新型コロナウイルス今後の対応方針、安倍晋三首相が発表
2020.08.28 17:19
安倍晋三首相が28日、記者会見を開き、新型コロナウイルスの今後の対応方針について発表した。
新型コロナ感染症の今後の対応方針
安倍首相が官邸で正式に記者会見するのは、6月18日以来、約2ヶ月半ぶり。新型コロナ感染症の今後の対応について、重傷者リスクの高い高齢者や疾患のある人への対応を重点化する方針に移行することを発表。
1日に20万件の検査体制にし、軽症者や無症状者は自宅療養を徹底。病院の経営上の懸念を払拭すると説明した。
安倍晋三首相、辞任の意向固める
また、潰瘍性大腸炎の持病を持つ安倍首相。自身の健康の問題から辞任の意向を固めたことを正式に表明した。第1次政権時には体調が悪化し、約1年で退陣していた過去があり、今回2度目の任期途中での辞任となる。2012年12月に第2次安倍政権が発足してから、連続在任日数が2020年8月24日で2799日となり、佐藤栄作元首相を抜いて歴代1位となったばかり。第1次政権と合わせた通算在任日数は、最長記録を更新していた。
今後については、後任が決まるまで臨時代理を置かず続投するという。(modelpress編集部)
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