永野芽郁

Netflix主演で復活へ 永野芽郁の「演技がすごい」名作ベスト5【年末年始一気見ガイド】

2025.12.30 07:03
提供:ENTAME next

2025年春、スキャンダル報道により活動休止状態だった女優の永野芽郁。その永野が、2026年に配信されるNetflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』で主演を務めることが発表された。不倫疑惑報道の後には新たな女優仕事の情報が無かっただけに、永野にとっては「復活」をかけた作品になると大きな注目を集めている。

そこで今回は、改めて女優としての永野の魅力に迫ってみたい。これまで永野が出演したドラマや映画を対象に、年末年始で一気見すべき「永野芽郁の出演作」ベスト5を公開する。

第5位:『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』まず紹介するのは、2021年に日本テレビ系で放送されたドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』だ。原作は泰三子氏の漫画で、戸田恵梨香と永野がダブル主演を務めた。タイトル通り、交番勤務の女性警察官の奮闘を描く物語である。

永野が演じたのは、ハードな交番勤務に嫌気が差している新人警察官・川合麻依。麻依とバディを組むのが、もう一人の主人公である藤聖子(戸田)だ。藤は、警察学校を首席で卒業した元エース刑事で、次々と犯罪者を捕まえる凄腕。やる気のない麻依を藤が教育しながら物語が進行する、新感覚の刑事ドラマとなっている。

警察官らしくない、少し天然でかわいらしい麻依は、永野にピッタリのキャラ。警察官としてだけでなく、人間としても成長していく麻依の姿を、永野が丁寧に表現している。コメディタッチで気軽に見られるため、お正月に最適のドラマだ。

第4位:『からかい上手の高木さん』続いて紹介するのは、2024年に公開された映画『からかい上手の高木さん』。山本崇一朗氏の漫画が原作で、主人公の高木さんを永野が担当した。同作は、月島琉衣と黒川想矢の共演でTBSが制作したドラマ版の10年後を描いた作品。高木さんの相方である西片を高橋文哉が演じ、2人の中学生時代から続く甘酸っぱい初恋が描かれている。

ドラマ版で月島と黒川が見せた演技が神がかっていたが、映画版の永野と高橋も負けていない。永野は、原作の高木さんが持つ独特な魅力をしっかりと再現し、西片への深い愛をわかりやすく表現することに成功した。高橋との相性も抜群で、原作ファンからも支持が高い一作だ。全編ロケが行われた香川県小豆島の風景も素晴らしく、不倫疑惑をすっかり忘れてしまうような、心が洗われる映画となっている。

第3位:NHK連続テレビ小説『半分、青い。』永野の出世作になったNHK連続テレビ小説『半分、青い。』を3位に挙げたい。98作目の朝ドラとして2018年4月から放送され、永野は主人公・楡野鈴愛を演じた。鈴愛はちょっとうかつだが失敗を恐れない前向きな性格で、朝ドラらしいヒロイン像。小学3年生の時に左耳の聴力を失う難しい設定だが、どこまでも明るくさまざまな挫折を乗り越える鈴愛を永野は抜群の演技力で表現した。

名作と名高い『半分、青い。』は、鈴愛を中心とするストーリーもおもしろい。少女漫画家を目指して上京した鈴愛が挫折を経験し、さらに結婚、出産、離婚など、波乱万丈な人生を歩む姿を人気脚本家・北川悦吏子氏が鮮烈に描き出している。出演者も豪華で、あっという間に一気見できる朝ドラの名作だ。

第2位:『御手洗家、炎上する』2位に挙げるのは、2023年7月にNetflixで配信されたドラマ『御手洗家、炎上する』だ。藤沢もやし氏の漫画が原作で、永野と鈴木京香が共演している。永野は、13年前の大火事で家族も家も奪われた主人公・村田杏子を熱演した。

火事によって家族の人生を狂わせた人物への復讐を企てるストーリーで、宿敵となる御手洗真希子を鈴木が迫力満点に演じている。Netflixドラマらしく、続きが気になる展開を毎話用意しており、時間がある時に一気見すると作品の魅力が倍増する。シリアスな演技で魅せる永野の存在感を感じられる、ホームサスペンスドラマの良作である。

第1位:『マイ・ブロークン・マリコ』筆者が、独断と偏見で1位に挙げるのが、2022年公開の映画『マイ・ブロークン・マリコ』。平庫ワカ氏の漫画が原作で、永野は主人公・シイノトモヨを演じた。共演の奈緒や窪田正孝の演技も素晴らしく、永野が新境地を切り開いた作品と言える。

永野が演じたトモヨは、ブラック企業に勤め鬱屈した日々を送る、やさぐれOL。永野は美容タバコなどを使い、クランクインの3、4カ月前から喫煙者の所作を身に着けるという徹底した役作りを行い、やさぐれ感あるトモヨをエネルギッシュに表現してみせた。

ストーリーは、親友のイカガワマリコ(奈緒)の死を知ったトモヨが遺骨を強奪してふたりで旅に出るという内容。テンポ感が良く、遺骨と旅するという変わった設定の世界観にグイグイと引き込まれること間違いなしだ。

ここまで、Netflix映画『僕の狂ったフェミ彼女』が公開前の“復習”として楽しめる、永野芽郁出演作5本を紹介した。いずれも配信サービスで視聴可能なので、2025年にいろいろと話題になった永野の、女優としての実力と魅力を年末年始に一気に堪能してほしい。

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