元青汁王子・三崎優太被告、執行猶予4年の有罪判決
2019.09.05 15:07
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1億8千万円を脱税したとして、今年2月に法人税法違反の容疑で逮捕、3月に起訴された「メディアハーツ(現ファビウス株式会社)」元社長の“青汁王子”こと三崎優太被告(30)に対し、東京地方裁判所は5日、執行猶予4年(求刑懲役2年)の有罪判決を言い渡した。
三崎被告に有罪判決「予想通り」
三崎被告は公判後、報道陣の取材に応じ、今回の判決に対し「予想通りというか、こうなるとは思っていた」と語り、「有罪判決なので罪を背負わなければいけない」とコメント。そのうえで「国民のみなさんにどうしても伝えたいことがある。明日SNSでお伝えしたい」と予告した。三崎被告といえば、18歳で起業し、20代という若さで年商130億円の会社代表取締役社長に。“青汁王子”“イケメン社長”としてメディアにも登場し、広く世間に知れ渡った。今年2月12日に1億8千万円を脱税したとして逮捕され、3月7日に保釈金6000万円で保釈されるも、7月16日の論告求刑公判で、検察側が懲役2年を求刑。弁護側は執行猶予を求めていた。
この日は青のスーツとネクタイ姿で出廷した“青汁王子”。傍聴券を求め「NHKから国民を守る党(N国)」党首の立花孝志参院議員も駆けつけた。
“青汁劇場”の真意「運命に一矢報いたい」
三崎被告は、7月頃よりSNSで過激な動画を投稿。彼女にフラれる一部始終、アルバイト先の焼き鳥店に女装して出勤するも店長と喧嘩になりクビなる様などを動画で公開し、“青汁劇場”として大炎上を巻き起こした。8月19日には新宿歌舞伎町でホストデビュー。引退までの13日間で売上8000万円超と驚異の数字を叩きし、“歌舞伎町No.1ホスト”に成り上がった。
ホスト引退式直前に実施したモデルプレスのインタビューでは、ネットを騒がせた“青汁劇場”の真意について「世間に忘れられたくなかった」と説明し、今後について、「自らの運命に一矢報いたいと思っています」として「国民がもっと興味関心を抱いて、これからの日本のために考えないといけない問題」を発表することを予告。
政界進出の噂も囁かれたが「政界に行くというのは、前向きに検討しているところです」と政界進出への意欲も見せていた。(modelpress編集部)
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