

多部未華子はなぜ女性たちの共感を集めるのか?『対岸の家事』でママ女優へ華麗な進化
女優の多部未華子が主演するTBS系火曜ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』が4月1日にスタートし、初回から「共感の嵐」が巻き起こっている。多部の新たな代表作の一つになる可能性があり、今作が「ママ女優」への華麗なる転身の決定打にもなりそうだ。
『対岸の家事』は、家族のために「家事をすること」を仕事にするため専業主婦の道を選んだ主人公・村上詩穂(多部)を中心に、誰かがやらなければいけない“お仕事=家事”をテーマにした新たなお仕事ドラマ。
第1話では、専業主婦の詩穂とワーママ(働くママ)の礼子(江口のりこ)の衝突をメインに、1日中ずっと娘としか関わらず夫にも話を聞いてもらえない詩穂の寂しさや、仕事をしながらワンオペで育児と家事をこなす礼子の苦しさが描かれた。仕事と育児の両立で追い詰められた礼子が、言うことを聞かない保育園児の息子を思わず怒鳴りつける場面が印象的だった。
専業主婦は外で活躍しながら多くの人と交流するワーママがまぶしく見え、ワーママは家事と育児に専念できる専業主婦の余裕が羨ましい。世間でもよくある「隣の芝生は青く見える」というシーンが散りばめられ、ネット上では「子育てで孤独すぎて『大人と話がしたい!』って気持ちめっちゃわかる」「江口のりこさんが仕事と育児の両立でパンクして爆発する場面、共感で辛くなった」「どっちも立場もしんどいよねぇ」「元気な時に観ないと共感しすぎてヤバイかも」などと、女性たちからの共感の声が続出した。
1話のTVerの再生数は3日までの計測で100万回を突破し、人気の指標となるお気に入り数も6日時点で63万件超と好調。前述したようにSNSでの盛り上がりもかなりのものだ。
好評だった最大の理由は脚本や演出の妙と考えるのが妥当だが、まずは今作に共感する女性視聴者たちが番組を観ていなければ始まらない。その女性たちを呼び込んだのは、主演の多部の力によるところが大きいだろう。
20代のころの多部はアイドル女優のイメージが強く、当初は男性ファンが中心だったが、次第に女性からの支持が上回るように。同性から見て嫌みがない、上品でフェミニンなかわいらしさがあり、その一方で2011年の主演ドラマ『デカワンコ』(日本テレビ系)などでは美人女優の限界を超えた「マンガ級の変顔」をたびたび披露。業界内では「ふだんもまったく飾ることなく、自分をよく見せるよりも作品の面白さを第一に考えてくれる」と評判だったが、それが視聴者にも伝わって好感度がぐんぐんと高まった。バラエティやトーク番組で垣間見える、多部の飾らない性格は女性たちの共感を呼び、親近感のある「好感度女優」という立ち位置に。2019年のNHKドラマ『これは経費で落ちません!』の好評を経て、2020年にヒットしたTBS系ドラマ『私の家政夫ナギサさん』で女性支持の高さは絶頂を迎えた。女性から支持される女性タレントは男性視聴者があまり関心を示さない傾向があるが、多部の場合は男性ファンもしっかりいるのが特徴的だ。
そんななか、多部は大きな転機を迎えた。2019年に写真家の熊田貴樹氏と結婚し、2021年に第一子を出産。さらに昨春、約20年間所属してきた大手芸能プロ「ヒラタオフィス」系列の事務所から独立したのだ。
多部はコメディ系や健気なヒロインといった役柄のイメージが強かったが、私生活で結婚や出産といったライフイベントがあると「そのまま」というわけにはいかなくなる。とくに女優の場合、どうしても視聴者は本人の私生活を含めて役を見てしまうからだ。ここで徐々にうまくイメージを転換できるかどうかで、今後のキャリアが大きく変わってくる。
多部は2022年のTBS系ドラマ『マイファミリー』で母親役を熱演し、プライベートを反映した新たなキャラクターを構築していたが、今回の『対岸の家事』は題材的にも「ママ女優」への転身を決定づけるものになるだろう。大手事務所からの独立後にドラマの主演をこなしたという点も女優として大きな意味がある。このあたり、彼女は作品選びのセンスが抜群と言える。
また、仕事も家事も育児もすべて完璧な「ママ女優」だと近寄りがたい印象になるが、多部は出演するアフラック生命保険のCM撮影後のインタビューで、苦手な「揚げ物」に挑戦していることを告白。「すごく苦手なのですが、子どもが揚げ物が好きなので、食べてほしいなという気持ちで揚げ物をたくさんするようになりました」と話し、「から揚げとか春巻きとか、ささみを巻いたものとかです。どうやったら焦げないんだろうとか、どうやったら中までちゃんと火が通るんだろう」と考えながら日々チャレンジしているという。
家庭の話題で「揚げ物が苦手だけどがんばっている」といったエピソードが飛び出すようになったことで、親しみやすさがより増した印象がある。こうしたエピソードは彼女のファン層のライフステージとも合致し、共感度がさらに高まるだろう。
ママ女優への華麗なる転身が成功すれば、公私ともに今まで以上に充実しそうだ。ママ女優というと、北川景子や上戸彩、武井咲、杏らが人気となっているが、今後はここに女性支持の高い多部が割って入る可能性がありそうだ。
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