B&ZAI(提供写真)

B&ZAI、“実質初挑戦”ファンとの近距離イベントで原点回帰 企画に込めた思い&ペア曲組み合わせの決め方は?【ばんざいとなつやすみ/囲み取材ほぼ全文】

2025.08.04 05:00

B&ZAI(バンザイ)が、東京・EX THEATER ROPPONGIにてマイナビ サマフェス ROPPONGI SUNNY BEATS「ばんざいとなつやすみ」を開催。8月3日の初日公演を前に囲み取材が行われ、イベントの見どころや、パフォーマンス曲などについて語った。<※セットリスト・演出に触れている部分あり>。


B&ZAI特別イベント「ばんざいとなつやすみ」

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B&ZAIは、2025年2月16日に結成されたSTARTO ENTERTAINMENT所属のジュニアグループ。メンバーは橋本涼(Vo./Gt.)、矢花黎(Ba.)、今野大輝(Gt.)、菅田琳寧(Gt./Sax)、本高克樹(Key./※「高」は正式には「はしごだか」)、鈴木悠仁(Vo./Gt.)、川崎星輝(Dr./※「崎」は正式には「たつさき」)、稲葉通陽(Vn./Tp.)の8人から構成される。

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本公演は、B&ZAIのメンバーとファンのための特別イベントで計16,200人を動員。8月3日~7日まで全9公演行われ、コンサートやフェスとはひと味違った“夏休みのひと時”を過ごせるような内容となっており、ライブ・トーク・ゲームなど盛りだくさんの企画で届ける。

B&ZAI、ファンと近距離ならではの見どころ明かす

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橋本は本公演の見どころについて「この間やらせてもらった『First Beat』はライブという形だったのですが、今回はタイトルにあるように“夏休み”みたいな感じで、いい意味でゆるく、お客さんと近い距離で何か新しい形を探していけたらいいなと思っています」とコメント。稲葉は、企画に加えて「パフォーマンスの面でも、全体だけではなくユニットもやるので、そういうところも見どころの1つになってくるんじゃないかなと思います」と明かした。

続けて今野は「皆さんとどうやったらより近い距離で、夏休みっぽく楽しくワイワイできるかなというのを考えながら作った」とファンへの想いを述べ、本高は「フェスやライブなど、いろんなものを経て今ここにいるのですが、全てが融合したようなイベントになればいいな」と口に。

また、鈴木はバンドのセクションについて「楽しい曲をいっぱいやっているので、そこも注目してほしいです」と告げ、矢花は「これまでライブ『First Beat』で僕らなりに築き上げてきた『B&ZAIとは何なのか』みたいなものも1回振り返りつつ、改めてファンの皆さんとより触れ合えるようなイベントができたら」と語った。

川崎は「ライブになったらキリッと変わるギャップがいいとファンの方には言っていただいています。そういう姿を生で体感できるイベントです」とアピール。菅田は「今回の見どころは私、菅田琳寧だと思います!」と冗談を言いつつ、曲作りコーナーに触れ「“古参”たちとB&ZAIで作った曲がこれからどんどん愛される曲になる可能性があると考えると、“B&ZAIと曲作り”というコーナーがかなりB&ZAIの今後としての魅力の1つなんじゃないかな」と伝えた。

B&ZAI、ペア曲組み合わせの決め方は?

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また、ペア曲の組み合わせの決め方を問われた本高は「『同期』、『最年少&最年長』、『でこぼこコンビ』だったり…。割と自然に決まりました」と告白。さらに、本公演で「サマフェス」のテーマソング「なつ◆あい」(※「◆」は正式には「ハートマーク」)がフル尺で初披露されることについて、矢花は「皆さんから大変ご好評をいただいているにも関わらず、これまでフルサイズはどっかの自販機の裏からしか聴けないという事態が発生していたので(笑)、やっとここで初めて、生でフル尺で披露ができるというのはすごいですよね」と喜びを明かし、「ファンの方が初めて生で観られた顔は、僕らもちょっと楽しみの1つではあるかもしれないです」と期待を寄せていた。

以下、囲み取材ほぼ全文

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ー まず、メンバーの皆さんからお1人ずつ、本公演の見どころをお願いいたします。

橋本:この間やらせてもらった「First Beat」はライブという形だったのですが、今回はタイトルにあるように“夏休み”みたいな感じで、いい意味でゆるく、お客さんと近い距離で何か新しい形を探していけたらいいなと思っています。僕たちもまだ本番前なので分からないのですが、よくあるファンミーティングではなく、何か新しい言葉を見つけたいなと。「EX THEATER」というお客さんと近いというものを活かした形で、お客さんとまた1つ近くなれるように今日は頑張りたいです。

稲葉:前回行っていた「カクエキ!灼熱のB&ZAIダービー」とはまた違う、ゆるっとしたコーナーがあるところも見どころなのですが、パフォーマンスの面でも全体だけではなくユニット曲もやるので、そういうところも見どころの1つになってくるんじゃないかなと思います。

今野:パフォーマンスブロックはもちろんなのですが、コーナーの部分も僕らですごく時間をかけながら、皆さんとどうやったらより近い距離で、夏休みっぽく楽しくワイワイできるかなというのを考えながら作ったので、コーナーはかなり見どころの1つかなと思います。

本高:フェスやライブなど、いろんなものを経て今ここにいるのですが、全てが融合したようなイベントになればいいなと思っています。あと、1つ大きな見どころとしては、初めてみんながデュエットみたいな感じで4曲披露させていただくのですが、「同期コンビ」だったり、「最年長と最年少」だったり、2人の関係性が見えるような部分があると思うので、そこを注目していただけたらなと思っています。

鈴木:今回はイベントも色々盛りだくさんなところもありますが、全員でやるバンドのセクションも皆さん楽しみにしていると思います。楽しい曲をいっぱいやっているので、そこも注目してほしいです。

矢花:このB&ZAIが結成されてからここまでかなりマックス値に、超最速でここまでずっと駆け抜けてきてはいるのですが、その中で先日「カクエキ!灼熱のB&ZAIダービー」という「カクエキ!」さんと一緒にコラボで(イベントを)やらせていただいて、バラエティのプロの方々と一緒に作った公演の後に、僕らだけで作るバラエティという、結構尖ったことを今回はしているのですが、これまでライブ「First Beat」で僕らなりに築き上げてきた「B&ZAIとは何なのか」みたいなものも1回振り返りつつ、改めてファンの皆さんとより触れ合えるようなイベントができたらということで、今年のB&ZAIにとっての句読点になるようなイベントになれたらいいなと思っています。メンバーとしても、お客さんがどういう反応になるかはまだまだ全然未知数ですし、イベントという形なのでなんとも言えないところはありますが、どうにか盛り上げて、お客さんたちと一緒に今のB&ZAIの現在地を再確認できたらいいなと思っています。

川崎:「B&ZAIの雰囲気にようこそ!」という感じのイベントです。僕らは今、YouTubeをありがたいことに週1でやらせていただいているのですが、その雰囲気がすごく和やかで、ほんわかしていて。でも、ライブになったらキリッと変わるギャップがいいとファンの方には言っていただいています。そういう姿を生で体感できるイベントで、メンバーでそれぞれいいところを言い合うだけの時間もあるなど、ラフにみんなと会える場所なので、個人的に不安な部分もあるのですが、B&ZAIの雰囲気を生で感じていただけたら幸せです。

菅田:めちゃくちゃまとめると、今回の見どころは私、菅田琳寧だと思います!まあ、みんな見どころです(笑)。B&ZAIとしても個人としても見どころですが、あえて“古参”と言わせていただきますが、“古参”たちとB&ZAIで作った曲がこれからどんどん愛される曲になる可能性があると考えると、“B&ZAIと曲作り”というコーナーがかなりB&ZAIの今後としての魅力の1つなんじゃないかなと思っています。あとは、私とみっちー(稲葉)でちょっと“大人ジャジー”な…歌謡曲をやらせていただきます。それは初の試みにも近しいものがあると思うので。みんなが楽しんでやっているところが1つの見どころかなと思います。

ー 2月に結成されてから、ライブ・フェスとさまざまな活動をされてきましたが、今回のイベントで初めて挑戦されたことはありますか?

矢花:僕ら本当にありがたいことに、1stコンサートを「ぴあアリーナMM」というめちゃくちゃ大きいところでやらせていただいたのですが、本来であればお客さんと距離が近いところから広がっていくことろを飛び級してやらせてもらったような形でもあるので、今1度「EX THEATER」というアットホームなライブ会場でやらせていただきます。なおかつ、イベントとしてなるべくお客さんとB&ZAIメンバーのコミュニケーションはすごく意識しながら作ったイベントでもあるので、今後思い出せるような、原点回帰できるような、お客さんと僕らが本当に近い距離で触れ合うというところは、実質初挑戦と言ってもいいのではないかなと思っています。

ー 今日からの公演で楽しみにしていることはありますか?

橋本:今回、お客さんから直筆の質問用紙を募集して、実際に僕たちがステージ上で答えるコーナーがあるのですが、直接というのが珍しいなと思っていて。実際に今日持ってきてくださったお客さんの中から数枚僕たちが選ぶということがすごく楽しみです。モニターの手を使って「じゃんけん」をする「B&ZAIじゃんけん」は、お客さんと「じゃんけん」をして、勝ち残った方から何か1つ言ってほしいフレーズをもらって、メンバーが言う企画です。ちなみに「First Beat」の時に使っていた手のセットを「EX THEATER」でも使用しています。自分たちで生み出したものを、B&ZAIのファンの方と一緒にやれるということがすごく楽しみですね。

ー 今回はB&ZAIの皆さんで企画をされたということですが、どうやって内容を決めていったのでしょうか?

本高:企画もそうですが、ライブ全体のコンセプトもみんなで話し合いました。フェスに来れなかった人たちに「ジャイガ」(「OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025」)で披露したものを届けるというのもそうですし、いろんな現場をいただいてる中で、ここでしか観られない曲だったり、今回のイベントにちなんだ夏らしい曲だったりも盛り込ませていただいて。その上で、ファンの方と距離近でできるような「じゃんけん」などのいろんな企画を入れさせていただいています。もしかしたらこの公演を経て色々改善されて、変わったり減ったりみたいなことはあるかもしれませんが(笑)、現状、用意したものの最高値が今「じゃんけん」という感じです(笑)。いっぱい考えた結果「じゃんけん」に行き着いたので。

矢花:僕らにしかできない「じゃんけん」ですから。

ー ペア曲の組み合わせはどのように決められたのでしょうか。

本高:「First Beat」でもペア曲をやるという案はあったのですが、今回もう1回やってみようっていうところで、関係値的なところで選んだところも多いです。「同期」、「最年少&最年長」、「でこぼこコンビ」だったり…。割と自然に決まりました。

矢花:「最年少&最年長」、「同期」、「同い年」と。あとちょっと「ラブが芽生えている」…(笑)。

ー ファンとの曲作りは、実際にどのような流れで行われるのでしょうか?

矢花:実際に歌詞を考えるというよりは、歌詞を作るときに使えるキーワードをお客さんの反応を見ながら僕たちで考え合ってみようという形でやらせてもらおうと思っています。曲をいつ発表するかという目処は立っていないのですが、長い時間をかけて、しっかりと作ったものをお届けしたいということで、この夏から動き出してみようという試みをしています。

ー そのほか、公演の見どころがあれば教えてください。

菅田:「なつ◆あい」もフルで披露させていただきます。あとは、シャボン玉が出ます!2番ではタオルの振り付けをファンの皆さんと一緒にやります。

川崎:振り付けはりんちゃん(菅田)が考えたんだよね。

菅田:いやいや、そんなことないです。みんなで考えた。

川崎:そこ謙虚だった(笑)。

矢花:今回、2つ目の新曲「なつ◆あい」は皆さんから大変ご好評をいただいているにも関わらず、これまでフルサイズはどっかの自販機の裏からしか聴けないという事態が発生していたので(笑)、やっとここで初めて、生でフル尺で披露ができるというのはすごいですよね。俺らが歌う前にみんなは(曲を)知ってるっていう(笑)。ファンの方が初めて生で観られた顔は、僕らもちょっと楽しみの1つではあるかもしれないです。

橋本:「First Beat」から始まって、夏のイベントをやって、フェスに入って。僕たち今度「ANDO」という舞台もあるのですが、ジュニアとしては幸せな流れで来ている中、来年僕たちがどんな動きを見せるのか、楽しみにしていてほしいです!

ー ありがとうございました。

(modelpress編集部)

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