「逃げ恥」コロナ禍の現在描く 星野源「うちで踊ろう」“2番の歌詞”との関連性に注目集まる
2021.01.02 23:56
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新垣結衣が主演を務め、星野源が共演するTBS系新春スペシャルドラマ『逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!』(よる9時から2時間25分スペシャル)が2日、放送された。星野の楽曲「うちで踊ろう」との関連性が話題となっている。<※記事内ネタバレあり>
「逃げ恥」でコロナ禍の現在描く
みくり(新垣結衣)と平匡(星野源)は、夫婦別姓、家事はそれぞれ得意なことで分担し、順調な事実婚生活。みくりが妊娠したことで、みくりが津崎になり、正式に入籍した。そして「亜江ちゃん」が誕生。そんな中新型コロナウイルスのパンデミックが起きる。感染予防の観点からハグもできなくなり、赤ちゃんのことを考えみくりは亜江ちゃんと一緒に実家に疎開することに。
コロナ禍の非常事態にも、ネットではデマが流れ、人々は罵り合い、心がすり減るような毎日。そんな時、みくりは平匡に亜江ちゃんの成長記録を送り、平匡はその写真を見て「大丈夫、世界はまだこんなにも美しい」と奮起していた。
星野源の「うちで踊ろう」との関連性が話題に
ドラマでは、コロナ禍のリアルな現在をそのまま表現。離れ離れになってしまった2人だったが、「生きていればまた会える」と新しい生活様式の中で繋がりを大切にしながら「おかえり」「ただいま」が言えるその日を願う人たちの様子が描かれていた。また星野は、2020年大みそかに放送された「第71回 NHK紅白歌合戦」(NHK)にて、外出自粛期間中に発表していた楽曲「うちで踊ろう」の未発表だった“2番の歌詞”を披露。“常に嘲り合うよな僕ら”と少し皮肉を伝えつつも、“変わろう一緒に”というメッセージとともに「愛が足りないこんな馬鹿な世界になっても まだ動く まだ生きている」「生きて抱き合おう いつかそれぞれの愛を重ねられるように」とそんな世界でも手を繋いで前に進もうという思いが込められていた。
ネット上では、「逃げ恥」と「うちで踊ろう」の歌詞の関連性に注目が集まり、「源さんの歌詞、この作品にもそのままリンクするな…胸にささる」「ドラマを見て改めて『うちで踊ろう』を聞くとより深みが増す」「平匡さんが感じたことを、源さんも感じて伝えてくれたんだね」とコメントが続々と寄せられている。
新垣結衣&星野源「逃げるは恥だが役に立つ」
『逃げるは恥だが役に立つ』は2016年10月期に火曜ドラマ枠で放送。原作は海野つなみの同名マンガ。「職ナシ」「彼氏ナシ」「居場所ナシ」の主人公・森山みくり(新垣)が、恋愛経験のない独身サラリーマン・津崎平匡(星野)と「仕事」として契約結婚。「夫=雇用主」、「妻=従業員」の雇用関係で恋愛感情を持たないはずが、同じ屋根の下で暮らすうち、妄想女子とウブ男は徐々にお互いを意識しだす…というラブコメディ。今回のスペシャルドラマでは、原作の10巻と11巻をもとに、契約結婚から生まれた恋を経て、みくりと平匡がついに本当の“結婚”を決めた連続ドラマのその後が描かれた。(modelpress編集部)
情報:TBS
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