紅白「追加発表」は矢沢永吉かサザンか中島みゆきか…“サプライズ企画”を大予想
NHKは11月14日、大みそかに放送する『第76回NHK紅白歌合戦』の出場歌手を発表した。白組17組、紅組20組、特別企画2組の計39組が出演し、アイナ・ジ・エンド、aespa、ちゃんみな、HANA、M!LKなど10組が初出場となる。
2年連続で出場がなかったSTARTO ENTERTAINMENTからは、King & Princeが3年ぶり6回目の選出。2人体制になってからは初の紅白出場となった。
例年、紅白は放送日までに特別ゲストを追加発表するのが恒例だ。現状、白組が3組少ないことから、男性アーティストの追加が見込まれている。
なかでも注目されるのが、来春の全国ツアーをもって活動終了を発表している嵐だ。会見では制作統括の篠原伸介氏が「期待値の高いアーティストに関しては、継続的に交渉をさせていただきます」とコメント。しかし嵐は現在、公式ファンクラブでのみ5人での活動を再開しており、テレビなど主要メディアへの揃っての登場はない状況だ。このとことから、出演交渉は行われているものの、実現は厳しいとみられる。過去には事前収録で出演したアーティストもいることから、VTR出演という可能性は残されているかもしれない。
一方、出場が有力視される大物アーティストは多い。まず、特別ゲストの本命とされるのが、ソロデビュー50周年の矢沢永吉だ。過去にサプライズ出演した実績があり、日本人最高齢で東京ドーム公演を成功させるなど現在も高い人気を誇る。
同じく大物として期待されるのがサザンオールスターズだ。今年は、NHK放送100年関連番組テーマソングに『神様からの贈り物』が採用されており、紅白で予定されるであろう「100年関連企画」で登場しそうだ。
さらに、45周年の松田聖子、50周年の中島みゆきも候補だ。特に中島は、今年7月『The Coversスペシャル 中島みゆきナイト!』が放送され、新曲『一樹』がNHK BSプレミアム4Kで放送されたドラマ『まぐだら屋のマリア』の主題歌に採用されている。NHKとの関係が深く、普段メディア露出が少ないだけに“サプライズ出演”の可能性がある。企画枠では、楽曲『愛スクリ~ム!』のセリフ「チョコミントよりもあ・な・た」がSNSでバズり、流行語大賞にもノミネートされた女性3人組ユニット・AiScReamが注目される。スポニチアネックスは、関係者の話として企画枠で出演する可能性を報じている。
また、大阪・関西万博関連の企画も確実視され、テーマソングを手掛けたコブクロがミャクミャクとともに出場する可能性が高い。万博跡地から中継する演出もありそうだ。
NHK連続テレビ小説『あんぱん』の主題歌を担当したRADWIMPSも、ヒロインの今田美桜が司会を務めることから出場が濃厚。さらに、同ドラマに出演したMrs. GREEN APPLE・大森元貴とのスペシャルステージも予想される。
そんな中、追加発表の可能性が低いと見られているのがSnow Manだ。2025年も発売作品が軒並みメガヒットしているが、今回の発表に名前はなかった。彼らは2023、2024年の大みそかにスペシャルライブをYouTubeで生配信しており、ファンの間では紅白よりも配信ライブのほうを期待する声がある。その状況を考えると、特別ゲストとしてSnow Manが登場する可能性はかなり低そうだ。
今年は久しぶりにSTARTO社からKing & Princeが出場するなど、例年以上に注目が集まる『紅白歌合戦』。本番までにどんな出場者が追加されるのか、発表が待たれる。
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