フジテレビ

春ドラマはフジテレビが復権か! 月9・火9・月10に期待のラインナップ

2026.03.24 18:10
提供:ENTAME next

今春に放送されるドラマの中で、筆者が興味を引かれた作品の多くが、フジテレビ関連のものだった。かつて‟ドラマといえばフジテレビ”と言われた時代もあったが、近年は日曜劇場を擁するTBSやテレビ朝日が勢いを増し、フジテレビは相対的に苦戦を強いられている。しかし、今期のラインナップを見ると、その印象は異なる。豪華なキャストに加え、テーマ設定も斬新で、おもしろそうなものが多い。これらの作品をきっかけに、フジテレビはキー局の中で再び一段上の存在感を示すことができるだろうか。

『サバ缶、宇宙へ行く』(フジテレビ系)

月9枠放送の本作は、北村匠海が主演を務める青春ドラマ。福井県の若狭水産高校を舞台に‟宇宙食開発”というテーマに挑む物語だ。

地方では若者の都会志向などで人口が減少が進み、それに伴うさまざまな課題が深刻化している。本作でも、学校統廃合の危機や保護者世代の経済苦といった問題が描かれるようだ。そうした状況の中、北村演じる朝野峻一は、生徒たちとともに‟“宇宙日本食”のサバ缶を完成させるため奮闘する。

‟地方だから不利”‟都会のほうが優れている”といった価値観が根強く残る現代において、彼らの前向きな姿に励まされる視聴者は多いはずだ。特に、地方で暮らす高校生や大学生に観てもらいたい。

NHK連続テレビ小説『あんぱん』で柳井嵩役を好演し、学園ドラマでも児童・生徒役をこなしてきた北村の教師役も楽しみである。

『夫婦別姓刑事』(フジテレビ系)

火9枠の『夫婦別姓刑事』で主演を務めるのは、佐藤二郎と橋本愛だ。本作は、夫婦ともに刑事であり続けるために、夫婦別姓を選んだ四方田誠(佐藤二郎)と鈴木明日香(橋本愛)を軸にストーリーが展開する。

誠と明日香が別姓を名乗るのは、「夫婦は同じ部署に配属できない」という警察内の暗黙のルールのためだ。結婚と姓、職場結婚で悩む人は現実社会にも少なくなく、共感を呼ぶ設定と言えそうだ。

コミカルな刑事ドラマであるが、佐藤と橋本の演技が楽しみでならない。佐藤はどんな役もナチュラルに演じ、ユーモアセンスにも定評がある。一方の橋本は、大河ドラマ『べらぼう』で蔦屋重三郎(横浜流星)の妻・てい役が記憶に新しい。2024年放送のコメディドラマ『新宿野戦病院』(フジテレビ系)でも存在感を放っていた。

コメディとミステリー要素が融合した本作がどのような作品になるのか、期待が高まる。『銀河の一票』(関西テレビ・フジテレビ系)

月10枠で放送される『銀河の一票』は、政治と庶民感覚をテーマに据えたエンターテインメント作品だ。与党幹事長の娘・星野茉莉(黒木華)とスナックのママ・月岡あかり(野呂佳代)がタッグを組み、都知事選に挑む。

‟政治家は庶民の感覚が分からない”‟庶民目線で考えられる政治家を応援したい”という有権者は多いが、あかりは庶民の苦労も楽しみも身をもって知る女性だ。彼女のような女性が都知事になったら、東京はどうなるのだろう…と想像がふくらむ。

主演の黒木は、確かな演技力と奥ゆかしさも感じられる実力派俳優だ。政治家の娘であり、目標に向かって一直線に突き進む茉莉役は、黒木の持ち味が存分に発揮されるはまり役となりそうだ。対する野呂も‟出演作に外れなし”といわれるほど評価が高く、予告映像でも野呂の個性が光っていた。

現実の生活が多くの課題を抱える今、2人が掲げる公約も気になるところだ。

◆フジテレビは新たなポジションを築けるか

かつてのフジテレビといえば、20~30代の恋愛模様を描く月9ドラマのイメージが強かった。しかし、今期の注目作はいずれもラブストーリーではなく、ヒューマンドラマや社会的テーマを扱った作品だ。

恋愛離れが進む一方で、社会のあり方に懸念を示す人が増えている現代において、この方向転換は必然ともいえるが、新たなテーマでフジテレビは再び視聴者の心を掴めるだろうか。

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