出演する。YOASOBIの『もう少しだけ』と共に紡ぐ約2分半のオムニバスショートストーリーに注目だ。(modelpress編集部)

井上清華(フジテレビアナウンサー)コメント

― この話が来た時の率直な感想は?

“え、どういうこと!?”でした!(笑)。“『めざましテレビ』でドラマをやる”という話にも驚きましたが、そこに出演を、と聞いてよく分からないまま“もちろんです!”と答えていました(笑)。その時はちらっと映る感じかな、と思っていて。まさか、台詞まである、演技が必要な役をアナウンサーである私が担うとは夢にも思わなかったです。よくよく聞くと出演してくださる俳優さんの豪華さに倒れそうになりました。

自分がきちんと役目を果たせるかはさておき、このドラマ『めぐる。』は、28年目となる『めざましテレビ』の歴史の中で初の試みです。内容を聞いた時に、きっと『めざましテレビ』らしい、温かく新しい朝が生まれるんだろうな、と感じましたし、メインキャスターに就任したこの年に、携わることができることは幸運なことだな、と感じています。

― 意気込みをお願いします。

このドラマの原案となる小説『めぐる。』は、『めざましテレビ』のテーマソング『もう少しだけ』を作っていただく時に、YOASOBIのお2人と一緒に選んだもので、満場一致で決まった作品です。初めて読んだ時、私自身、今の世の中のこと、家族のこと、いろいろなことを重ね合わせ、温かい光のようなものが心に差しました。

原作者の方が『めざましテレビ』を見て、描いてくださった作品が、曲になって朝、寄り添ってくれ、今度はめぐってドラマになることで、心温まる1日のスタートにしてくれると思います。『めざましテレビ』のキャスターとして日々情報をお伝えしていますが、この2分半はまた新しい形で視聴者の皆さまの生活に寄り添えたらと思います。

チーフプロデューサー・高橋龍平(フジテレビ情報制作センター)コメント

実はプロジェクトの出発点、YOASOBIチームと『めざましテレビ』で、テーマソングの原作となる大賞作品を決める会議をした際、最初に“私は『めぐる。』が素晴らしいと思います!”と発言したのが、井上アナでした。

今回の物語は、『めざましテレビ』の“今日の占い”を見て、優しさがめぐっていくストーリーですので、“井上アナ本人がやるしかないだろう”という流れで、出演が決まりました。“めぐりめぐって”の初演技ですので、どうか皆様温かい気持ちで見守っていただけましたら幸いです。

ドラマプロデューサー・村瀬健(フジテレビ第一制作部)コメント

今回、『もう少しだけ』の原作小説のドラマ化をプロデュースするにあたり、最初に思い付いたアイデアが『めざましテレビ』キャスターの井上アナに本人役で出演してもらうことでした。原作小説にはない部分だったのですが、“まったく違う環境にある登場人物たちが、同じ日にたまたま目にした『めざましテレビ』の占いを信じてみようと思い、いつもはしないちょっとした優しさを形にしてみたところ、幸せがめぐっていく”というのがこの物語なので、みんなの背中を押した井上アナ自身も、その“めぐる輪”の中に入ってきた方がドラマとして断然面白くなると思ったのです。

当然ながら、井上アナは演技未経験ということでしたが、僕は確信を持っていました。それは本当に勘でしかないのですが、何の根拠もなく“井上アナは演技ができる!”と感じていたのです。実際に、監督はもちろんのこと、歴戦の強者のドラマスタッフたちから太鼓判を押される見事な演技を見せてくれました。

本人も言っているように“ちょっとした出演”ではなく、このドラマにとって大事な役割を担う“キャストの一人”として出演しているので、井上アナが一体どのような形で“本人役”としてこの物語に関わってくるのか?ぜひ楽しみにして頂ければと思います。皆さんの想像の斜め上をいく自然な演技をしているので、逆に見落としてしまう可能性もあるかも。しっかり見届けてください!
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