ジャニーズWEST重岡大毅、多彩な役柄で2019年ドラマ全クール出演 視聴者がハマる理由<出演作振り返り>
2019.10.29 18:28
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ジャニーズWESTの重岡大毅が、2019年全クールのドラマに出演し、俳優としてますます活躍の場を広げている。今回は、彼の出演作を振り返り、演技の魅力に迫っていく。
ジャニーズWEST重岡大毅、2019年全クールのドラマに出演
重岡は、TOKIOの松岡昌宏が主演を務めるテレビ東京系連続ドラマ『死役所』(毎週水曜深夜0時12分~)の第6話にゲスト出演する。同作を含め、2019年で計4作のドラマに出演している重岡は「これで今年全クール出ていることになりました。お芝居ができることが本当に嬉しいです」とコメントを残した。
本記事では、アイドルである彼のもう1つの顔、“俳優・重岡大毅”の魅力に迫り、彼の出演作を振り返りながら、その活躍の理由を明かしていく。
爽やかイケメン&超ハイテンション男のギャップに注目「節約ロック」
1月クールでは、KAT-TUNの上田竜也が主演をつとめた日本テレビの深夜ドラマ『節約ロック』に出演。重岡が演じたのは、節約マニアの爽やかイケメン・稲葉コウタ。ド天然のカワイイ系男子かつ天性の陽キャラという役どころだった。
ドラマの展開の中では、コウタが記憶喪失になってしまい、元々の性格とは全く異なった超ハイテンションなキャラクターとなる。重岡はそんなもう1人の“コウタ”も全身全霊で熱演。その振り切った演技に絶賛の声が寄せられていた。
コメディ要素たっぷりな同作において、重岡は持ち前の明るさや面白さを存分に活かし、見事にドラマを盛り上げた。
“衝撃の展開”圧巻の演技で魅せた「ストロベリーナイト・サーガ」
4月クールでは、女優の二階堂ふみとKAT-TUNの亀梨和也がW主演を務めるフジテレビ系木曜劇場『ストロベリーナイト・サーガ』に出演。同作は、女性刑事・姫川玲子(二階堂)が数々の難事件に立ち向かっていく本格派警察ドラマで、重岡が演じたのは、姫川班の中で最も若手の巡査・大塚真二(おおつか・しんじ)。誰よりもシャカリキに走り回る体育会系の後輩で、何があっても姫川に付いて行く覚悟を持っていた。
そのまっすぐな姿勢と人懐っこい性格から、姫川には“一番弟子”として可愛がられていたが、第1話にて、捜査の末に犯人に銃殺されてしまう。
ドラマ開始後すぐに殉職してしまうという衝撃の展開に視聴者は驚愕し、ネット上では悲しむ声が殺到。しかし、全力で事件に立ち向かう姿や、上司である姫川を心の底から尊敬していた姿など、大塚の魅力を圧巻の演技で見せつけた重岡への賞賛の声も続出していた。
“リア恋”全開の愛されキャラ「これは経費で落ちません!」
7月クールでは、女優の多部未華子が主演をつとめたNHKドラマ10『これは経費で落ちません!』に出演。重岡は、主人公・森若沙名子(多部)に猛アタックする営業部のエース・山田太陽(やまだ・たいよう)を演じた。
毎回繰り出される山田の“キュン”とするセリフや仕草に、視聴者は悶絶。王道の胸キュンではなく、彼の気取らない立ち振る舞いやまっすぐなセリフの数々には「まさにリア恋」「付き合ってください」「本当に理想の彼氏」など、毎話ごとに絶賛の声が殺到していた。
さらに、森若と山田の微笑ましい掛け合いも、ドラマが人気となった大きな要因の1つと言える。
初めての“芸人”役に期待が高まる「死役所」
そして、第6話にてゲスト出演することが発表された『死役所』。重岡が演じるのは、相方・佐尾と「カニすべからく」というお笑いコンビを組んでいる芸人・高関一文。ネタを作る才能はないが万人に愛される男、相方との悲しい別れを経験することになる。
ますます演技の幅を広げていく重岡が演じる高関に、期待が寄せられている。
俳優・重岡大毅、活躍のきっかけは映画「溺れるナイフ」
2019年、さらなる飛躍を見せた重岡。そんな彼が俳優として注目されたきっかけとなったのが、2016年に公開された映画『溺れるナイフ』だ。女優の小松菜奈と俳優の菅田将暉がW主演をつとめる同作。重岡が演じたのは、菅田演じる長谷川航一朗(はせがわ・こういちろう:コウ)と小松演じる望月夏芽(もちづき・なつめ)のクラスメイトである大友勝利(おおとも・かつとし)。
夏芽に一途な想いを寄せ、コウとの関係に傷ついた彼女にそっと寄り添う好青年を見事に演じ切り、“名脇役”として話題となった。
次世代俳優らとの迫真の演技合戦が話題に「宇宙を駆けるよだか」
さらに、2018年にはNetflixオリジナル作品『宇宙(そら)を駆けるよだか』では、同じくジャニーズWESTの神山智洋とW主演をつとめた重岡。サスペンスとラブストーリーが融合した新たなジャンルの作品に、神山ほか、女優の清原果耶・富田望生とともに挑んだ。重岡が演じたのは、クラス一の人気者・火賀俊平。幼馴染でありながら、主人公・あゆみ(清原果耶)に恋心を抱いている役どころだ。あゆみの異変に真っ先に気付き、気に掛ける火賀の優しさに、視聴者は回を重ねるごとに惹かれていった。
俳優・重岡大毅の魅力とは
2019年、大きく活躍の場を広げた重岡。俳優としての彼の1番の魅力とは何と言っても、その“愛らしさ”にあるのではないだろうか。彼が演じてきたキャラクターは全て、視聴者から大きな支持を集め、そして愛される。また、ナチュラルなセリフや仕草はもちろんのこと、豊かな表情にも視聴者は引き込まれていく。そのシーンの空気までも自在に操ってしまう、そんな彼の演技力はまだまだ留まるところを知らない。
今後、彼はどんなキャラクターを演じるのだろうか。“俳優・重岡大毅”の演技から、目が離せない。(modelpress編集部)
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