(上段左から時計回りに)三浦貴大、伊藤健太郎、上白石萌歌、嘉島陸、佐久間由衣(C)フジテレビ

三浦貴大・伊藤健太郎・上白石萌歌・佐久間由衣・嘉島陸、「教場」新キャスト発表

2020.01.05 05:00

4日に前編が放送された俳優の木村拓哉が主演を務めるフジテレビ開局60周年特別企画のスペシャルドラマ『教場』。5日よる9時放送の後編の新キャストとして、三浦貴大伊藤健太郎上白石萌歌佐久間由衣嘉島陸の5名が出演していることが発表された。

  

木村拓哉主演「教場」

同作は、ベストセラーとなった長岡弘樹の『教場』(小学館)シリーズを原作としたエンターテインメント・ミステリー。警察学校が抱えるリアリティーを描ききる衝撃の問題作となっており、トラブルに見舞われた生徒へ非情に退校届を突きつける冷徹な教官・風間公親を木村が演じ、通称“風間教場”に集う生徒役に豪華キャストが集結する。

年齢もバラバラの5名がどのような形で『教場』に出演しているのか、それは今夜放送の『教場』後編を見て確かめて欲しい。

後編に三浦貴大・伊藤健太郎・上白石萌歌・佐久間由衣・嘉島陸が登場

木村との共演は映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』(2010年)以来の三浦は本作の木村の印象を「現場に立っている木村さんの存在感は変わらず、キャスト・スタッフ含め全ての人を引っ張っていってくれるような、そんなオーラがありました。」と語り、本作の撮影現場を「独特の雰囲気で普段の撮影現場とはまた違う緊張感があった」と表現。撮影は「あれが撮影だったのかどうかも曖昧になる程、不思議な体験」と、緊張感あふれる現場だった様子を語った。

伊藤は小さな頃から憧れていた木村との共演に歓喜。伊藤が一番好きなドラマが『プライド』(2004年)で、その作品の演出を手掛けた中江監督と主演の木村との共演を「お二人と一緒という事で本当に夢のようでした」と語った。現場では木村からの突然のアドリブにも緊張しつつも見事な対応をみせ現場を盛り上げていた伊藤の演技にも注目だ。

バラエティー番組では共演があるが、お芝居では初共演となる上白石は木村の印象を「風間教官として教壇に佇むお姿はあまりに厳格で、殺気を感じてしまうほど」だったと言い、「木村さんの目の奥に宿る炎のようなものを間近で感じ、終始ヒリヒリしていました」と表現。また、今回の撮影に際し、「いつかはと願っていた中江監督の作品に、こんなにも早く携わらせていただけるとは夢のよう」と中江組への参加できた事の喜びを語った。

木村とは初共演となる佐久間は撮影を「今でも全ての瞬間を思い出して鳥肌が蘇るほど、決して忘れる事が出来ない経験」と振り返った。撮影も終盤にさしかかった頃に撮影に参加した佐久間は「皆様がもう既に作り上げられた世界観の中に、飛び込む緊張感はとてもリアルで面白かった」と言い、監督の印象を「ここは日本なのか?と疑うほどの緊迫した空気の中で、一人楽しそうにニコニコしている中江監督のお姿が、とても印象的でした」と語った。

同じく木村とは初共演となった嘉島は木村に小さな頃から憧れていたという。そんな木村との共演を「感慨深く光栄」と表現。また「役に対する真摯(しんし)な向き合い方がとても印象に残っていて勉強になりました。」と役者として木村から学ぶことも多かったようだ。

オリンピックイヤーとなる2020年の新春を飾るフジテレビ開局60周年特別企画『教場』は、稀代のトップ俳優・木村が冷徹な教官を演じ、警察ドラマの新境地を切り開くエンターテインメント超大作。多彩な超豪華俳優陣が集結し、ますます期待がかかる。(modelpress編集部)

キャストコメント全文

三浦貴大

「木村さんとの久々の共演、大変うれしかったです。前回は数年前になりますが、現場に立っている木村さんの存在感は変わらず、キャスト・スタッフ含め全ての人を引っ張っていってくれるような、そんなオーラがありました。私が出演させていただいた場面は、独特の雰囲気で普段の撮影現場とはまた違う緊張感があり、最初に足を踏み入れたそこは、まさに『教場』でした。あれが撮影だったのかどうかも曖昧になる程、不思議な体験でした。ご覧になった皆さんが、まるで“教場”にいるような緊張感を感じていただければ幸いです」

伊藤健太郎

「今回『教場』に出演させていただきました伊藤健太郎です。幼い頃よりずっと憧れの存在である木村さんとご一緒させていただけるという事でこのお話をいただいた時は、心の底からうれしかったのを覚えています。実際の撮影では木村さんのアドリブで芝居場を作っていただき夢のような時間を過ごさせていただきました。また中江監督は僕の一番好きなドラマを作られた方でもあるので、お二人と一緒という事で本当に夢のようでした。そんな作品が僕自身、とても楽しみです。皆さんも是非楽しみにしていただけたらと思います」

上白石萌歌

「『教場』は情報が解禁された時から一視聴者として注目していた作品だったので、お話をいただいた時はとても驚きました。いつかはと願っていた中江監督の作品に、こんなにも早く携わらせていただけるとは夢のようです。木村拓哉さんとはBISTRO SMAPに出演させていただいた際にお会いしましたが、お芝居の現場でご一緒するのは初めてでした。風間教官として教壇に佇む(たたずむ)お姿はあまりに厳格で、殺気を感じてしまうほど。でもその裏にある愛情も、同じくらい受け取りました。木村さんの目の奥に宿る炎のようなものを間近で感じ、終始ヒリヒリしていました。出演にあたり、敬礼の練習を実際にさせていただいたことも印象深いです。周りのみなさんと息をそろえることや、まっすぐな背筋、精神を保つことの大変さを実感しました。木村さんはじめ、すべてのキャスト、スタッフのみなさんで一つのものに同じ熱を注いでいる様が眩(まぶ)しかったです。今回の出演でこれだけ多くのことを学ばせてくださったことに感謝しています」

佐久間由衣

「木村拓哉さんと共演させていただくのは、今回が初めてになります。その現場が『教場』という作品だった事、とても光栄に思います。控え室で凄くご丁寧に挨拶して下さり、いざ現場に入られたら、そこには指先から足先まで圧倒的な風間教官のお姿がありました。凍りつくような張り詰めた緊張感と、今でも全ての瞬間を思い出して鳥肌が蘇るほど、決して忘れる事が出来ない経験をさせていただきました。木村拓哉さんの存在に打ちのめされ、何日もその感触が抜けない日々が続きました。今回、オーディションに参加させていただきたい。中江さんにお会いしたい。と強くお願いして出演が叶ったので、念願の撮影でした。皆様がもう既に作り上げられた世界観の中に、飛び込む緊張感はとてもリアルで面白かったです。ここは日本なのか?と疑うほどの緊迫した空気の中で、一人楽しそうにニコニコしている中江監督のお姿が、とても印象的でした。中江さんのアドバイスがあり、普段自分が求められる事が多い役柄とは少し違った女性になったかと思いますので、そこも楽しんで頂けましたら幸いです」

嘉島陸

「『教場』の撮影現場は、木村拓哉さんをはじめ大先輩ばかりなので、貴重な現場に少しでも参加できたことがとてもうれしかったです。連続ドラマの『HERO』を見てからカッコいい検事役をされていた木村さんに憧れを持っていたので、木村さんの作品に参加できたことは感慨深く光栄でした。主演の木村さんは、撮影の合間も警察監修の方と打ち合わせをされていて、役に対する真摯(しんし)な向き合い方がとても印象に残っていて勉強になりました。現場での木村さんは、教官として存在されていたので、常に緊張感をもった状態でいることができました。中江監督とも初めてご一緒させていただきました。短い時間でしたが監督から声をかけていただき、一人一人をしっかり見てくださっていることを実感できて、さらに身の引き締まる思いでした」

後編あらすじ

3名が退校となり、27名となった風間教場。相変わらず厳しいトレーニングを続ける“風間教場”の生徒の中に宮坂(工藤阿須加)の姿がない。すっかり覇気が感じられなくなった宮坂の様子を気に掛ける楠本(大島優子)は風間(木村拓哉)にそのことを報告する。一方、宮坂らと距離を置く都築(味方良介)は風間の過去について調べていた。強行犯の刑事で切れ者と呼ばれていた事実にたどり着くが、右目の義眼についてはまだ真実にたどり着けないでいた。そんな都築を日下部(三浦翔平)も宮坂も楠本も咎める。羽津希(川口春奈)と佑奈(富田望生)にも変化がおとずれていた。対照的でありながらもいつも仲の良かった2人だが、目立つ羽津希の陰にいた佑奈が徐々に頭角を現していく。その佑奈の行動にはある理由が隠されていて…。ある日、卒業文集の原稿を集めているさなか、風間への態度について宮坂と都築が口論になり、掴みあいになる騒動が起きる。数か月後、卒業を1週間後に迎え、“風間教場”の生徒はさらに減っていた。最後の特別授業として、山奥に連れていかれる生徒たち。そこで課せられる課題をクリアしなければ卒業証書はもらえないと告げられ、それぞれの一夜を過ごす。果たして最後までふるい落とされずに生き残り、何人の生徒が卒業証書を手にすることができるのか?“風間教場”を生き抜きことができるのは誰なのか?

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