新しい学校のリーダーズ/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)

新しい学校のリーダーズ・Awich・羊文学・LANA、4組の女性アーティストが集結「MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE」開催

2026.06.11 22:11

国内最大規模の国際音楽賞「MUSIC AWARDS JAPAN 2026」(MAJ)の開催ウィークにて、6月9日、MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVEとして「Billboard JAPAN | Spotify present Women In Music - EQUAL STAGE」がSGCホール有明で開催された。


新しい学校のリーダーズ・Awich・羊文学・LANAが出演

同イベントは、音楽業界における“ジェンダー・エクイティ(公平性)”を促進するもの。Billboard JAPANが2022年より始動した、自身の活動を通じて社会をエンパワーする女性たちとそれを支える人々を多角的に紹介し、よりインクルーシブな社会を目指すプロジェクト『Billboard JAPAN Women In Music』と、Spotifyが2021 年にグローバル規模でローンチした、女性アーティスト/クリエイターの表現の機会を広げ活躍を継続的にサポートするプログラム『Spotify EQUAL』の2大ブランドを掛け合わせて行われた、一夜限りのステージ。 本イベントには、ジャンルを超えて国内外で活躍中の4組の女性アーティスト、新しい学校のリーダーズ、Awich、羊文学、LANAが出演。mikako(Nagie Lane)と名越涼がMCを担当し、各ステージの合間には出演者のトークが収録されたビデオやEQUALブランドムービーが放映され、会場を盛り上げた。

新しい学校のリーダーズ

新しい学校のリーダーズ/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
新しい学校のリーダーズ/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
新しい学校のリーダーズ/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
新しい学校のリーダーズ/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
MCの人2が最初のトップバッター、新しい学校のリーダーズを呼び込む。「青春日本代表」を掲げる彼女たちのライブは、いつものようにチャイムの音からスタート。SUZUKAが「Women In Music! We are 新しい学校のリーダーズ!」と叫び、トライバルなビートが貫く「Go Wild」で早速オーディエンスを踊らせる。日本の伝統的な祭り囃子からインスピレーションを得た最新曲「Chanka Chanka」。 SUZUKAが率先して威勢のいい掛け声で盛り上げるなか、TikTok総再生33億回超の社会現象を巻き起こした「オトナブルー」へ。サビではオーディエンスも首振りダンスで応える。メンバーそれぞれがほうきをギターに見立ててパフォーマンスする「Arigato」を終えると、今回のイベントコンセプトとも共鳴する「乙女の美学」「Fly High」を高らかに披露。SUZUKAが「本日は女性4組のなかなか珍しいイベントですね。女という性別を持った生物の勢いを五感フル活動で感じてください」と告げて、<最高>のコール&レスポンスをオーディエンスにレクチャー。この日の出演者であるAwich、羊文学、LANAの3組へのリスペクトを示しながら「One Heart」へ。最後には「我々らしく世界で冒険していこうと思ってます!」と、力強く宣言した。

羊文学

羊文学/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
羊文学/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
羊文学/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
羊文学/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
2番手として登場したのは、羊文学。「OOPARTS」からライブがスタートし、躍動的なドラムが場内の温度を上げる。間奏では、塩塚モエカ(Vo/Gt)と河西ゆりか(Ba)が楽器を弾いたままステージ前方に向かい、オーディエンスに近づく場面も。ソリッドなアンサンブルを叩きこんだ「doll」を経て、じゃりっとした塩塚のギターストロークから始まったミドルテンポの「声」では、サビで一気に視界が開け、浮遊感あふれるアンサンブルに塩塚と河西のハーモニーが完璧に呼応する。アニメ『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」エンディングテーマとして国内外でヒットした「more than words」。累計2億回以上再生されているというこの曲にオーディエンスはすぐにハンドクラップで反応し、サビでは腕を突き上げる。塩塚が「今日は来てくれてありがとう。最後の曲です。羊文学でした」と告げると、耳をつんざくようなディストーションギターを鳴らし、最新曲であるNetflixドラマシリーズ『九条の大罪』主題歌の「Dogs」を披露。羊文学が屈指のオルタナティブロックバンドであることを見せつけた圧巻のステージだった。

各アクトの合間には、MCのmikakoと名越涼によるトークと共に、インタビュー映像の上映も行われた。新しい学校のリーダーズは「丸出しと(グループのモットーである)はみだしは違う。丸出しはルール違反。はみだしの中で楽しみを見つけていきたい」とグループの美学を提示。羊文学は「いい歳の重ね方をしたい。女性のバンドが増えてほしい。性別を超えてかっこいい存在として日々音楽をやっていきたい」とビジョンを語った。また、MCの2人がBillboard JAPANに掲載されている「Women In Music」のインタビューの読みごたえを紹介。LANAの「これまでの人生で後悔はない」という言葉やAwichの「ライフワークで一番大事なのは自分との対話」というエピソードを取り上げた。

LANA

LANA/山内洋枝
LANA/山内洋枝
LANA/山内洋枝
LANA/山内洋枝
「華」のアカペラと共に登場したのは、ヒップホップアーティストとして最年少で単独日本武道館とアリーナツアーを行った令和のカリスマ、LANA。カラフルな衣装をまとったダンサーと共にしなやかなダンスを披露し、「LANAの好きな香水は何だ?」というお馴染みの質問から始まったのはヒットナンバー「No.5」。LANAとダンサーが腕を上下に動かすと、多くのオーディエンスが続く。「MY LIFE」のイントロが流れる中、コール&レスポンスを経て「いい感じです! みんなちょっとあったまりましたか?それ、全部私にください!もっと盛り上がれるヤツどんだけいるんだよ!?」とアジテートすると、「it’s okay」に続いて披露されたのは、10代の時、失恋をして母から教えてもらった曲だという中村あゆみ「翼の折れたエンジェル」のカバー。高い歌唱力でオーディエンスを引き込む。新曲「Drama Queen」で場内をファンキーなディスコに変え、「美しく咲く花のように可憐に生きていきましょう」と告げて「Like a Flower」へ。<止まれない てか止まる気ないわ>という今のLANAの勢いを象徴する「L7 Blues」を歌った後、LEDビジョンに映る「STREET PRINCESS」のワードを背に堂々とステージを後にした。

Awich

Awich/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
Awich/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
Awich/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
Awich/山内洋枝(PROGRESS-M)、Chie Kato(CAPS)
トリはヒップホップクイーン、Awich。「Remember」の曲中で「最後の力、振り絞って遊んで帰りませんか?」と呼びかけ、サビではAwichもオーディエンスもジャンプ。初っ端から女王の風格を炸裂させる。この日のイベントに相応しいパンチラインを宿した「どれにしようかな」、重厚なバンド演奏により新たな魅力を放つ故郷・沖縄のスピリットを宿した「RASEN in OKINAWA」「 LONGINESS REMIX」と、熱風を吹かせるようなパフォーマンスを繰り広げていく。「今日はWomen In Musicということで女の人がいっぱいくると思ったから、女性向けのセットリストにしています。でも男性も多いんですね。女性の方々を応援する男性陣ですね。最後のセットなので力を振り絞ってほしいんです。私も力を振り絞ります。この曲で試しましょう!」。アグレッシブな「Bad Bitch 美学」のパフォーマンスでは、LANAがサプライズ登場。ヒップホップクイーンとストリートプリンセスの共演にオーディエンスは腕を上げて熱狂した。「私は14歳からラップをやっててデビューしたんですが、いろんなことがあって10年くらい音楽を止めて、再デビューしてここに立っています。はじめは女のラッパーが全然いなくて、女子用の楽屋もなくてトイレで着替えたり、フェスに出ても『次、女かよ』って言われるような体験をしてきました。でも今はヒップホップの中で女子がめっちゃ増えていて、音楽シーン全体でも活躍する女性が増えていて嬉しいです」とストレートな思いを伝え、諦めなければいつでもリベンジができるという想いを込めた「Revenge」を熱唱。続く「TSUBASA feat.Yomi Jah」では愛娘・Yomi Jahが登場し、沖縄愛と親子愛で場内をいっぱいにします。最後に披露されたのは、憧れのウータン・クランのRZAがプロデュースしたアルバム『Okinawan Wuman』収録の「A Woman Hung Up」。沖縄で生まれ、アメリカに行き、さまざまなことを経験してクイーンになるという決意をして突き進んできたAwichの半生を全編英語で綴った楽曲を渾身のパフォーマンスで届けます。歌い終えると充実した表情を浮かべ、「Awichでした! I Love you!」というシンプルな愛のメッセージでメモラブルなイベントを締め括った。(modelpress編集部)
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