草なぎ剛、タモリとCM初共演 24年ぶり演技共演に緊張

2人が演技で共演するのは「世にも奇妙な物語 秋の特別編」（1997年10月16日放送）オムニバスドラマが5本放送された内の1本、「無実の男」での共演以来約24年ぶりとなる。

現在放送中の草彅がアパートに引っ越してきた新しい住人約で初登場したバージョンのCMでは、タモリ演じるアパートの大家さんとはニアミスで同じCM内に登場はしているが、タモリと草なぎが同じ画面に収まるシーンは一切なかった。

9日から公開される同CMでは、大家さんとアパートの住人という設定ながらも「初めてあった気がしませんね」といった台詞を草なぎが語るなど、虚実混ざり合った内容となっている。

草なぎ剛＆タモリ出演の新テレビCM

新生活が始まる4月は、何かとモノが必要になる季節。今回のCMは、誰かにとって不要なモノが必要な誰かに受け継がれていく、モノを無駄にしないというフリマアプリの特徴が描かれている。

また、新生活で新たなことにチャレンジをする方も多いため、フリマアプリをはじめたいという方に向けて、全国各地やネット上で開催しているフリマアプリ教室をはじめとした、オンライン・オフラインのサポート体制を案内すべく、シンプルかつ印象に残るアニメーションや音楽で案内されている。

草なぎ剛、タモリと久しぶりの再会に「本日は緊張しております…」

「わたくし、本日は緊張しております…」とつぶやき、ソワソワした様子でスタジオ入りした草なぎ。タモリとの久しぶりの再会、演技の現場はドラマ共演以来約24年ぶりとのことで、撮影日の夜は眠れなかったそう。草なぎに会ったタモリは「久しぶり」と、笑顔で小さく声をかけ、お互いに緊張した面持ちで静かに撮影が始まった。

一方「ようやく会えましたね」「新しく越してきた？」「初めて会う気がしませんね」とセリフを掛け合うシーンの撮影では、目が合うことに照れたのか、カット後に2人で吹き出してしまう場面も。撮影の進行とともにお互いの緊張がほぐれていったようで、休憩中には談笑する2人の姿も見られた。

草なぎ剛、新生活にまつわるタモリとのエピソード明かす

撮影後のインタビューで、草なぎは「すごく緊張しました」と話し、少しホッとした様子。新生活の思い出に話題が及ぶと「20歳の頃、初めての一人暮らしを始めるときに、タモリさんから絨毯をいただきました」と話し始めるや、タモリから車を借りたエピソードなどが飛び出し「タモリさんがいなかったら、一人暮らしができなかったですね」と、新生活にまつわるタモリとの思い出を語った。

さらに、同CMにちなみ、誰かに「引き継ぎたいモノ」を質問すると、「革ジャンですね。フリマアプリに出しちゃおうかなと思っています」と明かした。

タモリ、誰かに「引き継ぎたいモノ」明かす

また、撮影を終えたタモリにも、誰かに「引き継ぎたいモノ」を質問すると「レコードがかなりあるんです」とのこと。まとめて引き取ってもらえないかと知り合いに相談しても「実は俺も困ってるんだよ」と言われてしまったようで、大好きな「レコード」の引き取り手に困っている様子を見せた。

最後は同CMについて、タモリに感想を聞くと「自由に、自然体でやらせてくれるCMです。仕上がりも面白いものになっていると思うので、CMそのものも楽しみにみていただきたいです」と明かした。（modelpress編集部）