長谷川京子、坂口健太郎主演ドラマで“理解できない”ほどの悪女に<シグナル 長期未解決事件捜査班>
2018.04.10 22:09
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女優の長谷川京子が、俳優の坂口健太郎主演のカンテレ・フジテレビ系火曜よる9時の連続ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』に出演する。
『シグナル 長期未解決事件捜査班』第1話では…
今作は坂口じる主人公・三枝健人が、無線機を通じて繋がった“過去”の刑事・大山剛志(北村一輝)と長期未解決事件に挑むヒューマンサスペンス。今夜放送された第1話では、15年前に自身が小学生時代に起きた女子児童誘拐殺人事件に挑んだ健人。当時、女児を連れ去る女を目撃し、そのことを警察に伝えるものの、相手にしてもらえなかったことがずっと心に残っていた。そんなある日、健人は謎の無線機越しに大山から得た情報を頼りに向かった場所で、白骨遺体を発見。その遺体が、女子児童誘拐殺人事件で指名手配された男と判明し、時効前日に事件が再び動き出した。
その事件の犯人として浮上した吉本圭子を演じるのが、長谷川。健人は、プロファイリングで犯人の特徴を “自己顕示欲が強く、派手な身なりで、他人を信用しない”と分析。その特徴に当てはまる人物を、美咲(吉瀬美智子)らが追いかけるものの、確信をもって連行した女性は、まさかの別人物。健人たちは、連行した女性と同僚であり、事件の真犯人である圭子の巧妙なウソに、翻弄されてしまう。時効成立まで残り40分と迫る中、逃亡しようとする圭子を美咲が寸前で見つけ、その計画を阻止したところで、第1話が終了した。
長谷川京子、極悪非道な真犯人役
“自己顕示欲が強く、派手な身なりで、他人を信用しない”また、“自分を守るためには手段を選ばない”極悪非道な真犯人・圭子について長谷川は、「自分では理解できない行動とか、理解できないジャッジをする女性の役柄なので、今の自分が何事もなく生きているという意味では、何かのジャッジをするところで彼女は違うところを選んできたのだな」と分析。その上で、「セリフは多くないので、目で細かく表現できるように、目の使い方はすごく注意しました」と、圭子を演じるうえでの工夫を明かした。さらに、「頑張って芝居を続けてきて、こういうことが出来るようになりました(笑)。セリフを発することで人をもてあそんだりするような掛け合いがすごく楽しかったです。だから、悪役は初めてではないですけど、“悪役のイメージがない”と思っている方が、今回のドラマを見て“やるじゃん!”と思っていただけたらいいなと思います」と、茶目っ気たっぷりに話した。第2話では、圭子の自白を引き出したい美咲や健人と、何とか時効を迎えたい圭子の、激しい心理戦が繰り広げられる。その見どころについて長谷川は、「吉瀬さんと対峙する取り調べ室のシーンは見ていただきたいです! 温度を上げて取り組んだシーンなので、とても仕上がりが楽しみです。自分がどのくらい悪い女になっているのかを見たいです」と語った。
長谷川京子コメント全文
Q:吉本圭子を演じてみての感想はいかがですか?自分では理解できない行動とか、理解できないジャッジをする女性の役柄なので、今の自分が何事もなく生きているという意味では、何かのジャッジをするところで彼女は違うところを選んできたのだなと思いました。今回のような役だと、こういう思想で、こういう段階でこのジャッジをする、もし自分も同じジャッジをしたらここにいくのかなと考えるなど、役柄を分析するのが楽しかったです。
Q:役を演じる上で意識したところはどこですか?
台本の中にも、彼女のキャラクター性を示すいくつかのヒントがありました。人に注目されたいとか、高価なものを身につけて目立ちたいという心理的なものや、攻撃するときに誰かに見られているかも知れないというところで、自分がオンステージになるようなキャラクターだと思って、気を付けて演じました。あとは、目のお芝居です。セリフは多くないので、目で細かく表現できるように、目の使い方はすごく注意しました。
Q:“悪女”を自分の中に落とし込んで演じていると感じました。
頑張って芝居を続けてきてこういうことが出来るようになりました(笑)。若いときだったら出来なかったか、もしくは違うアプローチになっていたかと思います。セリフを発することで人をもてあそんだりするような掛け合いがすごく楽しかったです。だから、悪役は初めてではないですけど、イメージがないと思っている方が今回のドラマを見てくださって、「なんかやるじゃん」と思っていただけたらいいなと思います。
Q:第2話に向けての見どころをお願いします。
吉瀬さんと対峙する取り調べ室のシーンは見ていただきたいです。監督が朝からテンションをあげて下さったり、周りの人にバックアップしたりしていただきながら、温度を上げて取り組んだシーンなので、とても仕上がりが楽しみです。自分がどのくらい悪い女になっているのかを見たいです。
17日放送 第2話あらすじ
三枝健人(坂口健太郎)は、幼い頃に起きた女児誘拐殺人事件で、被害者の女子児童を連れ去った謎の女を目撃。
そのことを警察に訴えるものの相手にされず、15年後、事件は間もなく時効を迎えようとしていた。警察官になった健人は、ある日、廃棄予定の無線機から声がすることに気付く。声の主は刑事の大山剛志(北村一輝)。大山は、15年前の事件で指名手配された男の遺体を発見したと話し、半信半疑の健人が現場へ向かうと、そこには確かに男の白骨遺体があった。
時効成立を前に、事件は犯人の自殺で終わるかに見えた。しかし、犯人が女だと断言する健人は、刑事の桜井美咲(吉瀬美智子)とともに、犯人逮捕に向けて捜査を再開。すると、吉本圭子(長谷川京子)という看護師が捜査線上に浮上し、その風貌から、健人は彼女こそが真犯人だと確信する。やがて、圭子は警察で取り調べを受けるが、美咲の尋問に淡々と答えるだけで、なかなか口を割らない。時効成立が刻一刻と迫るなか、健人たちには焦りの色が見え始めて…。
やがて、日本で時効の撤廃が決まり、警視庁内には長期未解決事件捜査班が発足された。美咲は班長に任命され、刑事の山田勉(木村祐一)と鑑識官の小島信也(池田鉄洋)が配属される。
一方、健人は女児誘拐殺人事件の後、一度だけ無線機で大山と交信していた。「また無線はつながる。その相手は3年前の私です」と、謎の言葉を残す大山――。
8年後、アメリカでプロファイリングを学んだ健人は、プロファイラーとして長期未解決事件捜査班に配属される。そして早速、未解決のまま捜査が終了した過去の連続女性殺人事件と対峙することになり…。
(modelpress編集部)
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