KinKi Kids堂本光一に長期密着「素の自分を見せるのは恐怖」
2020.03.13 07:00
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13日放送のフジテレビ系連続ドキュメンタリー『RIDE ON TIME』(25時15分~)では、KinKi Kidsの堂本光一を特集。2週にわたって20年という長い間、舞台で生きてきた堂本の強い信念を追う。
堂本光一、主演舞台「Endless SHOCK」への思いとは
エンターテインメントのバックステージを長期密着取材し、そこに生きる人々のリアルな姿を描き出してきた同番組。今月で最後となる放送のトリを飾る堂本は、舞台「Endless SHOCK」の主演として21歳から帝国劇場のステージに立ち、40歳を超えた今なお身体を張った演出で作品を守り続ける。同作は歌やダンス、フライング、22段にもおよぶ大階段落ちなどを盛り込んだミュージカルで、ニューヨークの小劇場でショーに出演する若者たちが、ブロードウェイでの成功を夢見る姿を描いた物語。堂本が演じる、カンパニーの中心となってショー作りに邁進する主人公は、座長である自身さながらの役どころだ。
堂本光一、2005年から演出・脚本に参加
2000年11月に「MILLENNIUM SHOCK」として帝国劇場で初演されて以来、進化を重ね今年で上演20周年を迎えた同作。当初は、ジャニー喜多川氏が脚本と演出を手掛け、アクションやイリュージョンなど、次々と繰り広げられる派手な演出を重視していた。その後、2005年に「Endless SHOCK」にタイトルを変え、堂本自身も演出、脚本に参加。恩師から演出を引き継ぐも、指摘されることも多く、意見をぶつけ合いながら作り上げてきた。
それまでの派手な演出をストーリーの中に組み込み、登場人物の生き様として表現するようになったことで、作品は一層高く評価。そして、20周年というメモリアルイヤーのライバル役キャストに、KAT-TUNの上田竜也が指名された。
堂本光一「絶対的に無駄じゃない」
また、2019年11月に20周年記念公演の製作発表を実施。堂本は、記者の質問の前に「後ほど、おそらく質疑応答で、新しい演出は考えていますか?という質問があると思います。先に言います、考えていません」と話し、笑いを取る。しかし、毎年新たな演出を加え、より良いものを作ろうと目指してきた堂本。作品の進化について「ちっちゃいことなんですけどね。よくメディアの方に、どう進化するんですか?どう変更するんですか?と質問される。それこそ音楽を変えましたとかはわかりやすいですよね。そんなことよりもっと細かいところをどうしようかなって。あそこの照明のタイミングを0.5秒早くしたんですっていう変更の方が大事だったりする。長くやるってそういうことなんですよね。自分の中ではそういう無駄と思える時間も絶対的に無駄じゃないと思える信念があるんですよね」と話す。
堂本光一「素の自分を見せるのは恐怖」
舞台に関して堂本は「作品を愛してほしいんですよ。全員が『Endless SHOCK』を好きになってほしいんです。それが一番ですね。俺を見てくれって思ったことないです」とコメント。「カメラを向けられるのが嫌い。ドキュメンタリーみたいな素の自分を見せるのは恐怖がありますね」と吐露する堂本を、同作を通して徹底的に紐解いていく。なお、同作は新型コロナウイルスに関する情勢に鑑み、現在公演中止(3月12日現在)となっている。(modelpress編集部)
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