総選挙連覇の“女王”指原莉乃が尊敬の眼差し「努力は比べものにならない」
2016.06.23 04:00
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AKB48が歌う新たな楽曲「光と影の日々」が、「2016ABC 夏の高校野球応援ソング/『熱闘甲子園』テーマソング」に決定。このほど会見が行われ、Wセンターを務めるNMB48の山本彩、AKB48総監督の横山由依のほか、楽曲を歌う「高校野球選抜メンバー」の16人が登壇。18日の「AKB48 45thシングル選抜総選挙~僕たちは誰について行けばいい?~」で第1位になったHKT48の指原莉乃は、高校球児への思いを聞かれ、「今回総選挙に出て改めて、出場される皆さんとは汗も努力も非にならないとは思うんですが、総選挙と似ている部分もあるなと思いました」とコメントした。
「高校球児とAKB48は似ている」?
指原は「今回は特に上位4人がそれぞれ地方グループから一人ずつだったのでなんとか自分の地元に1位を持って帰りたいっていう気持ちはどこか似てるものがあるんじゃないかなという風に感じました」と共通点を見出した様子。今回、同楽曲の歌詞は「高校球児とAKB48は似ている」と語る秋元康氏が書き下ろしたものとなっているが、指原は「もちろん努力は比べものにならないんですが」と前置きしつつ、「そういう意味では歌詞に共感することが多かったです」と明かした。
記者から総選挙で史上初の2連覇を成し遂げた女王として「これから頂点を目指す高校球児にアドバイスは?」と問われると、「いやー本当に私なんにも努力してないので、みなさんにアドバイスということはおこがましい」とひたすら恐縮。「自分の地元に優勝を持って帰るという姿は特別だと思う。故郷に錦を飾るという姿を想像して頑張ってもらいたい」とエールを送った。
渡辺麻友「諦めなければいつか報われるって話しかけて歩んできた」
このほかのメンバーも歌詞に共感した部分を問われ、高校球児への思いを告白。総選挙で2位だったAKB48の渡辺麻友は「『あきらめなければきっと空は晴れてくる』というフレーズがあるんですけど、本当にその言葉にすごく共感して、私自身もAKBの活動は諦めなければいつか報われるって話しかけて歩んできた」と共感。3位だったSKE48の松井珠理奈は「SKE48は48グループの中で一番汗をかくグループ」と胸を張り、「なので高校球児のみなさんの汗をみて同じ10代として凄くパワーを頂いているので今度は私たちがしっかりとパワーをお届け出来るように全力で応援させていただきたいと思います」と気合を入れた。
NGT48の北原里英は、「熱闘甲子園でおそらくここがスローになるだろうなあと想像しながらほぼ泣きながら涙を我慢しながらのレコーディングになったんですけど」と熱いレコーディングを回顧。「今回本当にこの楽曲を歌うメンバーになれて嬉しいなあと思ったのとチームプレイだと思うので野球も、もちろん個人個人の技術も大事ですがやっぱりチームが一丸となったときのパワーが一番大きいと思うのでそういう点ではAKB48グループに似てるなと思いました」と語っていた。
指原莉乃「内に秘めるタイプ」
また、記者から「6名で甲子園に出るとしたら、役割的にピッチャー、キャッチャー、4番バッター、監督、応援する憧れのマネージャーでありヒロイン、ライバル校のスター、どれがいいか当てはめてみてください」と質問された場面では、メンバーは「難しい!」と頭を悩ませながらも大盛り上がりに。指原はいち早く「私はエースの選手に憧れているけど、チームメイトだから応援しなきゃいけないマネージャー」とノリノリで役割を宣言し、「思いは卒業しなきゃ伝えられない!秘めるタイプなので、内に」と妄想した。
その後も「監督は監督」と横山が監督、渡辺がバッター、「珠理奈のライバル校のエース感もすごい!」と松井がライバル校のスター、山本がピッチャーと順調に当てはめ、最後に残った北原がキャッチャーに決まると、北原は「ちょっと地味?」とポロリ。同番組のキャスターを務め、名キャッチャーとして知られた古田敦也元プロ野球選手から「キャッチャーを地味とか言うなよ!」と即座にツッコミが入ると、場は爆笑に包まれ、北原は「縁の下の力持ちという意味です!」と動揺。「すみません、優しく、優しく書いて下さい!」とマスコミ陣に懇願していた。
16人の選抜メンバーが決定
なお、そのほかの選抜メンバーは、柏木由紀(AKB48兼NGT48)、宮脇咲良(HKT48兼AKB48)、入山杏奈、白間美瑠(NMB48兼AKB48)、加藤美南(NGT48)、北川綾巴、矢倉楓子(NMB48)、兒玉遥(HKT48兼AKB48)、高柳明音(SKE48)、高倉萌香(NGT48)。楽曲は8月31日に発売される45thシングル「タイトル未定」のカップリングに収録される。
この日の会見は、ヒロド歩美アナウンサーが司会を務めた。(modelpress編集部)
応援ソング楽曲担当池上義博氏(ABC)コメント
晴れやかな衣装に身をまといハツラツとした振り付けで歌唱するAKB48の華やかなステージ。その影には、人知れぬ努力と涙、葛藤があるはず。また、仲間でありライバルでもあるチームメイトと切磋琢磨する彼女たちの姿が、まさに高校球児と相重なり、今回AKB48に高校野球応援ソングを依頼しました。全国各地から夢舞台甲子園を目指すように、高校野球選抜メンバーがAKB48の各グループから選出され、故郷や支えてくれる人々の思いも背負ってひたむきに頑張る球児のエールとなるような歌を、秋元康さんに書き下ろして頂きました。この夏、熱闘甲子園をはじめとする各番組で、この応援ソングと共に球児たちの光と影の日々に熱く迫ります。秋元康氏コメント
高校野球が好きだ。甲子園のテレビ中継を観ているだけで、なぜか、涙が出てくる。白球は夢だ。全員が、その夢を必死に追う姿に感動する。AKB48のコンセプトを説明する時、何度も高校野球を例に使わせていただいた『夢は1日して成らず』。『熱闘甲子園』のテーマソングをAKB48に歌って欲しいという依頼をいただいた時、まず、“美しい汗”を描こうと思った。夢を掴みたいと思ったら、汗をかくしかないんだ。多くの人が高校野球に魅せられるのは、どこかで忘れてしまった自分の汗だろう。夢を見ているか?汗をかいているか?『熱闘甲子園』を通して、“あきらめないことの大切さ”を伝えたい。使用予定番組
・7月19日(火)~全国49代表校決定まで放送「速報!甲子園への道」(ABC・テレビ朝日系列放送)オープニング曲
・8月7日(日)~21日(日)(予定)
「ABC高校野球中継」(ABCローカル)各試合オープニング曲・エンディング曲
・8月8日(月)~21日(日)(予定)
「熱闘甲子園」(ABC・テレビ朝日系全国ネット)テーマ曲
・8月7日(日)~21日(日)(予定)
「ABCラジオ高校野球中継」(ABCローカル)/ジングル、オープニングなど
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