山本彩が「Japan Night」に出演

元NMB48山本彩「オープンなマインドで参加できた」ニューヨークで過去最大規模のパレードに登場

2025.05.11 18:30
山本彩が「Japan Night」に出演

NMB48の元メンバーで現在はシンガーソングライターとして活動する山本彩が5月9日・10日(米国東部時間)、ニューヨークで開催された第4回「Japan Parade & Street Fair」と「Japan Night Reception & Concert Celebrating Japan Parade」にゲスト出演した。

山本彩が前夜祭でライブパフォーマンス

パレードとストリートフェアの前夜祭として5月9日にEdison Ballroomで開かれた「Japan Night」のレセプションでは、ニューヨークを拠点とする日系企業や団体と、日本からの参加者によるネットワーキングの場が設けられた。

ステージプログラムは、ミュージカル「『進撃の巨人』-the Musical-」のキャストによる迫力あるパフォーマンスで開幕。2024年10月に行われた本作のニューヨーク公演はチケットがほぼ完売するほどの人気を集め、会場にはキャラクターのコスプレ姿の来場者も見掛けられた。

ニューヨークを拠点に活動する琴・三味線演奏家の石榑雅代氏率いるMIYABI箏・三味線アンサンブルでは、しなやかで優美な琴の音色に加え、モダンなアレンジが施された三味線との掛け合いが、伝統と現代が調和する“和洋折衷”の世界観を紡ぎ出した。

イベントの最後を飾ったのは、山本彩のライブパフォーマンス。ニューヨークの名会場・アポロシアターで90年の歴史を誇るオーディション「アマチュアナイト」の日本版「APOLLO AMATEUR NIGHT JAPAN 24-25」でメインアンバサダーと決勝MCを務めた山本は、本イベントへの出演について「アメリカで行うライブは、刺激的で挑戦でもあります。ライブは生ものであって、予期せぬハプニングは付きもの。そういった瞬間も楽しみながら、他には変えられない体験をしていただきたいです」と話した。

自身の曲や名曲のカバー…日本の楽曲を披露

シックなドレス姿で登場した山本は、アコースティックギターを肩にかけてスタンバイ。「Good evening everyone, my name is Sayaka Yamamoto!」と英語であいさつすると客席からは拍手が起こり、「やさしさに包まれたなら」(荒井由実)のカバーを披露した。

スタジオジブリのテーマ曲としても知られるこの楽曲は、アメリカのオーディエンスにも親しみ深く、演奏中には大きな歓声が上がる。連続テレビ小説「あさが来た」(2015年9月~2016年4月、NHK総合ほか)の主題歌で、NMB48所属時代に自身がAKB48のセンターを務めた「365日の紙飛行機」では、日本のドラマファンの心にも響く暖かな歌声を届けた。

続いて「何度でも」(DREAMS COME TRUE)のカバーを力強く歌い上げ、ラストには自身が作詞作曲を手掛けた、アニメ「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?」(2024年4月~6月、TOKYO MXほか)のエンディング曲「ブルースター」を披露。「日本には音楽だけでなく、アニメや和食など、独自の素晴らしい文化があります。そういったいろいろな面を皆さんに楽しんでいただいて、日本を好きになっていただけたらと思います」と本イベントへの思いを語った。

来場者数6万人…過去最大規模のパレードに

翌日10日、快晴の空の下で行われた第4回「Japan Parade & Street Fair」にも山本は参加。今年のパレードには約110のユニット、2800人以上の参加者が集まり、過去最大規模となった。NYPDの発表によると、パレードとストリートフェアを合わせた来場者数は6万人にのぼった。

開会式にはニューヨーク市のエリック・アダムス市長や、パレードを主催する在ニューヨーク総領事の森美樹夫大使も出席。森大使は「大阪・関西万博」公式キャラクター・ミャクミャクのぬいぐるみを手に登場し、「ジャパン・パレードは、ニューヨーカーと共に日本文化を楽しむイベントです。アニメや寿司、そして地下鉄車両の製造まで。実は日本は、ニューヨークの日常に深く関わっています」と開会のスピーチを行った。

山本彩「ニューヨークの皆さんのノリがすごく明るい」

パレードには、武道、和太鼓、神輿といった伝統文化から、ハローキティ、たまごっち、ロリータファッションなどのポップカルチャーまで、日本文化の豊かさを楽しめる数々の団体が参加。山本は華やかなオープンカーに乗って登場し、観客に笑顔で手を振りながらセントラルパークに面した沿道を進んだ。

パレードを終えた山本は、「ニューヨークの皆さんのノリがすごく明るくて、『SAYAKA~!』って名前を呼んで手を振ってくださったのがとてもうれしくて、私自身もオープンなマインドで参加することができました」と笑顔で話した。

◆Text by Megumi Hamura

関連リンク

関連記事

  1. 新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    新垣結衣が語りに!“伝説の家政婦”タサン志麻さん夫婦に密着「たくさんの人の心にスッとしみこむはず…」<ふたりのディスタンス>
    WEBザテレビジョン
  2. 東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    東京03の超絶サクセスストーリー 全国ツアーだけで「1年食えるくらいはもらえる」
    WEBザテレビジョン
  3. <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    <BLACKPINK>「あつまれ どうぶつの森」内に“BLACKPINK島”がオープン!MVのセットやステージを再現
    WEBザテレビジョン
  4. 松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    松井玲奈、大粒の涙…新型コロナ感染中の思い吐露「人生の中では一番苦しいぐらいの数日間」
    WEBザテレビジョン
  5. ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    ジャニーズWEST中間淳太 “探偵”イメージの細身スーツで「小説現代」表紙に!推しミステリから自身の創作活動まで明かす
    WEBザテレビジョン
  6. 瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    瀬戸朝香、“なかなか良い感じ”7歳長女によるメイクSHOTに反響「優しくて自然な感じすごくいい」「娘さんお上手!」
    WEBザテレビジョン

「音楽」カテゴリーの最新記事

  1. 26日放送「CDTV」3時間SP出演アーティスト&楽曲発表 キンプリ・BE:FIRST・日向坂46ら
    26日放送「CDTV」3時間SP出演アーティスト&楽曲発表 キンプリ・BE:FIRST・日向坂46ら
    モデルプレス
  2. 出演ドラマにハズレなし!野呂佳代が今、制作陣から愛される理由「本当にいそう」を演じ切る才能
    出演ドラマにハズレなし!野呂佳代が今、制作陣から愛される理由「本当にいそう」を演じ切る才能
    ENTAME next
  3. 『あんぱん』「しゃんしゃん東京にいね」の真意…すれ違うのぶと嵩、“苛立ち”の裏にあるのは恋心?
    『あんぱん』「しゃんしゃん東京にいね」の真意…すれ違うのぶと嵩、“苛立ち”の裏にあるのは恋心?
    ENTAME next
  4. 「50代が好きな服を着てもいいじゃない」私らしくを貫く吉野千明に私たちが惹かれる理由『最後から二番目の恋』
    「50代が好きな服を着てもいいじゃない」私らしくを貫く吉野千明に私たちが惹かれる理由『最後から二番目の恋』
    ENTAME next
  5. 歌姫・美空ひばりが残した平和への意思 BSテレ東が「開局25周年記念番組」として贈る「戦後80年 美空ひばり 沖縄で歌う」
    歌姫・美空ひばりが残した平和への意思 BSテレ東が「開局25周年記念番組」として贈る「戦後80年 美空ひばり 沖縄で歌う」
    WEBザテレビジョン
  6. 乃木坂46が"13歳"のバースデーライブを開催、味の素スタジアムに11万人が大集結
    乃木坂46が"13歳"のバースデーライブを開催、味の素スタジアムに11万人が大集結
    ENTAME next
  7. King & Prince、ミッキーマウス新オフィシャルテーマソングの初パフォーマンス映像やライブMC映像を公開
    King & Prince、ミッキーマウス新オフィシャルテーマソングの初パフォーマンス映像やライブMC映像を公開
    WEBザテレビジョン
  8. 乃木坂46中西アルノ、涙でスピーチ「乃木坂が大好きなんです」“導いてくれた存在”井上和へメッセージも【13thバスラ/全文】
    乃木坂46中西アルノ、涙でスピーチ「乃木坂が大好きなんです」“導いてくれた存在”井上和へメッセージも【13thバスラ/全文】
    モデルプレス
  9. 乃木坂46、6期生・矢田萌華センターで「ぐるぐるカーテン」“新しい乃木坂の形”宣言にも反響【13thバスラ】
    乃木坂46、6期生・矢田萌華センターで「ぐるぐるカーテン」“新しい乃木坂の形”宣言にも反響【13thバスラ】
    モデルプレス

あなたにおすすめの記事