キスマイ、デビュー14周年ライブに人気芸人サプライズ登場 新曲発表・ファッションショー・「ニカゲーム」…魅力凝縮のステージ展開【MAGFACT】
2025.08.11 04:00
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Kis-My-Ft2が8月10日、全国ツアー『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2025 MAGFACT』の横浜アリーナ公演を開催。最新アルバム『MAGFACT』収録曲を中心に全32曲を披露し、15000人のファンを沸かせた。<※ネタバレあり>
キスマイ、デビュー14周年記念日にライブ開催
『MAGFACT』は「MAGNET(マグネット)」+「FACT(事実)」からなる造語で、アルバムには「くっついて生まれた音楽」をテーマにいろんな相手と“くっついで”生まれた楽曲が収録されている。今回も演出やセットリストは二階堂高嗣を中心に構成、衣装は玉森裕太が担当。円形のムービングステージなどダイナミックな機構や特効、照明の演出も取り入れられ、リフターやトロッコ(アリーナ・スタンド)ではキスマイがよりファンの近くまで訪れるなど最初から最後までワクワクの止まらないステージに。そして、メンバーを熟知した玉森によるスタイリッシュな衣装計5ポーズもステージを彩った。カラフルなペンライトが会場を埋める中、「CHEAT」のインストを使ったオープニング映像からライブはスタート。ステージの幕が落ちると「Curtain call」のイントロとともにゴンドラに乗った6人が華々しくステージ上部から登場。ビジューが施された落ち着いたベージュのセットアップをまとい、色気たっぷりのパフォーマンスで1曲目から盛り上げる。
「FREEZE」のイントロがかかると会場からは大きな歓声が上がり、立て続けに激しいナンバーをたたみかける。今回は男性ダンサー8人が出演しており、ダイナミックなダンスでステージを華やかに。「Tonight」では二階堂が「横アリ騒げるか?」と煽ると、ファンも大きな声で応え、ボルテージを高めた。
「Kiss魂」の間奏では千賀健永の「みんなに会いたかったよ!今日は特別な日だね。特別な日に騒げるの!?過去1で騒げるの!?」という挨拶に続き、玉森、宮田俊哉が順番で挨拶。アリーナトロッコでファンの近くまで訪れた。「FIRE BEAT」ではメンバー6人が会場に散らばりそれぞれリフターに乗ってスタンド席の目線まで上昇。間奏では藤ヶ谷太輔が「いつもみんな本当にどうもありがとう!」と感謝を伝え、横尾渉、二階堂も挨拶を続けた。アウトロでは頭を振る恒例のパフォーマンスで会場を熱気に包んだ。
サンドウィッチマンがサプライズ登場
『MAGFACT』に収録されている「お疲れ様です!feat.サンドウィッチマン」では、小道具を使った遊び心たっぷりのパフォーマンスを展開。MVの中華料理店の世界観を踏襲したワクワクしたステージングで魅了した。ラストサビ前の間奏ではサプライズでお笑いコンビ・サンドウィッチマン(伊達みきお、富澤たけし)の2人がステージ後方から登場。「俺たちがキスマイだ!」(伊達)と叫び、MVでも披露しているサビのダンスを8人でパフォーマンスした。レギュラー番組での共演など、かねてからKis-My-Ft2と親交のあるサンドウィッチマン。MCで宮田から“マブダチ”と紹介された2人は、「15年目突入おめでとう!」と記念日を祝福した。
また、リハーサルの裏話が飛び出す場面も。「逆、逆、多いな!」という歌詞のタイミングで登場したサンドウィッチマンだが、伊達は「リハでミスったんですよ。ニカ(二階堂)にちゃんと説教されまして。わざわざ楽屋まで来て、リハの映像を見せられて『分かります?間違ってるの』って。怖いの(笑)」と暴露。これに対し二階堂は「違う(笑)!」と否定し、「グダグダだったから、『自分がどうなってるのか映像で見たほうが良いですよ』って」と反論した。
ほかにも「貴重な時間をお客さんはくれてるんですよ」「お金も払ってるんですよ」などと言われたそうで、伊達は「ちゃんとへこみました」と告白。その後たくさん練習したそうで、本番は見事成功。二階堂は「完璧でした!」と笑顔を見せていた。
サンドウィッチマンとKis-My-Ft2の息ぴったりの掛け合いは続き、時間は瞬く間に過ぎた。最後にサンドウィッチマンは即興でショートコントを披露し、会場を大いに盛り上げていた。
新曲「A CHA CHA CHA」初披露
2011年8月10日に1st SINGLE 「Everybody Go」でCDデビュー、8月10日で14周年、15年目のスタートを迎えたKis-My-Ft2。そんな記念すべき今回のライブMCの一部はYouTubeでも生配信された。ステージには、お馴染みのキャラクター“スクリーマーズ”が描かれたケーキが登場。記念撮影を行うなど、デビュー日という特別な時間をファンと共有した。さらに、新曲「A CHA CHA CHA」を8月11日0時に配信リリースすることを発表し、この日のライブで初披露。同楽曲は、「夏× 大人× 余裕× 遊び」をテーマに、90年代Boom Bap HIPHOPをベースにした言いたくなるフレーズや遊び心が詰まった、ちょっぴり大人なサマーチューン。グルーヴ感たっぷりに魅せるダンスと、ムービングステージを使って会場をダイナミックに移動しながらパフォーマンスした。
ユニット曲&レギュラー番組企画も
また、32ndシングル「Curtain call」より、ユニット曲2曲を披露。玉森&宮田は「SHINDO」、藤ヶ谷&千賀&横尾は「Yummy, lovely night」とそれぞれ個性あふれる衣装や演出で魅せる。さらに、Kis-My-Ft2のレギュラー番組であるテレビ朝日系「10万円でできるかな」のコーナーから派生した二階堂の冠番組「ニカゲーム」とコラボした特別企画も。英語を読むのが苦手な二階堂が、英単語をなんと読んだかを他の5人のメンバーとファンが協力して当てるミニゲームコーナーである。
今回のお題は「debut(デビュー)」。この日の観覧に同番組で共演しているtimeleszの猪俣周杜が来ていることが明らかになると、二階堂が「今日可愛い“いの”が来てた」と笑顔を見せた一方で、宮田は「兄さん、間違えらんないですよ!」とプレッシャーをかける。そして、二階堂の傾向を考えながらキスマイとファンが導き出した答えは「デブト」。しかし「デヴィット」で不正解という落ちとなった。
盛り上がりを見せた「ニカゲーム」のコーナー後、二階堂は1人でキスマイの楽曲「Shake lt Up」を披露。途中、キスマイの代名詞とも言えるローラースケートを履くと他のメンバーもローラースケートで登場し花道を颯爽と駆け抜けた。
ファッションショー演出で魅了
本編ラストは『MAGFACT』収録の大沢伸一提供曲「CHEAT」。レーザー照明を効果的に使い注目を集めるとステージ下手に華やかな衣装にバージョンアップした二階堂がポップアップで登場。さらにムービングステージ上には玉森・千賀、ムービングステージ下の花道には宮田、両側のリフターには横尾・藤ヶ谷が順番に現れ、ファッションショーのようにポージングを魅せる。6人が存在感を放ちメインステージに集合するとレーザーで「CHEAT」の文字が浮かび上がり、楽曲がスタート。独特な世界観とダンスで魅了する。最後には花道をランウェイに見立て、1人ずつモデルウォークをしてステージを後に。オープニング映像とライブ本編の一番最後が繋がっており、ライブを通して1本のショーを堪能したかのような気持ちに包まれる仕掛けとなっている。
また、アンコールとして、デビュー曲「Everybody Go」を披露。14年前と変わらぬ情熱と、15年目に踏み出す決意を胸に、6人がまっすぐに歌い届けた。笑顔と歓声、そして無数のペンライトが1つに溶け合ったその光景は、Kis-My-Ft2とファンが共に描き続ける物語の新たな1ページ。特別な日が終わるその瞬間まで、会場は幸せと絆に包まれていた。
なお、同ツアーは北海道で行われる9月14日の最終公演まで続き、全国8箇所24公演で24.9万人を動員予定だ。(modelpress編集部)
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