嵐ファンの“アラフェス鑑賞会” 開始直後から涙…それぞれの楽しみ方・活動休止への思いを聞く「一生待ってる」
2020.11.03 22:13
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今年末をもっての活動休止を発表している嵐が3日、ライブ「アラフェス 2020 at 国立競技場」をオンライン配信。モデルプレスはオンライン配信をそれぞれの場所で楽しんでいるファンをリモート取材し、ライブの感想や活動休止への思いを聞いた。
「アラフェス2020 at 国立競技場」
本来2020年5月に新しく完成した国立競技場で行われる予定だった「アラフェス」は今回、配信ライブとして開催され、同会場で事前収録された映像が配信。同日は嵐のファンクラブ会員限定の16:30~18:00のPART1、一般も視聴できる19:30~21:00のPART2の2部構成で実施。11月3日は嵐のデビュー21周年記念日。2012年と2013年に開催された同コンサートが7年ぶりに帰ってきた。
嵐ファンのアラフェス鑑賞会を直撃
嵐ファン11年目のひまわりさんは、Twitterのファンアカウントを通じて知り合ったまーちゃんさんとカラオケ店を予約し、パソコンを繋ぎ、大画面で鑑賞会を実施。ソファーにうちわを所狭しと並べ、Tシャツを着てうちわとペンライトを持ってライブ会場さながらに応援した。
ひまわりさんはデビュー10周年を迎えた2009年の音楽番組でのパフォーマンスを観て以来ファンに。一方、まーちゃんさんは2007年に『We can make it!』を「ミュージックステーション」で観たのがきっかけでファン歴14年目になる。
取材をリモートで行ったのはPART1とPART2の間。PART1が終わり、ここまでのライブの感想を聞くと、ひまわりさんは「スタンドとかアリーナにペンライトを立ててくれていて、それがすごく綺麗でした」とスタッフやメンバーの気遣いを明かす。
まーちゃんさんは「国立(競技場)ならではの花火の演出が今までのアラフェスを思い出す」と言い、「直接は観ていないけどDVDとかで全曲景色は観ているので、『あ、このライブのときだ』と思い出深くて」と続けるとひまわりさんも「初めて観る演出のはずなのに懐かしい感じがすることもあったし、新しい演出に驚いたりもした」と頷いてメンバーとファンの深い歴史を感じさせた。
活動休止まであと少し…嵐ファンの思いとは
活動休止まで残り約2ヶ月…休止前のラストイヤーは新型コロナウイルスの影響でメンバーにとってもファンにとっても思うようにいかなかったことも多かったはずだが、「2年前から発表を受けているので心の準備はできている」と話すひまわりさんは「嵐さん自身が今届けられるものをベストの形で届けてくれているのでそれをありがたく観させて頂いている気持ちが強いです」とメンバーにひたすら感謝。まーちゃんさんは「この5人で歌っているのが最後だと思うと最初から泣いてしまいました」と名残惜しさをにじませる。やはり、休止してからの来年以降のことはまだ実感がわいてないというのが本音。「戻ってきても戻ってこなくてもファンでいることは変わらない」と断言する2人は、来年以降はまだ観られていないDVDなどを沢山観て楽しみたいという。
そんな2人が今、嵐に伝えたいこととは?「こういう状況になっても色んなことにチャレンジして今できることを頑張ってくれて感謝しかない。それぞれのどんな道を歩んでいても応援し続けたい」(ひまわりさん)「人として生き方それ自体が勇気をくれる存在で、5人が笑っているだけで色んな経験ができたし勇気づけられてきたので私も感謝しかない。人生の指針というか、嵐をみてれば頑張れる存在で、休止してもしてなくても今までの21年間があったからずっと大好きです」(まーちゃんさん)
アラフェス、特に感動した楽曲は?演出は?
ファン歴11年のがみこさんは、友人のまきさんの自宅で鑑賞。テレビの周りを写真やグッズ、風船でカラフルに装飾し、お祭り気分で楽しんだ。PART1で特に印象に残った楽曲や演出を聞くと、『Still...』や『5×10』をあげ、「ファンしか知らない曲も多くて良かったです。いつもだったらあんまりしないけどオンラインだからこそカメラ目線でポーズをとってくれていた気がします」と話すがみこさんは配信開始直後から涙が止まらなかったそう。
2019年1月に活動休止を発表してから2年。まきさんは「今までテレビをつけたら出ているし、日常生活で当たり前だった存在だからもうすぐで休止になるのは正直実感はわかないけど、『今日が最後です』って言われたときに実感がわくのかな…」と率直な今の心境を明かし、がみこさんは「この2年間でできることを全力でやろうとしてくれてる気持ちが毎日毎日伝わってくるからありがたいなと思うし、ファンでいてよかったと思えました」と2年間をしみじみと振り返った。
「お休みだからね、解散じゃないからね」と頷きあった2人は、来年以降どんな風に応援するかと問うと、「ただただ思い続けるでしかない。こんなに嵐に支えられてたんだなって思いながら生きてくんだと思います。1年後でも3年後でも10年後でも、一生待ってると思います」と言葉に力を込める。「5人でいてくれてありがとう。ここまで21年、ありがとう。存分に休んでパワーアップして帰ってきて欲しいです」と5人への思いを語った。
嵐への応援メッセージ
3日は朝から1日中Twitterのトレンドワードを関連ワードが席巻。「最高でした」「デビュー21周年おめでとう!ずっと大好き」「素敵な時間をありがとう」と反響が寄せられていた。モデルプレスが開催直前に行ったアンケートでも嵐への応援メッセージが多数届いていた。
「あなた方のファンになって初めて、『スター』という言葉の本当の意味を実感しました。キラキラと光り輝いて誰かの道標となる存在、皆が顔を上げて見つめる存在なんですね。遅ればせながら最後まで着いていきたいと思います。最高の景色を見せてくれてありがとう。こうして5人の姿を見せて貰えてることが何よりの奇跡だから、この先に待つどんな困難も、あなた方なら乗り越えられるって信じてます。どうか皆幸せでいて下さい」
「本当は満員のファンと一緒に立つはずだった国立競技場。これまでに沢山の準備をしてきた嵐さんがこのような形になって一番悔しいと思います。実際に同じ場所にはいられませんが、その日は出来る限りの応援と声を届けるつもりで観させていただきます」
「これ以上、人を好きになることないと思える程、大好きです。学生の頃から、新社会人、環境が変わって不安なときなど、番組と音楽でずっと元気をもらってました。嵐がいて良かった!!と今まで何度も思いました。休止発表から2年間、時間をくださって、ありがとうございました。まだ気持ちは整理つきませんが、本当に嵐と過ごす時間が幸せです。ファンとしても全力で応援して、全力で散る勢いです。最後まで付いていきます」
「いつ休止をしても、いつ戻ってきてくれても、嵐は私の宝物であり、生きがいです。嵐の旅に、いつ参加しても、いつ戻ってきても、暖かく迎え入れてくれて、本当にありがとうございます。嵐に会えて良かった」
「いろいろと準備をしているなか、できなくなってしまったことばかりだと思います。そのような中で気持ちが折れてしまったことも多々あったでしょうが、私たちを楽しませるために努力してくれて本当に感謝しています。2020年12月31日23時59分59秒まで全力で着いていきます。嵐の皆さんも体には気を付けて、楽しんでパフォーマンスしてくれることを期待してます」
(modelpress編集部)
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