11月2日をもってソロ活動に専念することを発表したEXILE ATSUSHI(提供写真)

EXILE ATSUSHI、グループ活動卒業を発表 今後はソロに専念<コメント全文>

2020.11.02 04:00

EXILE ATSUSHIが2日、グループでのEXILEの活動を卒業することを発表した。同日をもって卒業となり、今後は「EXILE ATSUSHI」としてソロ活動に専念する。

  

ATSUSHIがEXILE卒業、きっかけ・決断の経緯を語る

ATSUSHIは、1980年4月30日生まれ、埼玉県出身。2001年に21歳でJ Soul Brothersに加入し、同年9月27日にEXILEとしてデビュー。ソロやバンド「RED DIAMOND DOGS」としても活動してきた。

卒業にあたり発表したコメントでは「新型コロナウイルスにより世界中が経験したことのない社会状況になり、あらためて自分の人生を振り返る時間にもなりました」「一人の人間として、40歳以降の今後の自分の人生について、どう生きていくべきかを考えるようになりました」と今回の決断に至ったきっかけを明かし、「2020年、40歳という節目の年に、一人の歌手として原点に戻り音楽と向き合う活動を新たにスタートするという決意が固まり、このたびEXILEという僕のすべてを育ててくれたグループでの活動に一区切りをつけ、卒業しソロ活動に専念する決意をいたしました」と説明。

そして、「今回、僕が抜けることでEXILEの形はまた新しく変わることになります。形を変え、進化していくこと。これは自分たちが決めたEXILEのあり方であると共に、EXILEの宿命でもあります」とEXILEへの想いを吐露。

HIRO、松本利夫、USA、MAKIDAIら卒業したメンバーにも触れ、「19人のEXILE一人ひとりがそれぞれ、別の場所で、別の方法でEXILEを背負い、EXILEのあり方を表現しています。こういう存在の仕方が今までのアーティストの形にはない、“EXILE”というあり方なのだと思います」とグループの未来を見据えた。

ATSUSHI「これからも誇りを持ってEXILEのメンバーの一人として生き続けていきたい」

また、ファンへの感謝を綴り、「今後も必要な時は、僕も作詞や作曲、楽曲の方向性など、いつでもHIROさんやメンバーと話し合いながらEXILEの楽曲を一緒に作り上げることに協力したいと思っていますし、これからも誇りを持ってEXILEのメンバーの一人として生き続けていきたいと思っています」とソロ活動に専念するものの、変わらず“EXILEのメンバーの一人”であることを強調。

ソロとしては、ブルーノ・マーズなどを手がける音楽プロデュースチーム「1500 or Nothin’」ともアルバム制作を契約し、海外での活動の準備を進めていたそうだが、新型コロナウイルスの影響を受けプロジェクトがストップ。現在は少しずつ動きを再開させているといい、「40歳からの新たな挑戦を機に、長年心の中で想っていた夢や、人としての生き方、個人としての活動などを通して、自分自身の人生をさらに一歩前に進めたいと感じています。きっと今後のソロでの音楽活動や、慈善活動など僕の活動をご覧いただくことで、少しずつですがその意味など、ご理解いただけるのではないかと思っています」と決意を語った。

「細かい心模様の変化や、心境」に関しては、11月12日に出版される書籍『サイン』に「想いの全てを書かせていただきました」としている。


ATSUSHI参加のラストシングル、12月16日にCDとしてリリース

同日、所属事務所「LDH JAPAN」もコメントを発表し、「限られた残りの人生をソロアーティストとしての活動に専念したいと申し出がありました」とATSUSHI卒業の経緯を報告。

EXILEはこれまでも形を変え、進化し続けてきましたが、EXILE AKIRA、EXILE TAKAHIROを中心とした14人による新たなEXILEがスタートすることになります。14人はEXILEを受け継いでいくという決意とともに、14人だからこそできる新たなEXILEを表現しようと、心を一つに強く結束していますので、今後のEXILEのパフォーマンスにもご期待ください」とファンに向けメッセージを送っている。

なお、ATSUSHIが参加するラストシングルとして制作された『SUNSHINE』は11月3日0時より配信開始、12月16日にCDとしてリリースされる予定。(modelpress編集部)

EXILE ATSUSHIコメント全文

いつもEXILEを応援してくださっている多くのファンの皆様へ

いつもEXILEをあたたかく応援していただきありがとうございます。
今日は皆さんに僕からの大切なお知らせがありますので、ご一読いただければ幸いです。

2001年に21歳でJ Soul Brothersに加入し、2001年9月27日EXILEとしてデビューしてから約20年、今年、僕自身は40歳になり、EXILEは来年20周年を迎えようとしています。

そんな中、新型コロナウイルスにより世界中が経験したことのない社会状況になり、あらためて自分の人生を振り返る時間にもなりました。同時に、自分の人生の時間は有限であることを痛感させられ、アーティストとしてもそうですが、一人の人間として、40歳以降の今後の自分の人生について、どう生きていくべきかを考えるようになりました。

これからの生き方に真剣に向き合って考えた結果、2020年、40歳という節目の年に、一人の歌手として原点に戻り音楽と向き合う活動を新たにスタートするという決意が固まり、このたびEXILEという僕のすべてを育ててくれたグループでの活動に一区切りをつけ、卒業しソロ活動に専念する決意をいたしました。

なぜ、このような決断をすることになったかの細かい心模様の変化や、心境に関しては11月12日に出版させていただく書籍『サイン』に想いの全てを書かせていただきましたので、ここでは割愛させていただきたいと思います。

今回、僕が抜けることでEXILEの形はまた新しく変わることになります。
形を変え、進化していくこと。これは自分たちが決めたEXILEのあり方であると共に、EXILEの宿命でもあります。

ダンス&ボーカルグループとしてのEXILEでのパフォーマンスは、これからは14人のメンバーが中心となって『EXILE』を表現していくことになりますが、今でもHIROさんも、MATSUさん、USAさん、MAKIDAIさんも、EXILEであり続け、19人のEXILE一人ひとりがそれぞれ、別の場所で、別の方法でEXILEを背負い、EXILEのあり方を表現しています。こういう存在の仕方が今までのアーティストの形にはない、“EXILE”というあり方なのだと思います。

僕にとってのEXILEは、21歳でデビューした時からずっと人生のすべてでした。毎年年末になれば、EXILEと共に年を越し、EXILEと共に春を迎え、EXILEと共に夏を過ごし、EXILEと共に秋を過ぎ、そしてまた、EXILEと共に冬を越してきました。

この約20年間の活動の中で、気づけばこれまでにグループだけでも約200曲もの楽曲を歌い、11枚のオリジナルアルバムを出し、15回のツアーを開催して、そこにソロの楽曲115曲、ソロツアー3回という、無謀とも言えるようなスケジュールを全速力で突っ走ってきたように思います。

それもこれも全ては、応援してくださるファンの皆さんがいてくださったからこそ、乗り越えることができたことです。本当に今でも心から感謝しています。

本当にありがとうございます。

今後も必要な時は、僕も作詞や作曲、楽曲の方向性など、いつでもHIROさんやメンバーと話し合いながらEXILEの楽曲を一緒に作り上げることに協力したいと思っていますし、これからも誇りを持ってEXILEのメンバーの一人として生き続けていきたいと思っています。

次のステージへと進化するために、40歳というのは、歌手として挑戦できる最後のタイミングではないかと感じています。
あと何回ツアーができるのか、あと何曲の歌を世に送り出すことができるのか。80歳まで健康でいられたとしても、60歳まで毎年ツアーができたとしてもあと20回できるかどうか。もし本当にそうであるのならば、これからの歌手生活、歌手人生において悔いのない20回のツアーをやり遂げたいと思っています。

そしてすでにブルーノ・マーズなどを手がける音楽プロデュースチーム「1500 or Nothin’」ともアルバム制作を契約し、海外での活動の準備をしていましたが、一度この新型コロナウイルスによってプロジェクトがストップしていました。しかし、今また少しずつ動きを再開させています。今後の海外での活動を本格化させるのも、いろいろなことを学びながら吸収し、成長していくことも、これからもずっと続けていくことではありますが、大きく羽ばたく時はこのタイミングしかないと感じました。

40歳からの新たな挑戦を機に、長年心の中で想っていた夢や、人としての生き方、個人としての活動などを通して、自分自身の人生をさらに一歩前に進めたいと感じています。きっと今後のソロでの音楽活動や、慈善活動など僕の活動をご覧いただくことで、少しずつですがその意味など、ご理解いただけるのではないかと思っています。

20年間の経験や学びはアーティストとしてだけでなく、社会というものを少しだけ理解しはじめたり、自分が生きるこの世界の仕組みを学ぶことになりました。だからこそ、ここからが、僕の本当の人生のはじまりだと、今は本気でそう思っています。

歌という僕の祈りが1人でも誰かのためになれることを願って歌い続けたいと思いますので、これからのEXILEEXILE ATSUSHIをあたたかく見守っていただけたら、嬉しく思います。

2020年11月2日
EXILE ATSUSHI

LDH JAPANコメント全文

いつもEXILEを応援してくださっている多くのファンの皆様へ

いつもEXILEをあたたかく応援していただきありがとうございます。
この度、11月2日をもってEXILE ATSUSHIがグループでのEXILEの活動を卒業し、EXILE ATSUSHIとしてソロ活動に専念することになりましたのでご報告させていただきます。

2001年9月27日「Your eye’s only~曖昧な僕の輪郭~」でデビュー以来、EXILE ATSUSHIは約200曲を歌い、11枚のオリジナルアルバム制作、15回のライブツアー開催など、これまでEXILEの音楽をリードしEXILEの歌声を届けてきました。

EXILE ATSUSHIは、2020年の今年、40歳を迎えたことを機に、限られた人生の時間の中でソロのアーティストとして新たな夢へ挑戦したいという想いが強くなりました。海外での本格的な活動へ向けて、ブルーノ・マーズらの音楽プロデュースチーム「1500 or Nothin’」ともアルバム制作の契約をし海外での活動の準備を進めておりましたが、世界的な新型コロナウイルス感染症拡大の影響で活動ができない状況に、限られた残りの人生をソロアーティストとしての活動に専念したいと申し出がありました。

この本人の希望をEXILEメンバー全員が受け入れ、EXILEメンバーもLDHとしましてもこれまでの感謝とともに、これからのEXILE ATSUSHIの新しい夢への挑戦を応援していきたいと思っています。

応援してくださっているファンの皆さんには寂しい想いをさせてしまうかもしれませんが、これまでのEXILEとして届けてきたEXILE ATSUSHIの歌声は、多くのファンの皆さんの心の中に残り、多くの作品とともに生き続けていくと信じています。

これまで、ダンス&ボーカルグループとしてのEXILEからは、2013年にEXILE HIRO、2015年に松本利夫、EXILE MAKIDAI、EXILE USAが卒業しましたが、現在も一人ひとりがEXILEとして活動しています。EXILE ATSUSHIも、今後はソロアーティストとして、一人のEXILEとして、EXILEを背負い、EXILE ATSUSHIとしてのEXILEの在り方を表現していくこととなります。

EXILEはこれまでも形を変え、進化し続けてきましたが、EXILE AKIRA、EXILE TAKAHIROを中心とした14人による新たなEXILEがスタートすることになります。14人はEXILEを受け継いでいくという決意とともに、14人だからこそできる新たなEXILEを表現しようと、心を一つに強く結束していますので、今後のEXILEのパフォーマンスにもご期待ください。

ダンス&ボーカルグループとしてのEXILEはこれから14人で活動していきますが、EXILEEXILE ATSUSHIをはじめ19人のメンバー一人ひとりがEXILE PRIDEを胸にEXILE道を極めるべく歩んでいきます。

また、いつの日かEXILE ATSUSHIと新生EXILEとのコラボなど、EXILE同士のパフォーマンスをきっとお見せすることもできると思いますので、これからのEXILE ATSUSHIの新たな挑戦、14人の新生EXILEの活動にご期待いただくとともに、温かく見守り応援していただけたら幸いです。

EXILE ATSUSHIはこれからもEXILEメンバーでありLDH JAPAN所属アーティストとして活動してまいります。EXILE ATSUSHIが参加するラストシングルとして制作した『SUNSHINE』は11月3日0時より配信開始、12月16日にCDとして発売となります。

引き続きEXILE ATSUSHIEXILEの応援をよろしくお願いいたします。

2020年11月2日
LDH JAPAN
【Not Sponsored 記事】

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