菅田将暉、監督するなら小松菜奈に1人2役を要望
2019.09.11 04:00
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俳優の菅田将暉と女優の小松菜奈が出演する新WEBムービー「autumn true true true」が12日、公開される。
菅田将暉&小松菜奈、秋の始まりを感じる動画で息ピッタリ
今回の撮影は、一切の合成なく、実際の森の中の大自然に囲まれて行われた。菅田と小松は、振り付けで動きを合わせたり、大きなパペットを使ったりと、今までにない挑戦も見られた撮影にも関わらず、少しの練習ですぐにマスター。何度も共演している2人ならではの息ピッタリな動きで、秋の始まりとアートが感じられる作品に仕上がった。
撮影を終え、菅田と小松は「回を増すごとに進化してる!」とアート作品のような美術セットに感動しきり。パペットを使用した撮影では、「扱いが結構難しかったかも」と小松。菅田も「確かに。あと2、3週間あったらプロになれるね(笑)」と笑った。
また、“もし菅田が映像製作をするなら?”という質問に、菅田は「ちょっとマニアックな世界観の方がいいな」とし、小松に「男(の役)やる?」と呼びかける。「おもしろそう!」と満更でもない小松に、自分は監督だから出演はしないとまさかの言葉が。「(私が)二役?」と小松が尋ねると、菅田は「似合うだろうし。(自分の頭を指して)この髪のカツラを用意するから」と言って周囲を驚かせた。
なお、全部で6パターンある同動画のアートディレクションは、森本千絵氏が務めている。(modelpress編集部)
菅田将暉&小松菜奈インタビュー
― 撮影の感想を教えてください。小松:美術が今までと全然違って。
菅田:ね!回を増すごとに進化してるよね。
小松:だいぶ進化してるよね。
菅田:リアカー(のシーン)とか(も)やっぱりいいよね。道がきれいだったね。通ったところに紅葉が「バーッ」て。今日紅葉何枚使ったんでしょうね?
小松:すごかったね。
― パペットを動かしてみていかがでしたか?
小松:扱いが結構難しかったかも。
菅田:うん、確かに。あと2~3週間あったら…。
小松:プロになってるかもしれない(笑)。
菅田:プロになれるね(笑)。
アートディレクター・森本千絵インタビュー
― 今回のWEBムービーのこだわりを教えてください。自然の中での美に情緒を入れすぎず、冷静に描くことにこだわりました。一切合成はなく、大雨の森の中で撮影をしました。
― ブランドアンバサダーの菅田さんと小松さんとは春のムービー以来2度目のタッグですが、今回の現場での印象を教えてください。
葉のように無機質ながらもゆらゆら命をゆらして舞っていただいたのですが、森の中に流れる風のように、ふっと合図もなく2人が動けることに驚きました。
春はナチュラルでしたが、この秋冬はアンナチュラルでありながらも、目線や指先に感情が現れ、ぐっと心が動かされる画をつくれたのは2人のおかげです。本当にすごいなと思います。
ムービーコンセプト
木の葉を集める女と火花のようなアートを昇華する男。火花と木の葉がバチバチと音を鳴らしはじめる頃、森の中で朽ちていく自然の一瞬の命で創造をする。
自然という究極のリアリズムの中、光や風など危ういものを操ってアートという不自然を楽しむ。この季節の移り変わりの瞬間を定着する。秋の標本のように。
男と女もアートの一部、自然の一部となりリズムを刻む。洋服という枠を越えて、皮膚が拡張するかのように自然を着こなす。
燃え上がるかけがえのない気持ちと、朽ちていく時こそ美しい空間を格子柄のように織り交ぜて表現していく。
刹那美術館(せつなさを着手し可視化するアートの森)消えていくことに向けて、撒き散らす熱量をとことん魅せ、我々の心にその絵画を焼き付ける。
【Not Sponsored 記事】