AKB48卒業の秋元才加、7年半の軌跡を振り返る
2013.08.22 17:43
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28日に東京・秋葉原のAKB48劇場で行われる公演をもって、AKB48から卒業する秋元才加。サバサバとした男前な性格でメンバーを牽引してきた彼女のこれまでを振り返る。
秋元才加、AKB48としてデビュー
秋元は、2006年2月に行われた「第二期AKB48追加メンバーオーディション」に合格し、4月にチームK初日公演でデビューを果たした。2009年7月に開催された「AKB48 13thシングル選抜総選挙『神様に誓ってガチです』」で12位に入選しメディア選抜入り。さらに8月には、新生チームKのキャプテンになることが発表され、2010年3月に就任した。フィリピン人とのハーフの秋元は、端正な顔立ちと男勝りな性格から「カッコイイ」とメンバーの支持も厚く、チームKのキャプテンとして皆を引っ張っていくリーダー的存在でもあった。
2010年6月の総選挙では17位となり、シングル選抜入りを果たしている。
お泊りデート報道に「自分は何なんだろう」
その男勝りなキャラクターも評価され、2010年10月からは人気長寿番組「森田一義アワー 笑っていいとも!」(フジテレビ系)にレギュラーとして出演。なお、2012年3月にレギュラー出演は卒業している。バラエティにも出演するなど幅広く活動をはじめた秋元だが、10月にクリエーターの広井王子氏とのお泊りデートが一部で報じられた。秋元は、チームKキャプテンの辞任をもって責任を取ることを「AKB48のオールナイトニッポン」出演時に涙ながら発表。
2011年2月に開催された「東京マラソン2011」にリスタートの思いを込めて出場し、見事完走を果たした。その後、秋元康からチームKキャプテンへの復帰が言い渡され、「辞任させていただいてから、AKBにとって自分はなんなんだろうと考えてた。みんながすぐについてきてくれるかは分からないけど、またいちから精一杯キャプテンを務めさせていただけるように、頑張りたい」と涙ながらに宣言。その夜に行われたチーム研究生公演に出演し、キャプテン復帰報告を行った。
試練の1年となった秋元だが、2011年6月の総選挙では前年と同じくシングル選抜入りの17位にランクインし、前述の出来事を素直に受け止めた彼女の姿勢がファンから評価された形となった。
キャプテン交代
キャプテン復帰に合わせて、2011年2月にはAKB48の同期である梅田彩佳、宮澤佐江、増田有華とともにAKB48初ダンス&ヴォーカルユニット「DiVA」を結成。シングル「月の裏側」を5月にリリースするなど新たな活動もスタートした。2012年6月の「AKB48 27thシングル選抜総選挙」では20位となり、アンダーガールズ入り。
8月に各チームが再編され、チームKのキャプテンを大島優子と交代した。秋元は新キャプテンの大島へ、「エースがキャプテンをすることは余程のプレッシャーだと思います。私がキャプテンの時に言われた『あなたは何もしなくていいよ、私たちが支えるから』という言葉を、メンバーみんなで優子に返してあげられたらいいなと思います」とエールを送った。
AKB48を駆け抜けた秋元才加、新たな道へ
秋元は2013年の総選挙の締め切りとなった4月7日に、自身のブログで「私、秋元才加は今回の選抜総選挙には出馬せず、AKB48を卒業します」と発表。「新たな世界へステップアップしたい、沢山の経験を積んで、将来の夢、女優を目指していきたいという想いが強くなりました」と卒業を決意した理由を明かした。発表後初の公の場では「デビューしたときから一人立ちすることは常々考えていました。今回の選抜総選挙が節目かなと感じ」と明かし、「まずはAKB48出身の女優として活躍していくことがAKB48にできる貢献だと思います。これからもっと経験を積んで、そしてAKBで学んだことを活かしつつ、いろんなことに挑戦していきたいです」と力強く決意を表明した。
また、先日開催されたファッションショー「a-nation&GirlsAward lsland collection」に登場し、モデルとしてランウェイをウォーキングした秋元。卒業後はモデルや女優など、幅広い活躍に期待が寄せられている。(モデルプレス)
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