「ラヴソング」藤原さくらのために…“優しさ”爆発で「涙腺崩壊」最終回に向け視聴者からエール殺到

これまでのあらすじ

かつてプロのミュージシャンだった神代は、現在臨床心理士として働いている。一方、さくらは、大型車の整備・販売会社の整備部勤務。言葉が円滑に話せずどもってしまう吃音を抱え、職場の同僚にもなじめず、神代に診てもらうことになる。そして、神代と彼の元バンドメンバーで言語聴覚士の宍戸夏希（水野美紀）の診察を受けることになったさくらは、音楽療法と出会い、親友・中村真美（夏帆）の結婚式でスピーチをするという目標に向け治療を開始した。

第8話で、付き合うことになったさくらと天野空一（菅田将暉）。一方で、神代はカリスマシンガー・シェリル（Leola）への楽曲提供の話を成功させるため奮闘する。その裏には、これを成功させればさくらのデビューの話が進められる…神代のそんな想いが込められていた。

第9話＜ネタバレあり＞

第9話では、さくらの手術の成功率が10％以下であることが明らかに。手術まで1ヶ月。「やりたいことを全部やろう」という空一の提案で、次々と願いを叶えていくさくら。しかし、手術後に控える真美の結婚式への不安と、「歌を作りたい」という本当の想いだけは隠していた。

そんな中、神代はシェリルへの楽曲提供を断りに行く。「この1ヶ月は、ある人の人生の中で特別な意味のある1ヶ月なんです。その限られた時間の中で曲を作るとするなら、僕はその人のために作曲したいと思ったんです」と。シェリルとは、気に入る楽曲が完成したら、さくらの曲をレコメンドすることを約束していた神代。約束はダメになる…それは承知の上だった。

しかし、ある日、さくらと空一が牛丼屋で食事をしていると、神代との共作「好きよ 好きよ 好きよ」がラジオから流れてくる。「シェリルがInstagramにレコメンドしたことで話題」と紹介された瞬間、空一の頭には神代の顔が浮かぶ。そのまま神代の家へ走る空一。そして、「あいつが、本当にやりたかったことは『歌を作ること』。俺じゃ叶えられない。あいつともう一度音楽やってくれ」と、さくらのため必死に訴える。

その想いを受け、今度は神代がさくらの元へ。「俺と一緒にもう一度、歌を作りませんか？佐野さんが歌いたい歌、作りませんか？」――さくらは「やる！」と元気いっぱいに答えた。

そんな中、心配をかけないようにと病気のことを隠してきた真美に、その事実が知られてしまう。「なんで言わないの？」「親友失格」と怒りをぶつける真美が、さくらに差し出したのは、結婚式の招待状。その日程は、手術よりも前に変更になっていた。

「涙腺崩壊」の展開…視聴者もさくらにエール

空一の全力の応援、真美の温かい気遣い、神代の不器用な優しさ…「さくらのために」という想いは、視聴者の心を打ち「こんなにこんなに泣けるなんて…涙腺崩壊中です」「気がついたら『さくらちゃん頑張れ』って独り言…」「神代先生も空一も真美ちゃんも、みーんな良い人！さくらが羨ましい！！！」と様々な反響が。

「泣ける月9」として第1話から、「涙が止まらない」と話題となっていた同作の中でも「今日はあったかい気持ちになって泣けた」と評判で、次週最終回に向けては「みんなの気持ちがまとまった感じ。全員でさくらちゃんを応援してるのがいい」「さくらのスピーチ聞きたいし、手術も成功してほしい！！！」「とにかく全員幸せになって～」と、手術を控えるさくらへのエールが殺到するなど、視聴者も感情移入しているようだった。

『ラヴソング』最終回へ

ついに最終回を迎える『ラヴソング』。手術の結果は？さくらの声は？そして、もう一度神代と歌うことができるのか…。「たったひとつの恋が たったひとつの歌が 人生を変えていく」――。（modelpress編集部）