モデルプレスが選ぶ“今年の顔”を発表【2016年末特集】

ぺこ＆りゅうちぇる、カップルで飛躍の1年

2015年9月よりバラエティ番組に出演し始めた原宿系人気読者モデルの“ぺこちゃん”ことオクヒラテツコと、恋人でタレントのりゅうちぇるカップル。りゅうちぇるは特に、バラエティ番組で見ない日はないと言うほどタレントとして活躍を見せ、ニホンモニターが12月13日に発表したブレイクタレントの3位にランクイン。1月から11月のテレビ出演本数は、2015年に比べ、230番組増加した。イケメンなすっぴん姿や男らしい対応など、ハイテンションなキャラクターとはギャップのある素顔には特に注目が集まった。ぺこも、自身がプロデュースを手がけるブランドが順調なほか、マイナス12キロのダイエットが話題になるなどカップルで飛躍の1年に。幅広い世代から「憧れカップル」として支持を集めている。

やっぱりガッキー！「逃げ恥」旋風で支持再燃…新垣結衣

ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」（TBS系）で主演を務めた新垣結衣。人気コミックを原作に星野源と契約結婚という“ムズキュン”の恋模様を描き、毎週同枠の最高視聴率を更新。エンディングで、星野が歌う主題歌「恋」に合わせてキャスト陣が踊るダンス「恋ダンス」も一大ブームを巻き起こし、「ガッキー可愛い」「やっぱりガッキーは最強」と幅広い世代からの支持が再燃。その人気と勢いは加速し続け、最終回では大台の20.8％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）と有終の美を飾り、新垣にとって代表作となった。

高畑充希、朝ドラ「とと姉ちゃん」で国民的ヒロインに

2013年に出演したNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」でのブレイクから、今年「とと姉ちゃん」では念願のヒロインを務め、国民的ヒロインとして一躍脚光を浴びた高畑充希。ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」（フジテレビ系）では月9に初出演、映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」、「怒り」、「アズミ・ハルコは行方不明」と3作に出演し、より一層知名度を上げた。またドラマ・映画のみにとどまらず、持ち前の歌唱力を生かして舞台にも数多く出演するなど、今後も幅広い活躍が期待できそうだ。

ドラマ・映画に引っ張りだこ…勢い止まらぬ土屋太鳳

2015年、NHK連続テレビ小説「まれ」でブレイクを果たした土屋太鳳は、2016年も「カッコウの卵は誰のもの」（WOWOW）、「お迎えデス。」（日本テレビ系）、「IQ246～華麗なる事件簿～」（TBS系）と立て続けに3本のドラマに出演。さらに映画「青空エール」、「金メダル男」と途切れることなく出演作が続き、2017年も「PとJK」（3月25日公開）、「兄に愛されすぎて困ってます」（6月30日公開）、「トリガール！」（9月公開）、「8年越しの花嫁」（冬公開）など公開作を多数控えており、トップ女優の仲間入りに。「第39回日本アカデミー賞」新人俳優賞、「第40回エランドール賞」新人賞などにも輝き、飛躍の1年となった。

広瀬すず、代表作の続編決定 さらなるステップアップ

ドラマ「怪盗 山猫」（日本テレビ系）から始まり、映画「ちはやふる」シリーズ、「四月は君の嘘」と話題作で主演、「怒り」では難役に挑戦した広瀬すず。「ちはやふる」は続編も決定し、広瀬の代表作に。そして2016年も雑誌「Seventeen」で看板モデルを務める傍ら、「17才のすずぼん。」「ぜんぜん、はじめてです。」とフォトブックを2冊発売。2017年は映画「チア☆ダン～女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話～」（3月11日公開）、「先生！」（秋公開）と主演作の公開を控える。

乃木坂46の人気が加速！ガールズイベントで快挙も達成

2015年、「NHK紅白歌合戦」に初出場した乃木坂46の人気は今年も加速。ファッション雑誌の専属モデルを務めるメンバーも多いことから、ファッションイベントには必要不可欠な存在となり、「第23回 東京ガールズコレクション2016 AUTUMN／WINTER」、「GirlsAward 2016 AUTUMN／WINTER」の2大ファッションイベントで史上初となるアーティスト、モデルでのW出演という快挙を成し遂げた。6月に深川麻衣が卒業、10月には橋本奈々未が卒業＆芸能界引退を発表する一方、9月に3期生も加入。4月にメジャーデビューした姉妹グループ・欅坂46の勢いに負けず劣らずの活躍を見せ、今後も勢いが増しそうだ。

深田恭子、見るたび輝く美貌で世を虜に

ドラマ「ダメな私に恋してください」（TBS系）で主演を務めた深田恭子。同作では職なし、金なし、彼氏なし、でも“肉”欲だけはあるというアラサーダメ女を見事に演じ、かつ“最強愛されキャラ”として多くの支持を得た。ほか2016年は「This Is Me」「AKUA」「Reflection」（すべて集英社）と写真集を3冊発売し、変わらぬどころか、年々美しくなるその美貌に再び注目が集まった。Instagramも開設し、これまで見ることのなかったプライベートを公開。飾らないありのままの姿を見せた投稿が話題を呼んだ。2017年は1月よりスタートする新金曜ドラマ「下剋上受験」（TBS系、毎週金曜よる10時）に出演する。

菜々緒、話題作に続々出演で女優として開花

2014年、2015年と悪女役で定評が集まった菜々緒は、ドラマ「怪盗 山猫」（日本テレビ系）、「好きな人がいること」（フジテレビ系）、「大河ドラマ おんな城主 直虎」（NHK）、そして映画「さらば あぶない刑事」、「オオカミ少女と黒王子」、「土竜の唄 香港狂騒曲」と幅広い話題作に多数出演し女優として開花。2017年は主演級の俳優陣が名を連ねる実写化映画「銀魂」（7月公開）が公開されるほか、1月15日よりスタートする木村拓哉主演の新日曜劇場「A LIFE～愛しき人～」（TBS系／毎週よる9時 ※初回25分拡大スペシャル）に出演する。また持ち前のスタイルを生かし、「第33回ベストジーニスト」女性部門、「第14回クラリーノ美脚大賞2016」20代部門にも選ばれた。

二階堂ふみ“個性派女優”が支持を拡大

女優の二階堂ふみは、「蜜のあわれ」「オオカミ少女と黒王子」「ふきげんな過去」「SCOOP!」「何者」と出演映画が5本も公開されるなど、オファーが絶えず。元々の個性派な持ち味を生かした役柄はもちろんのこと、人気少女コミックを実写化した「オオカミ少女と黒王子」ではごく普通の女子高生を演じ、同世代女子からの人気も確固たるものにした。「ぐるぐるナインティナイン」（日本テレビ系、毎週木曜よる7時56分）の人気コーナー「グルメチキンレース ゴチになります！」、通称“ゴチ”では、1月から最年少メンバーとしてレギュラーを務めており、バラエティ番組で見せる気さくな顔も浸透。セクシーな衣装でイベントに登壇することも多いほか、女性誌の表紙を飾ることも多くファッションアイコンとしても常に注目を集め、幅広い層に支持を拡大した1年となった。

次世代の“CM好感度クイーン”中条あやみ

雑誌「Seventeen」の専属モデルで女優の中条あやみは、映画「ライチ☆光クラブ」「セトウツミ」とヒロインを務める映画が続々公開。また、黄色いインコのポインコ兄弟（声：ロッチ）と共演するdocomo「dカード」のCMシリーズを始め、「メリットピュアン」「ハーゲンダッツ」「GU」など多数のCMに出演。次世代の“CM好感度クイーン”に名乗りを上げている。10月からは、バラエティ番組「アナザースカイ」（日本テレビ系、毎週金曜よる11時）のMCも担当。2017年は、映画「チア☆ダン～」に出演するほか、主演作「覆面系ノイズ」（秋公開）で歌とギターに初挑戦する。

内田理央、女優・グラビアで注目の的

雑誌「MORE」専属モデルで女優の内田理央は、主演映画「血まみれスケバンチェーンソー」が公開されたほか、「ニーチェ先生」（日本テレビ系）「ダメな私に恋してください」（TBS系）「臨床犯罪学者 火村英生の推理」（日本テレビ系）「侠飯～おとこめし～」（テレビ東京）とドラマ出演多数。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」（TBS系）でも物語をかき乱す“ポジティブモンスター”として存在感を示した。11月には「だーりおのいっしゅうかん」、「だーりおといっしゅうかん」と2冊の写真集を発売。シースルーのランジェリーで、チャームポイントである「美尻」を惜しげもなく披露した“お尻ヌード”の表紙は、大きな話題を集めた。

お笑いタレントの枠を超え…快挙続く渡辺直美

デビュー10周年を迎えた渡辺直美は、お笑いタレントの枠を超えた活躍がさらに際立った1年に。自身の世界観を様々な形で表現した体験型展示イベント「渡辺直美展 Naomi’s Party」を開催したほか、10月に4年ぶりの単独ライブとして自身初のワールドツアー「Naomi Watanabe WORLD TOUR」全3公演をニューヨーク、ロサンゼルス、台北にて成功させ、その海外人気を証明。さらに、第33回「ベストジーニスト2016」協議会選出部門を受賞するなどファッションアイコンとしても快挙が続き、その人気を加速させたInstagramでは、日本のアカウントにて“もっともいいね！が付いた写真”、“もっともいいね！が付いた動画”、“2016年もっともフォロワーが増えた著名人”、“総合のフォロワーランキング1位（約570万人）”の4冠を獲得した。

近藤千尋“今なりたい顔No．1”から“人妻No．1”へ

“今なりたい顔No．1”として同世代女子から圧倒的支持を得ていた雑誌「S Cawaii！」専属モデルの“ちぴ”こと近藤千尋は、2015年9月に結婚したお笑いトリオ・ジャングルポケットの太田博久との仲睦まじい夫婦仲や私生活に注目が集まり、知名度が上昇。6月には、初のスタイルブック「ちぴ本」を発売し、“ほぼヌード”なセクシーショットや太田とのLINEのやりとりを公開するなど話題に。11月には、第1子妊娠を発表しており、“憧れママタレント”の仲間入りをする日も遠くない。

藤田ニコル、“大人化”でルックスに絶賛の声

2015年に大ブレイクし3月に高校を卒業した“にこるん”こと藤田ニコルは、2016年も年間を通して活躍しバラエティ番組ではいまやいなくてはならない存在に。本業のモデル業では、看板モデルを務める雑誌「Popteen」の表紙を合計8回飾ったほか、9月にさいたまスーパーアリーナで開催された「第23回 東京ガールズコレクション2016 AUTUMN／WINTER」で、“別人級”のイメチェン姿を披露。モデルとしての振り幅を見せつけ、その後もギャル・原宿路線のイメージをくつがえす大人っぽい姿に立て続けに挑戦、その度に“大人化”していくルックスに絶賛の声が殺到する。

みちょぱ、テレビ出演急増…カリスマギャルが全国区に

同じく「Popteen」看板モデルの“みちょぱ”こと池田美優は、カリスマティーンモデルとしてバラエティ番組の出演が急増。天真爛漫な飾らないキャラクターや、ぶっちゃけた恋愛エピソードなどで、出演の度にじわじわと知名度を拡大している。渋谷系の大人クールな“ザ・ギャル”といったルックス、ブレないギャルマインドでお茶の間に新たな風を送り込んでいる。

（modelpress編集部）