

Snow Man、愛と幸せが詰まった“4分12秒” ドーム全員で作り上げた美しい光景<ドレス&タキシード>

Snow Manの公式YouTubeが6月4日に更新。2024年に行われた“Dome Tour 2024 RAYS”から、「ドレス&タキシード」のライブパフォーマンス映像が公開された。
これぞアイドル…キラッキラの「ドレス&タキシード」
“Dome Tour 2024 RAYS”は、Snow Man初のドームツアー。4thアルバム『RAYS』を引っ提げ全国5都市13公演で61.5万人を動員した。今回公開されたのは「これぞアイドル!」と言いたくなるキラッキラの「ドレス&タキシード」。
「画面に注目〜!行っくよー!」阿部亮平のコールと共に正面ステージのスクリーンが、STANDBY→4→3→2→1と時を刻む。GOになった瞬間、会場がペンライトの白に染まり、メンバーが口々に「よっし!できた!」「みんなめっちゃ綺麗じゃん!」と声をあげる。
実は、RAYSのツアーグッズのペンライトには、「雪だるまボタン」を押すとペンライトの色がメンバーの歌割りや歌詞に合わせて、黄(岩本照)、紫(深澤辰哉)、白(ラウール)、青(渡辺翔太)、オレンジ(向井康二)、緑(阿部)、黒(目黒蓮)、赤(宮舘涼太)、ピンク(佐久間大介)とメンバーカラーに変わっていく仕掛けが施されており、それを使ってみんなで一緒になって作り上げる演出が考えられていたのだ。
ドームを埋め尽くした光の中を気球に乗って浮遊するSnow Man
“いわふか”こと岩本&深澤、“なべこじ”こと渡辺&向井、“めめあべ”こと目黒&阿部、ラヴィットコンビ“だてさく”宮舘&佐久間、そして高身長最年少・ラウールが気球に乗って自分たちもペンライトを振りながら光の海を浮遊する。
メンバーひとりひとりが、王子様のようなせりふを言うシーンでは、ラウールはCDに収録されている通りのせりふを言ったものの、岩本は「さぁ、呼吸して」とSASUKE風アレンジを加え会場を沸かせる。佐久間の「幸せになろうね」のせりふの後には、「よいしょ」とボソッと合いの手が。
向井がかわいらしくすねたように「僕以外見ないで」と言うと、続く深澤、宮舘、渡辺も自身の本来言うべきせりふではなく向井のせりふを真似っこ。その度に向井が「真似すんなよ!」「だて!」「真似すんなて!」と秒速ツッコミ。さらに目黒までもが同じようにせりふ泥棒をし(そして隣では阿部がペンラを握りしめて応援し)会場は笑いと歓声に包まれる。
「僕だけを見て下さーい!今日だけは僕だけを見て下さーい!」と向井が叫ぶと、渡辺が「お前、うるさいんだよ(笑)」と絶妙な間合いで制止する。
各気球ごとに個性炸裂 にぎやかすぎる“なべこじ”“だてさく”気球
しかし歌パートに戻れば、甘〜い歌声で一瞬で観客を魅了…したのだが、それも束の間、歌詞に合わせて向井がグイッと渡辺に顔を近づけると、渡辺の「ゥンンー!」という言葉にならない叫びがマイクを通して会場に響き、またもや歓声と笑いが巻き起こった。
一方、「ラヴィット!」コンビ“だてさく”は、佐久間が宮舘の首に手を回しても舘様平然。そのままガバッと佐久間が抱きつくと、2人して幸せそうに笑い合った。
もめていたはずの“なべこじ”も、いつの間にか渡辺が向井の首にしっかり腕を回しバックハグ状態に。ツンデレの渡辺はあえての真顔を作り、深澤から「翔太、顔!」とツッコまれていたが。
にぎやかな“なべこじ”“だてさく”気球に比べて、“スノの父と母”と称される岩本と深澤は背中合わせでお互いの存在を感じながらすっと立ち、“めめあべ”気球はほわほわ柔らかい空気で浮かび、ラウールは「(ペンライトを押すのがうまく)できなかったー(笑)」とちゃめっけたっぷり。各気球ごとに個性炸裂なのも面白い。
メンバーとファンが一体となって作り上げた美しい光景
メンバーが歌いながらペンライトを振ると、観客も力いっぱいペンライトを振って応える。コンピューターによる制御ではなく、カウントダウンに合わせて自らの手でボタンを押すので、時々タイミングの異なった色もあるが、それすらも美しい。メンバーとファンが、息を合わせて“せーの”で一緒にボタンを押し、9色に輝く光でライブを彩る。
ボタンを押す瞬間は、メンバーもファンも「押す!」という同じことを考え同じ動作をしていると思うと、とてつもなく愛おしいし、そんなふうにみんなで一緒になれる瞬間をプレゼントするメンバーの温かさにじんとする。この広いドームで…いや広いドームだからこそ誰も置いていかないように…という気持ちが強く感じられる。
阿部が「みんな〜、ペンライトの協力ありがと〜!大成功だったよー!」と叫んだ後、「雪だるまボタン長押しで元のモードに戻りまーす」と説明するのも“らしさ”なら、「阿部ちゃん、ありがと!」とお礼を言う向井も“らしい”。
動画は4分12秒。Snow Manからファンへの愛、ファンからSnow Manへの愛が詰まった、幸せな光景が映し出されている。
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